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広島にサッカー専用スタジアム 推進協議、3年ぶり始動 '09/10/29

 広島県の官民でサッカー専用のスタジアム建設を目指す推進プロジェクトが2006年以来3年ぶりに動きだすことが28日、分かった。30日に広島市内で会合を開く。

 プロジェクトは県、広島市、広島商工会議所、広島青年会議所、県体協、市スポーツ協会、県サッカー協会、J1広島後援会、J1広島の9団体で構成。サッカー王国の拠点づくりを目指して03年にスタートし、候補地やスタジアム運営など具体的な協議に進展したが、建設の見通しが立たず活動は中断した。

 今年1月に県サッカー協会が市に対し、広島市中区の旧広島市民球場の跡地を利用したスタジアム建設の要望書を提出。広島のサポーターズ・カンファレンスでも建設を求める声が出ている。マツダスタジアム(広島市南区)のオープンもあってサッカースタジアム建設を望むムードが高まり、活動再開につながった。

 今後は以前の検討内容を白紙に戻し、あらためて建設実現に向けて意見を出し合う。(広重久美子)




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