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大阪駅で帰宅困難者の対応訓練3月9日 7時8分
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南海トラフ巨大地震で鉄道が不通になり多くの帰宅困難者が駅で一夜を明かす事態を想定した訓練がJR大阪駅で行われました。
この訓練は東日本大震災から2年がたつのを前にJR西日本が初めて行いました。
最終列車のあと、大阪駅には乗客役の社員などおよそ230人が集まり、南海トラフ巨大地震で停電が起きたという想定で、暗い中、階段に細い円筒型のライトを並べて乗客を安全に避難させる手順を確認しました。
そして、「翌朝までは運転を再開できない」という見通しを乗客に伝えて、ほかの手段で帰宅するか駅で一夜を明かすか意向を尋ね、駅にとどまる乗客には備蓄の非常食や水、それに保温用のシートを配りました。
JR西日本は大阪駅での帰宅困難者を3000人ほどと想定して非常食などを備蓄しているということです。
大阪駅の今川正和駅長は、「駅周辺を含めると帰宅困難者は膨大な数になると考えられ、企業などと連携してさらに大がかりな訓練を考えたい」と話していました。
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