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　ゼロワン社長の大谷晋二郎（４０）が６日、破壊王Ｊｒ．こと橋本大地（２０）に「時代遅れの肉体改造論」を説いた。

　６日の東京・後楽園ホール大会は旗揚げ１２周年のメモリアル。大谷はメーンで田中将斗、大仁田厚と組み元横綱曙、関本大介、大森隆男組と真っ向勝負を展開。最後は曙の肉弾プレスに沈没したものの「情けなくても、格好悪くても、何度でも立ち上がる！」と早くも前を向いた。

　団体が節目を迎え、ゼロワンの未来を考えれば、自然と大地への期待は増すばかり。その大地は昨年１２月から左橈骨（とうこつ）骨折のため欠場中。目下、亡き父・橋本真也さん譲りの暴飲暴食を重ね、大幅な体重アップを目指している。

　そこで、かつてジュニアからヘビー級に転向した大谷は、自ら体験談を基に改造プランを提案。

「４、５人前を何時間もかけて食べた。食べ終わるのに３時間かかったこともあった。『そこからもう１人前食べろ』。そういう教えを受けた。今ではいい経験」

　大谷が“変身”に成功したのは、新日プロ在籍時の２０００年。カナダ・カルガリー在住のジョー大剛氏の下で計４か月間過ごし、体重を９４キロから一気に１０９キロまでアップさせた。その生活はまさに“生き地獄”だったという。

「大地には左腕が使えないなら、右腕だけメチャクチャ太くしてもいいと言っている。バランスはよくないのかもしれないけど…」（大谷）

　たとえ大地が不格好になろうが、それも破壊王が旗揚げしたゼロワンの将来のため。大谷は熱血サポートで大地を太らせる。