らいくあらーめん

　軽く一膳の朝ごはんを済ませ、身支度ができたところで家を出ます。
　バスや電車の時間に合わせて家を出るコトが正しい生き方だとは思いますが、なかなか正しい人生を歩めません。

　お昼は途中下車して品川へ。
　蒙古タンメン中本品川＠品達、店先には10人程度の待ち客が並んでいます。
　他のお店も外待ちがあるので中本だけが流行っている訳ではなさそうです。
　先月も見ているはずですが今さら気が付いた営業時間の変更、平日は10:50から24:00となったこと。
　もう一つ、「遠方よりご来店いただいた際、新幹線の切符・航空券をご提示いただいたお客様には、麺大盛り・半ライス・プチ麻婆丼・ウーロン茶のいずれか一品をサービスを致します」とあります。

　遠方は？品川に到着した時点で（往復で買っていなければ）切符や航空券は手元に無いのでは？とは疑問は残りますが。
　先ずは食券を買うように案内され、自分の前の並んでいたお客さんはいずれも団体客だったようで、一人客の私は先にカウンター席に案内されました。
　厨房を見ると他店から異動になった店員さん、おお、彼の調理が品川で食べられるとは。

　程なくして冷しラーメン750円、野菜大盛りも麺少なめも忘れてスタンダードのメニューです。
　このメニューは唐辛子を一切使っていないので、一般的なラーメン屋的に言えば「野菜つけ麺」でしょうか。
　醤油で薄く味付けされた炒め野菜は豚バラ肉との相性も良く、このまま麺を食べずに食べ終わってしまうほど美味しいです。

　はっと思い出して麺、ぴかぴかと光る中太麺をつけ汁の浸けて野菜と一緒に食べるとこれまた美味しい。
　まあ、中本に来て辛くないメニューを食べるのは意味がないような気がしないでもありませんけど、美味しいものは美味しいわけで。
　あっという間に食べてしまってご馳走様でした。

　飲みに行くわけにも行かないので、登戸経由で都内に出て、比較的遠いお店を片付けるかと、先ずは亀戸へ。
　蒙古タンメン中本亀戸、常時、常に店長さんが調理されていますが、時々、副店長さんが調理されているとの話しを見聞きします。
　今日はどうかなと厨房を覗いてみると、やっぱり店長さん調理、まあ、そうだろな。

　満席ではないけど8割くらいの入りで、常時、常にこの位混んでいれば商売として成り立つんじゃないかと思っていますが、実際のところは知りません。
　店長さん、副店長さん以外は全て知らない顔で、色々な事情があって総入れ替えされたのでしょう。
　先ずは金曜日と言うこともあってビール350円、缶ビールがちょうどいいこともありますね。

　さて北極やさい900円、強烈な赤色ですね。
　北極やさいは北極ラーメンのトッピングに茹でモヤシを味噌タンメンの煮込み野菜に変更したメニューで、簡単にできそうで中々できなかったメニューです。
　ピュアな北極スープを味わうのは久し振りで、これが辛い辛い、ばっと汗が出るほど辛いです。

　汗だくでしばらく北極スープを味わってから麺、サッポロ製麺の中太麺はこのスープと一緒に食べるためにあるんじゃないかと思うほど美味しい。
　トッピングの煮込み野菜も北極スープを良く吸っていて美味しいです。
　ああ、美味しかったご馳走様でした。