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最終更新:2013年3月11日(月) 1時53分

脱原発を訴えるデモや集会、全国各地で

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 福島第一原発の事故からあすで2年。国会前や福島など全国各地で、脱原発を求める大規模なデモや集会が行われています。

 国会前を埋め尽くす大勢の人々。東京・霞ヶ関では、脱原発を求める大規模なデモが午後5時から行われています。参加者は子供から大人まで幅広く、「命と原発は共存できない」などと書かれた横断幕を持って脱原発を訴えています。

 「(2年たって)日常で忘れ去られていると思うので、脱原発の声を絶やさないよう頑張ろうと」(デモ参加者)

 10日のデモには菅直人元総理や社民党の福島みずほ党首らも参加し、脱原発を訴えました。

 主催者の市民グループによりますと、去年3月から始まった官邸前の抗議活動はこれまでに45回行われていて、のべ128万人が参加しているということです。

 「原発のない福島を、安心して暮らせる福島を。これは私たち福島市民の願いです」(女性)

 また、11日で原発事故から2年になるのを前に、福島市では福島の現状や復興への願いを全国に訴えようと、およそ700人が集会に参加し全ての原発の廃炉を訴えました。

 また東通原発がある青森県でも、およそ1300人が脱原発デモに参加。東通原発の再稼働中止や核燃料サイクル施設の撤去などを訴えました。(10日17:15)

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