品がある ない(3月9日)

日本最初の記念切手発売
1894年3月9日に、日本で初めて記念切手が発売されました。

発売されたのは明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念したものです。いわゆる銀婚式記念切手です。

印刷されたのは2銭と5銭の2種類でした。

ご成婚25年記念切手

記念切手とは郵便局や販売期間、枚数に定めのない普通切手とは異なり一定枚数のみ印刷され、場合によっては販売される郵便局や販売期間、郵便に使用できる期間までも制限されるのが特徴があります。(ウィキペディアの記述から)

最近ではやたらと制作されていますので、記念切手は珍しくありません。でも、日本の切手は美しいと評判です。

他の国で有名なのはイタリア半島中部にある、世界で5番目に小さな国サンマリノの切手です。日本の記念切手で、サンマリノをテーマにしたものを発行したことがあります。

とても昔の話ですが、サンマリノを訪問したときに、「美しいまちだ」と感動したことを覚えています。サンマリノがテーマになることには、十分納得できます。

 

湯河原千代田荘についての陳情
3月5日に、千代田区連合長寿会関係者から「湯河原千代田荘区民保養所施設のあり方の見直しに関する陳情」が提出されました。

陳情内容は、以下の通りです。

① 湯河原千代田荘の見直しに当たっては、長寿界の利用者の意見を十分に聴取していただきたい。   

② 湯河原千代田荘の見直しに当たっては、他の3つの保養施設のあり方も並行して議論していただきたい。  

③ 保養所のあり方については、利用者がそれぞれ異なることから、それぞれの利用者の意見を十分聴取していただきたい。

陳情は生活福祉委員会に送付されました。

議会では、「湯河原千代田荘に税金の無駄遣いを続けたい」とする、行政提案に反対しました。急いで千代田荘の見直しをすべきだという結論を出しています。

陳情の②の内容は、行政側が「やりたい」としていることです。時間をかけることによって、湯河原千代田荘の持ち主である湯河原町町長に、千代田区民の多額の税金を費やしたいということです。

陳情の③は、物理的に見て事実上不可能な内容にになっています。時間をかけることで、現状の無駄遣いを続けろという趣旨になってしまいます。

「無駄遣いを続けろ」などという要請を、良識ある団体の責任者が行うとは思えません。誤解される情報提供と、陳情の提出を働きかけた人がいるはずです。

陳情内容が行政側の主張と、ほぼ同じです。想像するに、行政関係者の働き掛けによるものと思われます。役所は、こんなことばかりやっているのですね。

知らぬ存ぜぬ
3月6日の代表質問で、自民党と公明党が「区長選挙中、酷いネガティブキャンペーンが行われた」、「石川区長はどう受け止めているのか」といったことを質しました。事例を挙げての質問です。

2年前の区議会議員選挙においても怪文書がばら撒かれ、ネガティブキャンペーンが繰り返されたことも指摘されました。

これに対して石川区長は答えませんでした。再質問しても答えません。

他方、「与党質問」に対しては積極的に、「質問の趣旨に従う」ような答弁をしています。

流石です、さっそく選挙応援の効果が出ました。「反自民区政」などと言われそうな質疑応答でした。


予算委員長に嶋崎議員

3月7日に予算特別委員会が設置されました。委員長には嶋崎秀彦議員(自民党幹事長)が選出されました。

実は、自民党は委員長就任を固辞していました。
石川区長を当選させた、「新しい千代田」か「民主系の議員」が委員長を担うべきだというのが理由です。

予算は区長が提出する最大の議案といえるもので、これが決まらないと何もできません。当然、石川区長のために体を張る立場にある人が努力すべき性格のものです。

ところが、「与党」の中に引き受け手がありません。
そこで、原則に則って投票で委員長を決めようとなりました。そうなれば、「与党」委員長が選出されます。

しかし、「予期せぬ出来事」があり、それを治めることが必要となりました。

また、新しい千代田・ちよだの声民主・ちよだの声・共産党の皆さんから、繰り返し強い要請があったために、嶋崎議員が引き受けるはめになりました。

おかしな話ですね。


今度は永田議員が

3月7日の本会議質問で永田議員が、「民主党政権時代に酷い目にあった人がいた。民主党は人殺しだと言っていた」と、話をしたところ、小枝議員・岩佐議員・小林たかや議員・寺沢議員から、「永田議員を処分しろ」といった、要求書が出されました。

侮辱された。議会の品位を汚したというのが理由です。

民主党に対する国民の話を紹介したものですが、「民主党を代表する一人である私、岩佐りょう子に対する侮辱である」と、いうのが岩佐議員の主張です。また、議会の品位を汚したというのが岩佐議員を含む4議員の主張です。

永田議員の発言は、岩佐議員を特定して批判していません。

それに、岩佐議員は区議会議員選挙では民主党公認だったかもしれませんが、現時点で民主党に所属しているのかどうか、部外者にはわからないのです。

それに会派名は『ちよだの声民主」であり、民主党議員団ではありません。千代田区議会に民主党員がいるのかどうかは外からはわかりません。

それなのに、「民主は私のことだ」というのもおかしな話です。
この程度の話を「私が侮辱された」とするのであれば、何でも引っかけることができます。

まともに議論すれば矛盾だらけの話です。しかし、議会運営委員会で懲罰対象かどうか、懲罰だとするなら、どう処分すべきかを検討することになりました。

理不尽であっても、要求されたら懲罰の検討をするという法律になっていますので、仕方がありません。

今後、数多くの処分要求が出されそうです。
後味が悪い「予期せぬ出来事」でした。

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