【モスクワ=関根和弘】旧ソ連が30年以上前に侵攻したアフガニスタンで、行方不明になっていたソ連軍兵士の一人がアフガニスタンで生存しているのが確認された。複数のロシアメディアが伝えた。
生存が確認されたのは、バフレディン・ハキモフさん。1960年生まれで、行方不明兵士の捜索のため旧ソ連諸国でつくる「兵士に関する委員会」がアフガン北西部ヘラートで暮らしているのを捜し出した。
ハキモフさんは「シェイク・アブドラ」と名乗り、今は医療関連の仕事をしているという。ひげは長く伸び、ターバン姿。ロシア語はほとんど話せなくなっているが、自分の出身地である現ウズベキスタン領サマルカンドや、家族らの名前は覚えているという。
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朝日新聞国際報道部