蹴球探訪
金持ちクラブが勝てない Jの特殊性(3月1日)
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【サッカー】マルキはハット 横浜M5発 2試合で9得点2013年3月10日 紙面から ◇J1第2節 第1日 横浜M5−0清水各地で第2節の9試合を行い、昨季3位の浦和が宇賀神の決勝点で名古屋を1−0で退け、開幕2連勝と好発進した。横浜Mはマルキーニョスのハットトリックなどで清水に5−0で大勝。開幕戦黒星の昨季王者の広島は新潟に2−1で辛勝し、初白星を挙げた。鹿島は仙台に、大宮は磐田に競り勝った。 こんな結果は誰も予想していなかった。前半8分、中村俊輔のCKがそのまま入って先制すると、後半はマルキーニョスが立て続けにゴールを決め、なんと鹿島時代の2010年以来、自身2度目となるハットトリックを達成。終わってみれば5−0の快勝で横浜Mは開幕2連勝を飾った。 昨年は得点力不足にあえいでいたチームが開幕の湘南戦での4ゴールに続き2試合で9得点。開幕2戦でのゴールは95年の10ゴールというクラブ記録に迫るもので、1試合5ゴールは09年4月の神戸戦以来。また、先制ゴールの俊輔は史上67人目のJ通算50ゴール。そして、ハットトリックのマルキーニョスはJ通算124ゴールとなり、ウェズレイ(名古屋、広島など)と並んでJリーグ歴代外国人選手のトップに立ち、日本人を含めても歴代4位の大記録となった。 「そういう記録は知らなかった。チームが勝てたことは大きいし、さらに、そういう記録になったことは素直にうれしい」とマルキーニョスは満面の笑み。昨年年間で記録した10ゴールの半分をたった2試合で稼げば笑いが止まらない。 「昨年は最初に強いクラブが続いたし、今年はまだ準備ができていない相手が続いたという感じかな。2試合連続でセットで先制点を奪えたというのは大きいし、それが昨年とは違うところ」と主将の俊輔も満足そうに笑顔を見せる。 昨年の開幕7戦勝ちなしに比べて横浜Mが最高のスタートダッシュを切ったことは間違いない。 (荒川敬則) PR情報
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