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【ゴルフ】

2年目・山村が開幕奪首 パワーの源は58センチ、ムチムチ太もも

2013年3月9日 紙面から

第1日、7番でティーショットを放つ山村彩恵=沖縄・琉球GCで(武藤健一撮影)

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◇ダイキンオーキッドレディス<第1日>

 ▽8日、沖縄県・琉球GC(6435ヤード、パー72)▽晴れ、気温21・9度、風速4メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽108選手(うちアマ5人)▽観衆3574人

 ツアー2年目、昨年のプロテストに合格した山村彩恵(20)=サマンサタバサ=が1イーグル、4バーディー、ノーボギーの66をマーク、開幕戦単独首位発進を決めた。1打差2位に茂木宏美(35)=赤城CC=ら2人、2打差の4アンダー4位に森田理香子(23)=リコー=、木戸愛(23)=ゼンリン=、金田久美子(23)=ミュゼプラチナム=らが続いている。

 ドライバー平均飛距離250ヤード超級のパワーの源は、ムッチムチ58センチの太もも。インの10番から3連続バーディーで滑り出すと、18番・491ヤードのパー5では残り225ヤードを5番ウッドで2オン。12メートルを沈めてイーグルを奪った。

 「バーディーが続いても浮足立たずに、目の前の一打に集中して、決めたことを最後までやり抜けた。飛距離も、試合になってみたら去年よりちょっと出てるし、安定してます」と山村。今オフも拠点にしている兵庫で走り込みや階段ダッシュを行い、東京のジムでも太ももをパワーアップさせてきた。4番パー5でも2オン2パットのバーディーを上乗せして、自身初の単独首位発進だ。

 福岡・中洲の老舗寿司屋の一人娘。「それなのに私、生魚食べられないんですよ」と話したのはちょうど1年前だったが「今は、中トロが食べられるようになりました。鉄火巻きも大丈夫」と笑った。ゴルフも「トレーニングで体幹が強化されたのと、気持ちのコントロールもできるようになってきて、変わってきてると思います」という。

 タイガー・ウッズが憧れ。「毎ショット理にかなっているし、見ている方が楽しくなれるプレーヤー。私もそういうふうになりたい。夢が1つかなうなら、透明人間になってタイガーがトーナメント以外の場所で、ゴルフ以外の時間に何やってるのか見てみたい」と話す。「身長低いし、足も太いから、長いハーフパンツとか似合わないんですよ。なので、短めにお願いしてます」。トレードマークのホットパンツ姿で残り2日間も初Vへ向けて突進する。 (月橋文美)

 

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