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本当にパートナーにすべきは、苦しい時を共有できる仲間

2013/03/08


ぼくは仲間と一緒にどうこうするのが苦手です。フリーランス生活は寂しくもありますが、なんだかんだで楽しくやってしまっています。


苦しい時を共有できる仲間

ある人から「イケダさんは誰かが苦しい状況になると、自分を守るために離れていくよね」という厳しいご指摘をいただきました。うっ、超痛いところを突かれました(誰に言われたかは、あとでネタばらしが待っています)。


確かにぼくは、人が苦しんでいる場面を見て、心の底から共感をし、寄り添いつつ、一緒にその苦しさを乗り越えていく…といったことができません。苦しいのは頭では分かりますが、心情として肌感覚に落とし込めないというか。もちろん助けられたらいいなぁ、とは思いますが、あまり深く考えずに「ぼくには何もできない」と諦めてしまう傾向があります。

一方で、ぼくは誰かが勢いにノっているときは、うまく寄り添うことができるように感じています。良いもの(人)をもっと良くすることは好きですし、得意ですが、ダメになってしまったものを何とかするのは嫌いですし、苦手意識があるのです(ストレングス・ファインダーはかくも正確で、ぼくは「最上志向」と出ています)。端的にいえば思いやりに欠ける人間、ということですね。


ぼくのような人間は、パートナーにすべきではありません。なぜなら、楽しい時は一緒にいてくれても、辛く苦しい時に、頼りにすることができないからです。

言わずもがな、本当にパートナーの価値が問われるのは、楽しい時ではなく、むしろ辛く苦しい時です。

立ち上げた会社の業績が悪い時に、社員がみんな離反していったらキツいですよね。ゆえに、パートナーを選ぶ基準は、「この人なら辛い時期も一緒に乗り越えてくれるか」なのです。


ぼくがフリーランスでやっているのは、誰かと苦しみを共有するのを恐れているからかもしれません。自分ではそう思いたくないですが、まぁ要するに、苦しい時間を共有し、乗り越えることをめんどくさいと思ってしまっているのでしょう。慈愛ならぬ、自愛ですね。

世の中には、正しい慈愛を持っている人もいます。ぼくはビッグイシュー・オンラインに掲載された「結婚を約束していた人が突然の事故で亡くなってしまいました」という相談を読み、感動しました。あぁ、こういうコミュニケーションも可能なんですね。ぼくには真似できない…逃げ出してしまうでしょう。

この思いやりのなさは20数年かけてインストールされたものなので、そう簡単には払拭することができなそうです。自分を守ることをやめる必要があるのでしょう。真人間になるために頑張ります。


最後にネタばらし。「イケダさんは誰かが苦しい状況になると、自分を守るために離れていくよね」とぼくに伝えてくれたのは、奥さんでした。辛辣なダメ出しをしてくれる、最良のパートナーでございます。以上、のろけ記事でした。


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