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東京への高速バス「相馬ライナー」の運行 来月1日で廃止

 福島県南相馬市の旅行会社「SDトラベル」は相馬、南相馬両市と東京を結ぶ高速バス「相馬ライナー」の運行を4月1日の東京行きの便を最後にやめることを決めた。
 同社は運行を埼玉県のバス会社に委託していたが、昨年4月に群馬県の関越道で起きたバス事故を受け、ことし7月に委託運行が禁止されることになり、継続を断念した。
 相馬ライナーは1日1往復。福島第1原発事故で常磐道が使えず、東北道を迂回(うかい)し、片道約6時間で結ぶ。同社は「現在でも赤字状態。運行継続には自社でバスを保有し運行免許を取得しなければならず、廃止を決めた」と説明している。


2013年03月08日金曜日


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