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スタバそっくりロゴ使用 ガールズバー摘発

スタバ類似ロゴ、看板に 店舗の外観
コーヒー店チェーン大手「スターバックス」の類似商標を使い営業していたガールズバー
Photo By 共同 

 コーヒー店チェーン大手「スターバックス」とそっくりのロゴを、女性従業員が接客するガールズバーの看板などに使用したとして、千葉県警東金署は8日、商標法違反の疑いで千葉市緑区の「クリエイティブ・コンサルタンツ」と、同社の男性役員(32)を書類送検した。

 送検容疑は昨年5月下旬から今年1月中旬まで、同社が東金市で経営するガールズバー「スター・バー」で、米スターバックス社が登録している商標に似せたロゴを、看板や店員の服などに使用した疑い。

 同署によると、役員は「まず“スター・バー”という店名を考えついて“スタバ”のロゴを使おうと思った」と容疑を認めている。本家と同じ緑色とのロゴは役員がネット上から勝手に盗用し、、女性が両手にビールジョッキを持った姿に加工。さらに店名部分を「STAR BAR」に変更していた。看板は業者に依頼して作ったという。

 スターバックスコーヒージャパンのホームページによると、千葉県内には47店舗を展開しているが、東金市内はゼロ。

 ロゴは米国で1971年に開業して以来、4パターンあるとされ、現在は“4代目”。盗用されたのは、1992年から2011年2月まで使用された「3代目」に酷似している。

 東金署員が昨年秋、JR東金駅から1キロほどの住宅街の一角に掲げられた看板に気付き、日本法人に連絡。米本社からの告訴を受理して捜査していた。摘発以降、営業はしていない。

 「スター・バー」は15人程度の客が入れ、カウンター越しに女性従業員が飲料などを提供する営業形態。捜査関係者は「営業システム自体には問題がなかったが、看板は色、文字もそっくり。でも一目見れば偽物と分かる。人気店に便乗したのだろうが、飲食店としての売り上げはあまりなかったようだ」と話した。

 ▽スターバックスコーヒー 1971年に米ワシントン州シアトルで開業。エスプレッソを使用した「ラテ」を中心に、飲み物のテークアウトスタイルを確立し43カ国・地域に拡大。日本は96年8月、銀座に初上陸、店舗数はライセンス店を含め994店(12年3月末現在)。

[ 2013年3月9日 06:00 ]

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