防寒グッズや最低限の生活用品も備えておくとより安心だ。
天災を“自分ゴト”として受け入れるきっかけとなった未曾有の災害は、われわれの意識と暮らしにどのような変化をもたらしたのか。そしていま出来ることは何か―――。
“備えあれば憂いなし”―
この馴染み深い諺が持つ意味合いを、より強く見つめ直し、文字通り“備え”に対する意識を高める時期が来ている。2年前の震災を直感的に思い、感じ、自分ゴトとして受け止めていたはずのわれわれが、いつしか感覚的にあの震災を捉え始めているのではないだろうか。今こうしている間にも、被災地では日々の暮らしに不自由を感じながら、復興を願い生きている被災者の方々がいるという現実があることを、感覚的に捉えているのではないだろうか。危機意識の薄れと災害の風化が、いま最も恐れるべきことかもしれない。
出来ることは“準備”しかない
防災行動の日常化と、将来の災害に対する備え。このふたつをわれわれは常に意識する必要がある。日常から非常への切り替えがいかに早く行えるか。その切替えが、救える命、助かる命につながる。自分は大丈夫だという考え方を今一度見直し、“非常は日常の中にある”という思いを再度強めるために私たちがいま出来ること。それは「準備」しかない。災害に対する「準備」と、災害に見舞われた時の心の「準備」。想像をはるかにしのぐ自然の脅威に負けない「準備」とは、いったいどんなものなのか。リアルな声を元に厳選した避難グッズ
災害時に「本当に必要なもの」を準備するという意識が何よりも大切。有限会社防災防犯ダイレクトから発売されている、避難時に役立つ「地震対策30点避難セット」を参考に、考えてみよう。
ライトは手回しで発電できるものが便利、また携帯電話を充電できる機能は重宝する。水や食料は、賞味期間の長いものにすると安心。調理不要ですぐ食べられるものを選ぶのが良いだろう。
なお、持ち出すアイテムを吟味した上でさらに重要になるのが、持ち出し袋そのもの。被災した際、倒壊した建物やガレキの上を歩くことがあるかも知れないと考えると、持ち出し袋の強度や機能性にもこだわりたい。「地震対策30点避難セット」ならば防炎・防水素材、雨水の浸入を防ぐ止水ファスナーも付いて強度に不安はない。その上、3箇所に反射材、取っ手には暗闇で光る畜光材が付いており、夜間の避難行動にも配慮している。
「地震対策30点避難セット」は、実際に避難所でどういうものが役立ったのか、そのリアルな声を元に防災士が厳選したアイテムと、機能性にも優れた持ち出し袋をパッケージにしたツールだけに、参考にしたいものだ。
避難時は小さい子を抱いたり、けがをしていたり、建物の倒壊で思うように歩けなかったりと、いつものように荷物を持てるとは限らない。10kg〜15kgまでとされる非常用持ち出し袋の重量だが、「地震対策30点避難セット」は5kg。いざという時の備えとして、“備えの軽量さ”も考慮する必要がある。
われわれは過去の経験から学ばなければならないことがたくさんある。あらゆる情報を参考にして、年に一度だけでも、我が家に必要な備えを見直し、話し合ってみてはいかがだろうか。［詳しくはこちら］
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