朝鮮通信使祭り 釜山で5月開催=韓日の市民参加
【釜山聯合ニュース】韓日交流の象徴である「朝鮮通信使祭り」が、韓国・釜山で5月3〜5日に開催される。釜山文化財団が10日までに明らかにした。
今年は韓日両国が朝鮮通信使の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産への共同登録を推進する元年となる。主催側は今年の行事を多数の市民が楽しめる「市民参加型」の祭りに発展させる計画だ。
開幕日の5月3日には午後1時から釜山市庁で朝鮮通信使に関する国際学術シンポジウムが開かれる。韓日の学者や民間機関の関係者らが出席し、世界遺産への共同登録をテーマに討論する。
ハイライトは3日午後6時から行われる「朝鮮通信使の夕べ」と4日午後1時からの「平和の行列」だ。「朝鮮通信使の夕べ」では王による通信使の任命式や、日本に発つ通信使一行の無事を祈願する海神祭を劇形式で再現する。「平和の行列」では約1500人が参加し、通信使の行列を再現するほか、日本の5都市から七つの芸術団体が参加する行列などが行われる。
祭り期間中には竜頭山公園広場などでK−POPダンスコンテストなどど多彩なイベントが開かれる。
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