いよいよGoogleも縮小指向になってきたようだ。同社は今日(米国時間11/19)、Livelyの解散を発表した。LivelyはWebサイトに埋め込んでブラウザ上に仮想世界を作り出すサービスで、7月にロンチしたばかりだ。同社のサイト上の死亡通知によると、閉鎖は12月31日だそうだから、デッドプールに入れることにした。
Livelyは結局離陸できず、Googleにとってきわめて疎遠な存在だった。Google Blogに、こんな説明がある:
. . . リソースの優先順を明確化し、中核ビジネスである検索と広告とアプリケーション開発に専念したい。
そもそもLivelyはGoogleのブラウザChromeの上では使えなかったのだから、それが分かった時点でわれわれは今日を予測すべきだったのだ。GoogleのWebsite Trendsのチャートを見ても分かる。最初に小さな山はあるが、そのあとはずっと水平線だ。宣伝だけで中身のない製品の、典型的な末路だ。
たぶんGoogleは、Livelyを解散したというより、安楽死させたのだ。利益を出してない製品を廃止したのだから、健全な経営行為だ。このほかに何を、Googleは廃止しようとしているのか?
それを当ててみる気はある?
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(翻訳:hiwa)