2013年3月11日月曜日
無題 ・・・。
あの日、
3.11 時に、
友人達を、失ってから、
わたくしの頭の中に
ずっと 駆け巡っていた
哀しい 「 歌 」 が ありました。
さだまさし の 『 精霊流し 』 。
ここ最近、
ギターで、弾いていました。
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去年のあなたの想い出が
テープレコーダーから こぼれています
あなたのために お友達も
集まってくれました
二人でこさえた おそろいの
浴衣も 今夜は 一人で着ます
線香花火が見えますか ?
空の上から ・・・
約束どおりに
あなたの愛した
レコードも一緒に
流しましょう
そして あなたの ・・・ 舟の後を
ついて行きましょう
わたしの小さな弟が
なんにも知らずに はしゃぎ回って
精霊流しが はなやかに
始まるのです
あの頃 あなたが つま弾いた
ギターを 私が 弾いてみました
いつの間に さび付いた糸で
薬指を切りました
あなたの愛した母さんの
今夜の着物は 浅黄色
わずかの間に 年老いて
淋しそうです
約束どおりに
あなたの嫌いな
涙は見せずに
過ごしましょう
そして 黙って ・・・ 舟の後を
ついて行きましょう
人混みの中を縫うように
静かに 時間が通り過ぎます
あなたと わたしの人生を
かばうみたいに ・・・
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逝ってしまった みんな ・・・
ずっと、
ギターで歌ってたのよ。
空に昇っていった みんな ・・・
聞こえていますか ?
淋しいです。