世界には本当にいろいろな人がいる。今月３日、インド中部マディヤ・プラデーシュ州に住む４５歳の男が、周囲をア然とさせるチン事を起こした。
シャーヒド・フセインさんは突然、床屋に入るやいなやカウンターに置かれていたカミソリを奪った。そして店員と客の目の前でおもむろにイチモツを取り出してそぎ落としたのだ。すぐに救急車が呼ばれて、近くのマハラジャ・エシュワントラオ病院に搬送されたが重体。
地元警察の調べによると、フセインさんはギャンブル依存症で、所持金を使い果たして２月１日から失踪中だった。自暴自棄になって自殺を図った可能性が高いが、精神を病んでいたとの情報もある。
また事件当日、「俺は宝くじを持っているんだ」と、叫んでいたという。
スッカラカンで自殺を図ったにしても、ナニを切り落とすとはずいぶんと自虐的な方法を選択したものである。インド人もビックリとはまさにこのことか？
（日刊ゲンダイ2013年3月8日掲載）