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【サッカー】

宮市、復帰戦で負傷 4カ月ぶり出場だったが…

2013年3月10日 紙面から

 【ロンドン原田公樹】イングランド・プレミアリーグ、ウィガンのFW宮市亮(20)が9日、敵地でのFA(イングランド協会)カップ準々決勝のエバートン戦で途中出場し、約4カ月ぶりに一軍の公式戦に復帰したが、相手選手からタックルを食らって負傷交代した。ケガの程度は分かっていないが、担架に乗せられて退場しており、軽傷ではなさそうだ。試合は3−0でウィガンが勝利し、準決勝へ勝ち上がった。

 悪夢は後半25分に起こった。タッチラインへ向かって転がるルーズボールに対し宮市が追いかけたところ、右後ろからエバートンのFWミララスがタックル。宮市の体は大きく跳ね上がった。ミララスはそのままスローインし、主審もゲームを続行したが、宮市はピッチへ戻って来なかった。ピッチ脇で右すね下部を押さえて相当に痛がり、そのまま担架に乗せられた。

 宮市は昨年11月17日のリバプール戦で途中出場したのを最後に右足を痛めて戦線離脱。この日、3−0でリードして迎えた前半40分、味方選手の負傷で途中出場の機会を得て右ウイングとしてプレーした。だが、復帰戦で大きなアクシデントに見舞われた。

 

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