• 難しいっすね
  •  先ほど投稿していた一部小説を削除しました。理由はまあ色々引っかかること……なんですが、周りに迷惑がかかると言われましたので、個人的にアカウントを消されるなら仕方ない、というか割とどうでもいいのですが、やはり全体に迷惑がかかると言われれば仕方ないでしょう。

     今回のは正直試験作、というかどこまで『あり』なのか? っていうことを考えて昔書いていた奴です。あり、なしのラインは明確でないし、商業作品でもそのラインはやはりあやふやだと思います。どこまでがオマージュでどこまでがパクリなのか。設定を貰い受けるのはパクリなのか、固有名詞を貰い受けるのはパクリなのか、まーキリがないです。

     とりあえず版権切れである作品のパクリはいいでしょう。みんなやってます。神話伝説関連は問題ないです。でもエルフは? 耳長の外見はトールキンの著作発です。ホビットは? これは明確にダメでしょう。まあ僕自身指輪物語が好きで、その辺りに色々考えさせられているんですが、正直今の創作者が、誰かの権利を、著作を踏みしめず何かを作ることは不可能です。探せば類似品は見つかるし、ファンタジーの元をたどればほとんどトールキンら近代の先人にぶち当たります。なーんてこまごま考えていたわけです。就職活動中にも関わらずwww

     どこからどう見てもパクリだった僕の作品ですが、どこからどう見ても版権にはかからないように工夫したつもりです。まあ個人の実験は自サイトでも立ちあげて自身の裁量の及ぶところでやりたいと思います。そうすべきだと思っていますし、そうすべきだったと反省しています。

     ただ、わかっていてパクるか知らずにパクるか、どちらが創作者にとってあるべき姿かと考えると、わかっていてパクる、そちらの方が創作者としては正しいと思います。僕は理解してエルフ族を出しますし、僕は理解してオークなどの化物を出します。それらを知らずに出すのは怠慢でしかないです。知らなかったは創作者にとって最も恥ずべき姿だと思います。その上でどこまでがセーフなのか、それを見極める目を養いたいですね。何もかもダメなら、そもそも今何かを作ることは不可能に近いですし、そんなもの読者は求めていないでしょうから――

     とまあ偉そうに色々語りましたが、今回ははっちゃけ過ぎました。オリジナルの書きためでもゆっくり投下して就職活動に勤しみたいと思います。もしご迷惑をおかけした方がいられましたら、謝罪します。申し訳ございませんでした。
  • 2013年 03月09日 (土) 12時43分
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