蹴球探訪
金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【大リーグ】中島、幻の初タイムリー 雨で9試合ノーゲーム2013年3月10日 紙面から ああ、雨らめし…。米大リーグのオープン戦は8日(日本時間9日)、各地で17試合を予定していたが、9試合が雨のためノーゲーム。日本人選手が出場した試合はすべて中止となった。アスレチックスの中島裕之遊撃手(30)とブルワーズの青木宣親外野手(31)は安打を放ちながらも幻となり、思わず苦笑い。ジャイアンツの田中賢介二塁手(31)、レンジャーズの建山義紀投手(37)は出場する前に中止となった。 恨めしそうに天を見上げた。4回、無死一、二塁で、次打者サークルには中島。絶好のチャンスだったが、ここで無情の降雨ノーゲーム…。共同電などによると、足早にバスに乗り込みながら中島は「もう1打席、回ってきそうやったのに」と苦笑い。3回に適時二塁打を放ち、もう1本、と意気込んでいたところでの打ち切りだった。 記録には残らない。だが、3回は中島らしい対応力を印象付けた。1死一、三塁からの初球、前の打席で空振り三振したツーシームが内角に甘く入ると、巧みに体を回して捉えた。打球は三塁手の脇を抜けて左翼線へ。前日は右方向へ2安打したが、この日は一転して力強さを見せつけた。 試合が成立すれば、これが9試合目で初の適時打となるはずだった。「そうだったかも」と残念がりながらも、表情は明るい。初適時打は幻となったが、手に残った手応えは本物。この調子を続ければ、何度でも好機は巡ってくる。 PR情報
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