経済TPP参加条件を情報収集 林農水相、「後発不利説」の真偽確認2013.3.8 10:20

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TPP参加条件を情報収集 林農水相、「後発不利説」の真偽確認

2013.3.8 10:20 通商・貿易

 林芳正農水相は8日の閣議後会見で、昨年6月に環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加が決まったカナダとメキシコについて、「どういう条件が付いて参加が認められたか情報収集をしていきたい」と述べた。先行して交渉入りした米国など9カ国が、後発組の両国に不利な条件を提示したという一部報道を受けた措置。

 TPP交渉は平成22年に米国やオーストラリアなど8カ国が開始し、同年10月にマレーシアが加わった。カナダ、メキシコ両国は昨年11月から交渉会合に参加しているが、先行参加9カ国の合意した条文の再協議を要求できないなど不利な条件を受け入れることで参加が認められたという一部報道があった。

 これに対し、林農水相は「現段階で把握していない」とした上で、「情報収集をしっかりやっていく。外交関係で公開できないことはあるが、情報公開に努める」と述べた。

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