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「信長好感度アップ大作戦」秀吉の妻の愚痴を聞くイケメン過ぎる手紙

 
 
 
織田信長.jpg
信長さん、カッコイイ (゚∀゚)

比叡山延暦寺焼き討ちなど、冷酷で合理主義者として知られる織田信長が、ヤキモチで愚痴をこぼす秀吉の妻 ねね (おね, 北政所, 高台院) をやさしく細やかにケアしている有名な手紙だそうです。女性の扱いを心得たその展開にイケメン過ぎる信長の一面がチラリ。

ブログ「戦国時代」の記事が素晴らしかったので紹介します

親族の反対を押し切って14歳の頃に秀吉の妻となった ねね。時は天正、浅井氏滅亡後に長浜城主になった秀吉は側室をドンドン迎えるようになり、正室の彼女は嫉妬に悩むようになります。たまたま(?) 安土城を通りがかった彼女は土産物をたくさん携えて信長を訪ね、秀吉に対する愚痴をこぼしたそうです。後日信長はこんな手紙をねねに送ります

そなたは以前よりはるかにきれいになった。そんな女房をもちながら不満を持つとはけしからんやつじゃ!あの“禿げネズミ”(秀吉のこと)がそなたのような女房と二度と出会うことはないのだから、今後は気持ちを明るく、(正室として)どっしり構え、嫉妬心など抱いてはいかん。

しかし、夫の面倒を見るのも女房の役目なのだからいいたいことも少々我慢するように。
なお、秀吉には意見しておくから安心しなさい。

戦国時代 : 信長と“おね”

( °Д°) なにこの素晴らしい展開

まず猛烈に褒め、同意しながら一緒に怒り、女性の意見をまるっとのみこんだあとで優しく諭す。最後に「あいつに言っとくよ」と安心させる。ねねが読みやすいようにひらがなを多用して書いてもいるそうです。

これ以上にない対応じゃないですか!? 女性に対して男性は頭ごなしになりがちですが、まるで女性の上司のようなきめ細やかさと、日本のトップたる貫禄。いや、なんかこう・・・いろいろ反省してしまうな・・・


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戦国時代


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image: Mike Licht