2013年3月10日放送
小濱 泰昭東北大学教授
これまでの乾電池よりもパワーが10倍長持ちする「新世代の電池」。その原理はなぜか、ある種の金属に塩水をかけるだけ。しかも、使いきっても太陽の熱などで熱すれば元に戻って繰り返し使えるという、夢のようながら不思議な電池です。しかもこれが発見されたのは、ひょんなきっかけ。リニアモーターカー実験線跡で新型車両の開発をしていた研究者が、たまたま車体に塩水をかけたところ、発電することが判明したのです。先日、3輪電動バイクで100キロの走行実験が行われ、実現が視野に入ってきた新型電池の不思議な実力をお楽しみください!