県内ニュース
イブニング・シックス
いわき追悼の祈りと復興の誓い(03月10日)
また午後からはいわき市主催の追悼式典が行われました。式では大震災が発生した午後2時46分に参加者全員が黙祷を捧げました。このあと遺族の代表が「以前より明るい街を作り犠牲者を安心させたい」と追悼の言葉を述べました。大震災では441人が犠牲となったいわき市。式典ではこのあと遺族による献花や地元の高校生による吹奏楽の演奏が行われ亡くなった人々の冥福を祈っていました。
脱原発!福島復興市民大集会(03月10日)
原発事故から2年になるのを前に、福島市で、脱原発を訴える集会が開かれました。この集会は原発事故の風化が心配される中、福島市の現状や復興の願いを全国に訴えようと市民団体が企画しました。集会ではおよそ700人が集まり県内10基を含む全ての原発の廃炉を訴えました。このあと参加者たちはJR福島駅前などをパレードして「原発のない福島を」と脱原発を訴えました。
双葉町長選挙 投票(03月10日)
井戸川克隆前町長の辞職に伴って行われる双葉町長選挙はきょう投票が行われています。双葉町長選挙には届け出順にいずれも新人で前の町議の伊澤(いざわ)史朗(しろう)さん元町議の尾形(おがた)彰宏(あきひろ)さん元県議会議員の丹野恒男(たんのつねお)さん無職の染森(そめもり)信也(しんや)さんの4人が立候補しています。投票は午前7時からはじまり郡山市にある双葉町の福島支所でも有権者が1票を投じていました。このほか投票は埼玉県加須(かぞ)市の埼玉支所でも受け付けています。双葉町長選挙は即日開票され午後10時頃には大勢(たいせい)が判明する見通しです。
新舞子海岸で震災鎮魂の人の鎖(03月10日)
東日本大震災からあすで2年福島県いわき市の海岸では全国から集まったおよそ900人が日の出の時間に手をつなぎ震災の犠牲者を悼みました。このイベントは震災や原発事故の悲劇を風化させたくないとの思いで市民団体が企画しました。いわき市の新舞子海岸には北は宮城、南は大阪からおよそ900人が集まりました。そして日の出時刻、砂浜で一列に並んだ参加者は手をつなぎ海に向かって黙祷を捧げたあと今後の復興を誓って「ふるさと」を合唱しました。福島県では震災でおよそ3000人がなくなりいまだおよそ15万4千人が避難生活を送っています。
季節の話題(03月09日)
季節の話題をお伝えしますいわき市内郷高野町にある「高野花見山」の一角では今「蝋梅」が見ごろを迎えています。黄色い花は青い空に映え、花びらに近づくと甘い香りが春の訪れを知らせてくれます。このロウバイ春の彼岸の頃まで、楽しめるということです。一方郡山市の「福島医療専門学校」では卒業式が行われ卒業生100人が出席し学科ごとの代表に卒業証書が手渡されました。卒業生は全員が国家試験を受けていて今月末の合格発表をまって接骨鍼灸院や歯科医院などに就職するという事です
いわき高野花見山で蝋梅見ごろ(03月09日)
いわき市の花の名所「高野花見山」では春を告げる「蝋梅」や「福寿草」が見ごろを迎えています。いわき市内郷高野町にある「高野花見山」の一角では今「蝋梅」が見ごろを迎えています。黄色い花は青い空に映え、花びらに近づくと甘い香りが春の訪れを知らせてくれます。また別の一角では福寿草も小さな黄色い花を咲かせています。福寿草と蝋梅は例年より2、3週間遅く咲き始めたということで、施設を管理する人はこの冬が例年になく寒かった影響ではないかと話していました。この福寿草は春の彼岸の頃まで、そして蝋梅は今月下旬まで楽しめるということです。
鶴ヶ城プロジェクションマッピング(03月09日)
きのう会津若松市の鶴ヶ城でお城に映像を映し出すプロジェクションマッピングが行われ、女優の綾瀬はるかさんも駆けつけました。鶴ヶ城の本丸に映し出された満開の桜。福島県に贈られた新種の桜「はるか」が10年後に満開になった姿です。この「鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか」は会津若松市が震災から2年を迎えるにあたって復興への強いメッセージを未来に向けて発信したいと開催しました。きのうは女優綾瀬はるかさんと俳優の松重豊さんもイベントに駆けつけました。この「鶴ヶ城プロジェクションマッピングはるか」はきょうとあすの午後6時から3回づつ開催されます。
藤沼湖で捜索活動(03月09日)
須賀川市では、警察が大震災による行方不明者の一斉捜索を行いました須賀川市の藤沼湖下流の川では、須賀川署員などが参加し初めて水中ロボットを使って捜索が行われました。須賀川市では地震による藤沼湖の決壊により、7人の命が奪われ、今も1人が行方不明です。およそ30人の署員たちは、ひとつでも手がかりが見つかるようにと、川の中を捜索していました。ごご2時46分には藤沼湖に向かって黙とうが捧げられました。藤沼湖周辺の捜索活動はこれからも毎日続けられます。
楢葉町で大震災犠牲者追悼式(03月09日)
楢葉町ではきょう東日本大震災で犠牲になった人たちの追悼式が行われました。大震災からあさってでちょうど2年を迎えるきょう楢葉町役場で行われた追悼式には遺族や役場関係者およそ60人が参加しました。はじめに松本幸英町長が、犠牲になった人たちの御霊に哀悼の言葉を送りました。そして、大震災で家族を奪われた遺族たちが献花台に花を手向けて、冥福を祈っていました。楢葉町では東日本大震災により13人の尊い命が奪われ、今も2人の行方が分かっていません。