社会

「なにわの海の時空館」閉館 大阪市
(大阪府)
総工費176億円をかけ、大阪市が市政100周年を記念して建設した「なにわの海の時空館」が10日、入館者の伸び悩みから閉館した。きょうは閉館を惜しむ多くの人でにぎわったが、入館者数は初年度から予想の3分の1と振るわず、その後も毎年約2億円の赤字を計上し、去年橋下市長の指示で閉館の検討がはじまり引受先を公募していた。しかし展示物の撤去に5億円以上がかかることなどから応募者はいなかった。閉館したあとも、大阪市は警備などの費用として年間少なくとも5000万円を負担し続ける見通し。
[ 3/10 19:20 読売テレビ]