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佐賀の駅弁がベスト3 九州駅弁グランプリ | ||
JR九州の第9回九州駅弁グランプリの最終投票会が8日、福岡市の同社本社であり、昨年に続いて佐賀県勢が上位を独占する快挙を成し遂げた。武雄温泉駅で販売している「佐賀牛すき焼き弁当」(1260円)が2連覇を果たし、2位は唐津市の萬坊の新商品で博多駅の「やりいか重箱仕立て」(950円)、3位は前々回優勝の有田駅の「有田焼カレー」(1500円)が輝いた。 すき焼き弁当は、佐賀牛のうまみがより引き立つ味付けに進化させ、ご飯とのバランスを考えて肉の厚さも改良した。カイロ堂の池田淳子マネジャー(34)は「昨年の優勝で、行列ができるほど県内外から来ていただいた。狙ってはいたが、連覇できて本当にびっくりしている」と笑顔を見せた。 7県から計50品がエントリーされ、各県予選で14品が本選に進んだ。2月に一般600人が参加した試食投票会の結果に、JR九州の唐池恒二社長や料理研究家の上村節子さんら審査員による最終投票を加えて順位を決めた。 昨年3位の「いか三昧(ざんまい)」(今年4位)ではなく、新作で2位に輝いた萬坊の太田順子社長(33)は「うな重ならぬ、いか重をコンセプトに開発した駅弁。やりいかの柔らかな歯触りを出すため、低温調理という新技術を取り入れた」、有田焼カレーを製造する「創ギャラリーおおた」の廉隅浩介専務(52)は「3年連続の3位内。全国で応援してもらっている方に感謝したい」と述べた。 |
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2013年03月09日更新 |