私、宮咲 茜は幼馴染で親戚の御子神 晃と恋人同士。学校でも有名な
ラブラブ熱々の『バカップル』。
実は私達が付き合いだしたのは、私が晃に「Hな催眠術かけて」って
お願いしたから。日頃から催眠術使ってHしていたりする。
注:この作品の本編は、友好サイト「E=mC^2」にて読むことが出来ます。
「茜ちゃん、Hな催眠術かけて欲しい」
「ふぇ」
頼んできたのは、隣りのクラスの畑山 静香(はたやま しずか)ちゃん。一年の時同じクラスで親しくなって、二年は全く別のクラスでちょっと疎遠になり、今年隣りのクラスで再び仲良くなった友達。マヌケな声で答えたのは、私、宮咲 茜(みやさき あかね)。
今日「一生に一度のお願い」があると聞いて、静香ちゃんの家にお邪魔してるわけ。
・・・そう言えば以前、同じような事を晃(こう)にお願いしたっけ?
晃って言うのは私の恋人「御子神 晃(みこがみ こう)」。アキラじゃなくて、コウと読む。幼馴染で親戚関係。親も公認の恋人関係。
二人が恋人なのは、友達だけじゃなくて先生を含めた学校中に知れ渡っている。私達の作った伝説『お座り記念日』と『お姫さまダッコ記念日』を越える「バカップル」は、未だに現われていない。
★★★★★★★★★★★★
「えーっと、もっかい言ってもらえる?」
「だ〜か〜ら〜、催眠術使ってHなことして欲しいの」
「・・・真剣(しんけん)・・・?」
「真剣(しんけん)と書いて、マジです」
「・・・」
そんな冗談めいて言わないで・・・どっちなのか分からないじゃない。抗議の目で睨んでしまった。
「ごめん。ホントに真剣なの」
「・・・なんで・・・?」
ちょっと申し訳なさそうな静香ちゃん。でも普通、女の子同士でもHな催眠なんてかけて欲しがらないよ。
「私ね。不感症気味なの・・・。だから、もっと感じる体になりたいの」
「・・・」
不感症? それって、自分で慰めるやり方が悪いんじゃないの? 催眠術って万能薬じゃないよ。
「もしも、間違えてたらごめんね。茜ちゃん、もう御子神君と・・・でしょ?」
「・・・」
上目遣いに、意味深な視線で私を見る。うっ、どう答えれば良いのか分からない。
私と晃の関係はトッコと霞ちゃんしか知らないはず。あの二人が私に無断で話すなんてあり得ない。どうして気が付いたの? それとも、ただの「感」?
トッコと霞ちゃんは、私の大事な親友。よくいたずらされちゃうけど、口はとっても堅くて信用できる。
「あのね。私、『鼻』良いの。将来『調香師(ちょうこうし)』目指してるくらいなの。それでね、『お座り記念日』のちょっと後、御子神君と同じシャンプーの匂いしてたから、もうしちゃったって思ったんだけど。違う?」
「・・・違わないです・・・」
真っ赤になって答えた。シャンプーの匂いは、つい先日「赤い髪の魔女」こと、お姉ちゃん・・・お兄ちゃんの婚約者、御陵 京子(みささぎ きょうこ)さん・・・にも、指摘されてた。
お姉ちゃんには洗ってすぐだったからばれたと思うけど、静香ちゃんにもばれていたとは・・・。静香ちゃんの鼻って、もしかして犬並?
「あっ、ごめん。いじめてるわけじゃないから・・・誰にも言わないから安心して」
「・・・うん、ありがと・・・」
秘密にしてくれるって聞いて少し安心した。
「それでね、話し戻すけど・・・私もね、しちゃってるの」
「えっ!」
驚いた。静香ちゃんが誰かと付き合ってるなんて初耳。静香ちゃんに限って援助交際なんて考えられないし。
「えへへ、相手は茜ちゃんと一緒。幼馴染なの。付き合う前まで『お兄ちゃん』て呼んでたの」
「年上の人?」
「うん。三歳上。去年の夏前に告白されて、夏にしちゃった。だから茜ちゃんよりも恋人暦は長いの」
「・・・知らなかった・・・」
この後、しばらくお惚気(のろけ)を聞かされてしまった。私はトッコや霞ちゃんにお惚気を聞いてもらってるけど、静香ちゃんはホントに誰にも言ってなかった。誰かに聞いて欲しくてたまらなかったのね。
相手の人は、静香ちゃんの三軒隣りの「加賀野 壮介(かがの そうすけ)」さん。静香ちゃんは『壮ちゃん』って呼んでいる。お付き合い前は「お兄ちゃん」とか「壮兄ちゃん」だったらしい。
私とちょっと違うのは、静香ちゃんの初恋は、幼馴染の壮介さんじゃなかった事。一年の時に同じクラスだった子なんだって。その子にはラブラブ熱々の恋人がいるから、仲の良い友達でいることを選んだって。でも失恋で落ち込んでいるところに付け込まれたんじゃなくて、ホントに壮介さんが好きだって強調してる・・・これもお惚気だね、ご馳走さま。
★★★★★★★★★★★★
「それでね。もう何回もしちゃってるんだけど、『アレ』あんまり気持ち良くならないの」
「じゃあ『少し』は気持ち良いの?」
なんだか『わい談』っぽいけど、お互い結構真剣に話してる。
「うん。少しだけだけど。あれじゃ一人Hの方がマシだし・・・一人Hもそんなに気持ち良いって思わない、逝った事もないの」
「・・・」
ちょっと返答に困る。
去年の夏からのお付き合いなら、もうすぐ一年。普通に考えれば、それなりに気持ち良くなるはず・・・と、思う。アレしちゃってから一人Hに目覚めて、そっちの方が良いって言う人だって居る・・・って、レディコミに書いてあった。
それと、静香ちゃんと話してて分かったけど、あー、なんて言うのか、私達の方がこう言う関係になったの半年以上遅いけど、まあ、そのー、アレしやってる回数、同じくらいだよ。むしろ多いくらい・・・知らなかったけど、私達こいぃぃ生活してたのね。これからはトッコたち相手でも、惚気るのは控えるべきかも・・・。
「あっ、あのね。気持ち良くなりたいってことじゃなくてね、私が気持ち良くないのが壮ちゃんに分かって嫌われるのが怖いの」
「・・・(こく、こく)・・・」
それ、分かる。とっても分かる。女の子は、してる行為よりも心の充足感で満足できちゃう。それなのに男の子は絶対逝くし、女の子を逝かせたいって思ってるらしい。
私は幸か不幸か、最初から・・・催眠術にかかってたからだけど・・・逝っちゃった。今も、催眠術かかってなくても、絶対逝っちゃうって言うか、逝かされちゃう。
逝かされちゃうのって、なんだか体も心も相手のものになれたって思えて、幸せに浸れるのよね。この幸せって思える感覚は、静香ちゃんにも教えてあげたい。
「感じてる振りしてるけど、ホントに感じたいって思いもあるし・・・って、何言ってるんだろ」
話してるうちに、静香ちゃんは混乱してるみたい。真っ赤になって、意味もなく手を振り回してる。
ちょっと面白いかもって、笑ったら失礼だろうな。静香ちゃん真剣なんだから。
「大丈夫、言いたいこと分かってるよ」
「うん、ありがと」
私の言葉で静香ちゃんも少しは落ち着きを取り戻した。
言いたいことは分かったけど、どうすれば良いのかは分からない。晃に相談するのは、静香ちゃんが恥ずかしいよね?
「どうする? 晃に相談しようか?」
「ダメ、恥ずかし過ぎる・・・」
静香ちゃんはまた真っ赤になった。思った通りの答えだけど、どうしようもないんだよね。
★★★★★★★★★★★★
「・・・だから、茜ちゃんにHな催眠術かけて欲しいの」
「・・・」
これで、ようやく、最初の話題に戻ったような気がする。
・・・『壮介さんとHしちゃう時』に『感じる』ように暗示か、後催眠を与えて欲しいって事だよね。
以前、私が晃に頼んだのは『Hな催眠術で感じさせて』って事だったから、静香ちゃんのお願いをちょっと勘違いしちゃってた。ちょっと恥ずかしいかも。
話しは分かったけど返答に困る。
「・・・ダメ・・・?」
「ダメじゃないけど、私じゃ解決できないよ。晃だったら暗示で、『壮介さんとHしちゃう時』に感じるようにできると思うけど。私じゃどんな暗示かければ良いか分からないよ」
私だって、被暗示性の高い人だったら、催眠状態にする程度ならできる。
一年の時、静香ちゃんは晃に催眠術かけられてるから、被暗示性が高いのは知ってる。だから、私でも催眠状態にするのはできるはず。
でも私じゃ晃みたいに、いろんな暗示を与えるのは難しい。晃なら絶対できるって保障もないけど。
「・・・あの〜、恥ずかしいんだけど・・・実践して欲しいの・・・」
「実践って?」
まさか、私と晃で「やってみせて!」って事じゃないよね? 「私に催眠術かけて」って言ってるんだから違うはず。じゃあ「実践」ってなに? まさか、静香ちゃんにかけて、壮介さんとの愛の行為を見ていて!って事じゃないよね?
「あの・・・だから・・・催眠術かけて、触って欲しいって言うのか・・・」
「!」
真っ赤な顔の静香ちゃん。私もたぶん真っ赤だろう。
・・・言いたい事は分かりましたが・・・お嬢さん、そんなことして良いの?
「ダメ?」
「・・・静香ちゃんの言いたいのは、催眠術かかってる静香ちゃんに、私がHなイタズラしちゃっても良いってこと・・・?」
「・・・ピンポ〜ン・・・」
ふざけているのは、照れ隠しだろう。
「でも、それって女の子同士でも恥ずかしくない? 浮気にならないかな?」
「・・・恥ずかしいけど、茜ちゃんなら・・・。それに女の子同士だから浮気じゃないよ、なんて言うのか『治療』って考えてるけど・・・」
うーん、『治療』って言われると断りづらい。私も同じ女の子として、静香ちゃんの思いは分かるつもりだし。
「・・・ちょっと、考えさせて・・・」
「うん」
腕組みして考えてみる。
催眠状態にする事・・・たぶん、可能。静香ちゃんの被暗示性は高いし、どんな誘導したら良いか覚えてる。
暗示の内容・・・初めての時、晃が「してくれた」のと同じ事をすれば良いかな。
静香ちゃんが感じるか・・・ちょこっと不安。私の場合は、あの時まだ恋人じゃなかったけど、晃が好きだった。だから、感じたんだと思う。そんなに頻繁じゃけど、一人Hでも気持ち良くなってたし。
結論・・・やってみなけりゃ、分からない。
「じゃあ、やってみる? 100%自信あるわけじゃないけど、頑張ってみるから」
「やったー! ありがと、茜ちゃん(ちゅ)」
うきゃ、抱きつかれてほほにキスされちゃった。あっ、ダメ、女の子に抱きつかれたら、保護欲が沸いて、どんなお願いでも叶えてあげたくなるように、晃に後催眠かけられてるのよ。
・・・可愛い。頑張って感じるようにしてあげたい。
★★★★★★★★★★★★
「それでね、確認しておきたいんだけど、どこまでしちゃって良い?」
「どこまでって?」
静香ちゃんを抱きしめて、背中を優しく撫でながら問い掛ける。妖しい雰囲気が漂う。
これはあの時、晃も私に尋ねてきたこと。でも、女の子同士だし、お互いバージンでもないから、ちょっとくらい過激でも良いよね。
「服の上からでないとダメだとか・・・直接触っても良いとか・・・」
「えへへ、最後までしちゃって良いよ」
ちょっと驚いた。私はおっぱいのつもりで聞いたのに、静香ちゃんは「最後まで」って言ってる。「最後」ってあの「最後」だよね。
「最後ってホントに『最後まで』しちゃって良いの? 最後って、アソコ直接って事?」
「うん。茜ちゃんさえ良かったらだけど」
念の為に聞いたけど、間違いないらしい。
「まぁ『最後』まで行かないと思うけど、おっぱいくらいは覚悟しててね」
「ん、お願い」
ホントに「最後」まで行くことはないと思う。でも、おっぱいくらいは直接触っちゃうかな・・・と言うより、私が触りたいかも・・・。えへ。
★★★★★★★★★★★★
「じゃあ、催眠術かけるから、ここに座って・・・」
ベットを指差し、横座りしてもらう。私も横に浅く腰掛ける。
「・・・目を軽く瞑って、気分を楽に・・・ゆっくり深呼吸して・・・そう、ゆっくり・・・深呼吸してると気分落ち着いてくるでしょ? 気分が落ち着いてくる」
「・・・うん・・・」
以前、晃にかけてもらっているときでも、静香ちゃんは私と同じくらい被暗示性が高かった。今もそれは変わらないみたい。深呼吸させて落ち着いてくると言っただけで、ホントにリラックスしてくる。
「ゆっくり目を開けて・・・私の目を見て・・・目をそらしちゃダメ、目を瞑るのもダメ・・・ずっと見続けて・・・」
「・・・」
私は瞳を見詰める凝視法を『使う』のは初めてだけど、晃に良く使ってもらっていた。静香ちゃんも、この凝視法で催眠術をかけられることが多かった。
これ、短い時間で深い催眠状態になるから、私は使われるのが好き・・・って、今は、私がかけるんだから気を抜いちゃダメ!
「私の目を見詰めていると、私の瞳に吸い込まれるような気がしてくるよ。だんだん、吸いこまれる・・・瞬きが多くなってきた・・・目を開けているのが辛くなってきた・・・」
「・・・」
静香ちゃんの瞬きが多くなったのを見計らって「目を開けるのが辛い」と暗示をかける。
「頭もボーっとしてきた・・・もう、目を開けていられない。ほら、閉じちゃった」
「・・・」
静香ちゃんは、催眠状態に落ちた。でも、もっと深い催眠状態になってもらわないと困る。幻視が見えるくらいまで。
「もう静香ちゃんは、深〜い深〜い催眠状態になってるよ」
「・・・」
以前、晃から「あなたは深い催眠状態です」と言う暗示だけで、催眠が深くなると教わった覚えがある。
「私が『ハイ』と言うと、静香ちゃんの体がゆっくり後ろに倒れます。私が後ろを支えているから大丈夫。体が後ろに倒れると、意識もスーっと遠くなり気持ち良くなります」
「・・・」
軽く静香ちゃんの頭と背中に手を当てて、安心させる。ベットに座っているんだから、頭さえ打たなければ、怪我しない。
「意識がスーっと遠くなると、もーっと深く催眠がかかります・・・ハイ」
「・・・」
静香ちゃんの体が後ろに倒れる。
「あなたは、さっきより深い深い催眠状態になりました。ほら、体から力が抜ける。手の先から力が抜ける。腕からも力が抜ける・・・」
「・・・」
手の先から順番に力が抜ける暗示を与える。もう、静香ちゃんは深い催眠状態に落ちている。幻視が見えるのには、もう少し深くしないといけないと思う。
今まで、晃についてもらって何度か、トッコや霞ちゃんに催眠術かけたことあったけど、今回みたいに一人でここまで深くかけれたのは初めて。
ちょっと興奮してるかも。わたし・・・。晃はいつもこの興奮味わってるんだよね。ちょっと羨ましい。
★★★★★★★★★★★★
「静香ちゃん、ゆっくり目を開けて。大丈夫、目を開けても深い催眠状態のままよ」
「・・・」
静香ちゃんの虚ろ(うつろ)な目。焦点が合っていない表情は、同性ながら何かそそるものを感じちゃったりして。
「体に少しずつ力が戻ってくる。だんだん力が戻ってくる。ほら、もう体は自由に動く。ゆっくり体起こして」
「・・・うん・・・」
ゆっくり体を起こし、ベットに座りなおす静香ちゃん。私は隣りに座り、右手を肩に回し軽く支えるようにする。
「静香ちゃん、深い催眠かかってるの分かる・・・?」
「・・・うん・・・」
「そう・・・深い深い催眠だから、こうやると・・・また、体から力抜けて眠っちゃうよ(スッ)」
「・・・」
額に左手をおいて、そこから目を閉じさせるように手を下ろす。同時に肩に回した右手で軽く引き寄せる。それだけで、静香ちゃんの体から力が抜け、私に寄りかかってくる。
・・・かっ、可愛い。食べちゃいたいくらい。
今まで、自分にはレズっ気なんかないって思ってたけど、ちょっとあるのかも・・・。
少しフライングして、ほっぺに軽くキスしてみたりして。ちゅ。
「私が指を鳴らすと、気持ち良く目が覚めるよ。でも催眠は解けない。意識はしっかりして、体も動くけど、深い深い催眠状態。さぁ、目覚めなさい(パチン)」
「んっ」
静香ちゃんは目を開けるけど、さっきと同じ、虚ろな目。やっぱり可愛い。危ない趣味に目覚めちゃったかも。
「どう、催眠状態なの気持ち良いでしょ?」
「・・・うん・・・」
さあ、これからが本番。たぶん、幻視も見るはず。見えなくても裏技あるけど。
★★★★★★★★★★★★
「ほら、私の指を見て。じっと見ていると、うっすら光ってくるよ。ほら、優しい暖かそうな光に包まれてくる」
「・・・」
静香ちゃんの目の前に、左手の人差し指と中指を伸ばして差し出す。これは、あの時、晃が私に見せた幻視。
「光ってるでしょ?」
「・・・うん・・・」
ここで万一「光ってない」と答えられたら、「でも、光ってるのを感じることができる」と暗示させれば、十中八九、光ってると認識する。幻視が見えなくても、これで誤魔化すつもりだった。これが裏技。
「なに色に光ってるかな?」
「・・・赤色・・・」
こっちの思った通りのお答え。少し嬉しくなる。
「そうよ。赤く光ってる指は、熱を持ってるの。ほら、これから静香ちゃんのほっぺを触れば、指が熱くなってるのが分かる。火傷するほどじゃないけど、お風呂のお湯より温かいよ。ほら(ぷに)」
「・・・暖かい・・・」
ほっぺに光ってるはずの指を押し当てる。指が温かいのは当然なのに、不思議そうな顔をする。
この一連の流れは、晃から教わったもの。「優しい光」と聞けば「赤色」などの暖色系をを思い浮かべる人が多い。そして「赤色」からは「暖かい」とイメージする。念の為に最初に「温かそうな」としておけば、ばっちりこちらの思い通りになる。
「今度、光の色変えてみようか。指を鳴らすと、黄色い光に変わるよ・・・(パチン)・・・ほら、変わった。面白いでしょ」
「・・・うん・・・」
笑いかけながら、暗示を与える。この「笑いかけながら」や「面白いでしょ」と言うのもミソ。これで、笑顔を返さない人は少ない。静香ちゃんも面白そうな笑顔を返してきてる。
「黄色の光の時は、この指で触ったところがとってもくすぐったくなるの。触ったところがくすぐったくて仕方がない・・・ほら(つん)」
「・・・きゃ・・・」
指で鼻の頭を突ついただけで、可愛い笑い声を上げる。さっき、笑顔にさせたのはこのため。
「くすぐったいけど、嫌じゃない。身をよじるほどくすぐったいけど、また触って欲しくなる」
「(つん)ふんっ、(つん)きゃ、(つん)だめ、(つん)くすぐったいってば」
腕や足をつんつん突つくたび、可愛い声を上げる。身をよじって逃げるけど、すぐ触って欲しそうな顔をする。
「ほら、ここだって、くすぐったい」
「(つん)あん、(つん)きゃ、(つん)うん」
おへその辺りや、おなか、おっぱいの先っぽあたりも突ついて見る。あの時、晃は知らなかったのか、それとも付き合う前だったから遠慮してたのか分からないけど、おっぱいの先っぽをくすぐられるのって、気持ち良いのよ。女の子の体って不思議でしょ。
私も経験したけど、くすぐられるのも快感なの。Hな意味での快感にも少し似てるのよね。静香ちゃんの反応が面白いから、ついついイッパイ突ついてしまう。
「くすぐったくって、気持ち良い。もっと、触って欲しいでしょ?」
「・・・(こくん)・・・」
よしよし。計画通り。
「上、服脱いじゃおうか? 服脱いでくすぐれば、もっと気持ち良いよ」
「・・・(こくん)・・・」
ごそごそと、上着を脱ぎ出す。静香ちゃんは、前開きのシャツの下にTシャツを着ているので、シャツだけ脱いでもらおうと思った・・・んだけど・・・あ、あれ、Tシャツまで脱いじゃった・・・。可愛いブラ。もしかして、勝負下着? 今日のため、私の為に?
「もしかして、今日の為に・・・私の為に、可愛いブラ付けてくれたの?」
「・・・(こくん)・・・」
可愛い。それに嬉しい。男の子が女の子に服を贈るのは、脱がせる楽しみのためだって聞いた事あるけど、その気持ちが少しだけ分かった。
・・・もっと、可愛がってあげたい・・・。感じさせてあげたい。
★★★★★★★★★★★★
「座る場所変えようか・・・ここに座って」
「・・・」
ベットに横座りしてるだけじゃ、今一つ触りにくい。私はベットに上がり、壁に持たれかかって座る。そして足を軽く広げ、静香ちゃんに足の間へ座るように指示する。
「そう・・・そうやって私に持たれかかって」
「・・・」
えへへ。恋人がいちゃつく時によくするポーズ。静香ちゃんを軽く抱きしめ、体を摺り付け髪の匂いを嗅いでみる。なんか気持ち良いかも。男の子っていつもこんな気持ち良いことしてるのね。
「もう一度、私の手見て。今度は指だけじゃなく、手のひら全体が光ってくる。光ってるの分かる?」
「・・・(こくん)・・」
両方の手のひらをかざしながら暗示を与える。指先だけじゃ、おっぱい全体を可愛がれないからね。えへ。
前、晃が私にしてくれた時は「ピンクの光」に変えたけど、このままの方が良いよね。
「ピンクの光」って言うのは、私に使ってくれた「触れば感じる」暗示なんだけどね。静香ちゃんは不感症気味って言ってたんだから、「感じる」って言う暗示より、このまま「黄色い光」=「くすぐったい」と言う暗示のが受け入れやすいと思う。
「手のひら全体が光ったら、くすぐったさが弱くなるの。くすぐったいけど、身をよじるほどじゃないの。ほらね」
「・・・うふ・・・」
最初のように鼻の頭を突つく。微妙にくすぐったがるけど、さっきほど、大きく身をよじらない。「ほどほどの」くすぐったさになったみたい。
・・・さあ、これからHに突入よ!
「女の子はね。おっぱいをくすぐられるのって気持ち良いのよ・・・ほら(つん)、くすぐったいけど気持ち良いでしょ」
「・・・やん・・・」
指の腹でおっぱいの先っぽを軽くマッサージしてみる。今の「やん」はホントの「嫌」ってことじゃないのよねぇ。世の男性諸君、ホントの「嫌」とつい言ってしまう「いや」の違いを早く区別できるようになってね。
「くすぐったいけど気持ち良い。くすぐったいのに、だんだんHな気分になってくる」
「・・・ふっ、うん・・・」
よしよし、ちょっとずつでも感じてくれてる。指の腹だけでなく、指全体で撫でるように、指全体から手のひら全体で撫でるようにしていく。たまにブラ越しのおっぱいだけじゃなく、すべすべのおなかや胸の谷間も撫でる。
女の子の体って、触り心地良い。自分のと他人のとじゃ全然感じが違う。癖になっちゃいそう。
「女の子のおっぱいは性感帯。だから、こうやって揉んでいると、とっても気持ちが良くなる。とってもHな気分になる」
「・・・うっ、あ、あん・・・」
静香ちゃんも感じてくれてる。嬉しい。女の子を鳴かせるのって、ホント気持ち良い。私も興奮してきちゃった。
「はい。これで、静香ちゃんのおっぱいは、好きな人に触られたら、いつでも今みたいに気持ち良くなっちゃうよ。おっぱいは感じるようになった」
「・・・あっ、あん、ふっ・・・」
おっぱいから右手だけを離す。残ってる左手は、やわやわとおっぱいを揉み続ける。
「女の子は耳だって性感帯。愛する人に触られたら、気持ち良くなる」
「・・・あっ・・・あん、あ・・・」
おっぱいと耳を同時に責める。こうすれば暗示の効果もあって、おっぱいの気持ち良さと耳の気持ち良さの区別が付き難くなるの。私の経験則だけど。
右耳を撫でる手をおっぱいに戻して、左手で左耳を撫でる。もちろん、空いてる右耳にはキスしたり、唇で甘噛みしてあげる。
・・・されるのも気持ち良いけど、するのも気持ち良いかも。
恥ずかしいけど、私のアソコも濡れてきちゃってる。自分の愛撫が静香ちゃんを「あん、あん」鳴かせてるって考えただけで、頭がポーっとしてきちゃう。やっぱり私、レズっ気あるの?
★★★★★★★★★★★★
「ブラ取っちゃおーか? 直接触ったら、もっと気持ち良くなれるよ」
「・・・あっ、ん・・・(こくん)・・・あ・・・」
今、頷いたよね。うん、頷いた。頷いた事にしよう。だって、静香ちゃんのおっぱい直接触りたいもの。始める前に、おっぱい直接さわるの覚悟してねって断ってるし、犯罪じゃないよね。合意してたよね。
静香ちゃんのブラ、フロントホックを外す。静香ちゃんも自分でブラを腕から抜いてくれる。静香ちゃんの柔らかいおっぱいを優しく愛撫してあげる。唇で耳も愛してあげる。
「ほら、直接触ったら、もっと気持ち良くなった」
「・・・あっ、あん、うっ、うん・・・」
返事なのか、鳴き声なのか分からないけど、喘ぎ声が大きくなった気がする。他人のおっぱいをこんなにイッパイ触るの初めてだけど、とっても気持ち良い。手のひらが性感帯になったみたい。
そうそう、無意識でやってたけど、暗示与えたらその後、結果の確認をするのが催眠術の常套手段なんだって。晃から催眠術習ってる時、何度も教わったの。今ので言えば「気持ち良くなれる」が暗示で、「気持ち良くなった」って言うのが結果の確認ね。
・・・静香ちゃん、どこまで感じてるの?
感じてるのは間違いないけど・・・、アソコも濡れてるのかな? 一度、疑問に思ったら、確かめたくて辛抱できない。
ちょっと、ごめんね。ミニのスカートの裾を少しめくって「見る」。残念、見えない。
触っちゃって良いよね。最後までしちゃって良いって静香ちゃん言ってたもんね。そろそろと、静香ちゃんにばれないようにスカートの裾から手を入れて、ショーツを触ってみる。
「・・・あん!・・・」
ショーツに触れたとたん、静香ちゃんの体が跳ねた。あやうく、甘噛みしてた耳に噛みつくところだった。
・・・ひゃー、びしょ濡れだぁ・・・。
不感症気味ってウソじゃないの?って程、濡れている。これだけ濡れさせたのが自分だって思ったら、こっちも嬉しくなる。
・・・もっと、感じさせてあげる。
「分かる? 静香ちゃん、こんなに濡れてるよ。静香ちゃん、ちゃんと感じる体になったよ。これからは、愛する人とHしたら感じ過ぎて困るくらい感じちゃうよ。不感症なんて完全に治ったよ」
「・・・やっ、あっ、あん、あ・・・」
ショーツの上から優しく「女の子」を愛してあげる。手で胸を愛してあげる。唇で耳だけじゃなく、うなじの辺りも愛してあげる。
あっ、もう一箇所、感じやすくしてあげなきゃいけない場所があった。もう、おっぱいは十分感じるようになったよね。
「女の子はおクチだって性感帯。キスだけじゃなく、触られたって気持ち良い」
「・・・あ、あっ・・・」
おっぱいを愛していた手を、唇に持っていく。軽く開いた唇の表面や、ちょっと内側を軽く撫でてあげる。
「唇も気持ち良いでしょ。愛する人に唇を触れられたら、こんなに気持ち良くなる。舌を伸ばして指をなめてみたら、もっと気持ち良くなるよ」
「・・・あっ、あ(ちろ)んっ、ふっ(ちろ)ん・・・」
可愛い舌が控え目に私の指を舐める。舐めてきた瞬間に、もう片方の手でアソコを刺激してあげるのが裏技。これで、おクチの快感も倍増よ。
「気持ち良いでしょ。でもね、舌や唇だけでなく、おクチの中も性感帯なの。もっとおクチ開けて、噛みついちゃダメよ」
「・・・ふっ、ふぁん・・・」
晃がしてくれたように、静香ちゃんのおクチの中も愛してあげる。舌の表面や裏側を撫でたり、指を伸ばしたまま出し入れしてあげる。
「もう、これで唇もおクチの中も性感帯になったよ。愛する人にキスされたり、愛する人にフェラするだけで感じるようになったよ」
「・・・ふっ、うん、ふん・・・」
おっぱいに続き、おクチの開発も完了。これでキスだけでも感じるようになったはず。
・・・ひゃ、なんて可愛い顔するの・・・。
おクチから指を抜いた時、とっても切なそうな顔するんだもん。そんな顔したら、私のスイッチも入っちゃうよー。
ショーツの上から擦っていたけど・・・ショーツの中に指が忍び込んでいく。ごめんね。でも最初に、最後までして良いって言い出したの静香ちゃんだったよね。
★★★★★★★★★★★★
「・・・ひゃ、あん・・・」
女の子の感じるポッチに触れたとき、一段と大きな声を上げた。
「ここが女の子の一番感じるところ・・・」
「・・・ひゃ、あっ、あっ・・・」
スリットを上下に擦りながら、たまにポッチも親指の腹で刺激してあげる。
「擦るたびに、どんどん気持ち良くなる。気持ち良くってたまらない・・・」
「・・・あん、ふぁ、あ、ひゃ・・・」
上下に擦りながら、女の子の大切な入り口にも指を忍ばせる。入り口付近に浅く指を出し入れする。静香ちゃんは私が抱きしめていないと、倒れるくらいに暴れている。もちろん嫌がっているんじゃない。
「今、静香ちゃんの中にいるのは、あなたが愛してる人。愛する人とHしているから気持ち良い」
「・・・ひゃん、あっ、あっ・・・」
静香ちゃんの中というのは、もちろん・・・ね。他人の「女の子」に指を入れるのは、もちろん初めて。
指を精一杯奥まで押しこんだり、指の腹で女の子の中の天井を擦ったりしてみる。いつも晃がしてくれるように。
女の子の中は、温かくて濡れていて、ギューっと指を締め付けるくる。とっても気持ち良い。男の子っていつもこんなに気持ち良い思いしてるのね。自分に「男の子」がないのが、とても口惜しい。
私が指を動かすたび、静香ちゃんは可愛い声を上げて暴れまわる。
「愛する人とのHは気持ち良い・・・。愛する人とのHで感じるのは恥ずかしい事じゃない・・・」
「・・・あっ、あっ、あっ、あ、あーーー!・・・」
静香ちゃんが逝っちゃった。ううん、私が逝かせちゃった。初めて、女の子を逝かせちゃった。静香ちゃんの体がピーんと伸びて、太ももがピクピク小さく痙攣している。
・・・私も一緒に、ちょっと、逝っちゃったかな・・・。
「静香ちゃんの体は、愛する人とHしたら感じる体になった。愛する人とのHは気持ち良い。愛する人とHしたら、今みたいに逝っちゃうことができる。愛する人に感じさせられるのは嬉しい。愛する人に逝かされちゃうのは嬉しい」
「・・・(こくん)・・・」
トドメとばかりに暗示を繰り返す。もちろん、逝っちゃった後の気だるい体を優しく愛撫してあげるのも忘れてない。女の子って、逝ったあとも可愛がって欲しいの。
私が「愛する人」を繰り返すのは、女の子の心情。単純に「感じる体になった」だけでは、好きでもない人にも感じるようで嫌だもんね。
★★★★★★★★★★★★
「今から10数えると、静香ちゃんは催眠から覚める。催眠から気持ち良く目覚める。一つ・・・二つ・・・三つ・・・意識が少しハッキリしてきた・・・四つ・・・五つ・・・徐々に手足に力が戻ってきた・・・六つ・・・七つ・・・意識はもうハッキリしてます・・・八つ・・・手足に力が行き渡っている・・・九つ・・・次で完全に催眠が解ける、スッキリした気分で目覚める・・・十。はい(パン)。静香ちゃんは催眠から覚めました」
ちょっと惜しい気もするけど、静香ちゃんの催眠を解いた。解く前に服を着せるかどうか悩んだけど、結局、上半身は裸のまま。だって、もっと見ていたいもん。姿勢も恋人同士のようにダッコしたまま。もちろん、スカートからは手を抜いてるわよ。
催眠を解く前に、ベットの脇にあったティッシュで、静香ちゃんの体と私の手を清めておいた。
「どう、すっきりした気分でしょ?」
「・・・うん・・・」
まだちょっと、まどろんだ表情。これは、催眠から覚めたばかりと言うのもあるけど、逝っちゃったからだと思う。
「えへへ、ごめんね。最後までしちゃった」
「いいよ。最初にしてって言ったの私だし・・・」
甘い雰囲気。どうやら、静香ちゃんも怒ってないようで安心した。
「初めて逝っちゃった感想はどう?」
「へへ、凄かった。体がフワーっとして天国にいったみたい」
静香ちゃんの顔は赤い。恥ずかしがっていると言うより、逝っちゃった事を思い出しているんだと思う。静香ちゃんの反応が可愛くて、抱きしめてしまう。
「もう、これで好きな人と・・・壮介さんとHする時、感じちゃう体になったからね」
「・・・うん、ありがと・・・」
100%の確信があるわけじゃないけど・・・たぶん大丈夫よね。催眠術かかってなくても感じちゃうよね。私が不安がっていても仕方がないから「なった」事にしておく。
「ほら、おっぱいだって、こんなに感じやすくなったよ」
「やん!」
催眠なしでも感じるか確かめたくって、おっぱいの先っぽを軽く撫でちゃった。予想外の攻撃に、静香ちゃんの体が跳ねる。
よしよし暗示が効いているいないに関わらず、これで「感じる」って静香ちゃんは思い込んだはず。
「はい。今日はお終い。名残惜しいけど、服着ちゃってね。あっち向いてるから」
「・・・うん・・・」
おどけた口調で言うと、静香ちゃんは上半身裸なのが恥ずかしくなったのか、赤くなりながらベットから降りた。衣擦れの音で服を着ているのが分かる。
★★★★★★★★★★★★
「あのね、茜ちゃん・・・」
「なに?」
服を着終え、ベットに座りなおした時、何か言い難そうに、静香ちゃんが話し掛けてくる。
「・・・最後に、キスして良い・・・?」
「へへ、良いよ。私からしてあげる(ちゅ)」
静香ちゃんの返事を待たず、ほっぺにしてあげた。
「ううん。私からしたいの。ダメ?」
「良いよ、んっ」
ほっぺにキスしやすいように顔を少し斜めにして差し出す。もちろん、キスのルールだから目は軽く閉じておく。
静香ちゃんは私を軽く抱きしめ、顔を寄せてくる。
「じゃ、頂きます」
「・・・(きゃ!)・・・」
・・・キッ、キスされた!!
ほっぺじゃなくて、唇に・・・しかも、舌が少しだけど入ってきてる。
「へへ、茜ちゃんのキス貰っちゃった」
「・・・」
素面でHな事されたら・・・キスだけど・・・恥ずかしい。キスは長くなかったけど、抱きしめた手は外してくれない。
「最後までしてくれて、ありがと・・・」
「・・・」
キスのショックから立ち直れず、なにも答えられない。
「あのね、さっき言ってた『私の初恋相手』はね・・・茜ちゃんだったんだよ」
「(えっ!)」
体がこわばってしまう。当時一年の時だから「初恋」って言うより「恋に恋してた」と言う事だろうけど、女の子から告白されるのは初めて。男の子からの告白も晃しか知らないし。
「だから初恋の思い出をもらえて嬉しかったの」
「あの、えーっと・・・」
「大丈夫、今日の事は誰にも内緒。私も壮ちゃんに浮気者って嫌われたくないもの」
「・・・ん、そーだね。私も晃に嫌われたくない・・・」
そーだよね。今日のは催眠術使った相談って言うより、浮気に近いよね。ちょっと反省。
「でもね・・・茜ちゃんがHの最中に『愛する人』って繰り返すから・・・壮ちゃんよりも『茜ちゃんの方が好き』になっちゃったかも〜〜!」
ぎゅっと抱きしめ、顔を近づけキスしようとする・・・。
・・・きゃーーー!
★★★★★★★★★★★★
数日後。
静香ちゃんから、あの後、壮介さんとHした時、きちんと感じることができたと教えてくれた。もうちょっとで逝けそうだったけど、いきなり逝っちゃえば壮介さんに疑われそうだったから、ちょうど良かったって。
壮介さんの方も、今まで静香ちゃんが感じていないの気付いていて、今までHするの控えてたんだって。だから、これからは、Hの回数増やすらしい。静香ちゃんも壮介さんも、幸せになれそうで良かった。
それと、あの時、私の方が好きって言ったのは、静香ちゃんの冗談。初恋の告白したことの照れ隠しだったの。だから、二回目のキスもされてないよ。
あの事は、誰にも・・・特にお互いの彼氏には、秘密にしようって決めたの。
でも、あの事で、私は少しだけだけど、レズって言うのか百合って言うのか、その道に魅力を感じちゃった。もちろん晃には絶対に・・・ないしょ・・・。
ないしょの恋愛指南 終わり