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東北の大学生が台湾で交流
3月9日 4時22分

東北の大学生が台湾で交流
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東北の大学生たちが、東日本大震災のあとに多額の義援金を日本に送った台湾を訪れて、現地の大学生たちと被災地の復興をテーマに意見を交わしました。

宮城県と福島県の大学生およそ30人は、日本政府の「キズナ強化プロジェクト」の一環で今月6日から台湾を訪れていて、8日は台湾中部の台中市の大学で、日本語学科の学生たちと交流しました。交流会で、日本の大学生は、被災地の現状について発表し、仮設住宅で暮らす被災者を支援するボランティア活動の取り組みや、原発事故の風評被害を受けた農業や漁業の課題などを紹介しました。
そして、およそ200億円の義援金を送ってくれた台湾の人たちに感謝の気持ちを伝えました。
台湾の参加者の中には、被災地を訪れたことのある大学生もいて、討論会では、東北の自然の美しさや豊かな食文化などを、台湾でもインターネットなどを通じて発信していきたいと話していました。大学生たちは、最後に復興に向けたメッセージを横断幕などに寄せ書きして、交流会を締めくくりました。
参加した日本の大学生は「台湾の人たちが自分たちと同じように被災地のことを考えてくれていて、ありがたく感じた」と話していました。
また、台湾の大学生は「こうした活動を通して台湾と日本の若者の交流がより緊密になればいいと思う」と話していました。

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