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【格闘技】

大毅 勝って歌うぞ

2013年3月9日 紙面から

前日計量を終え水分補給する亀田大毅(左)と亀田和毅

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 きょう9日に横浜文化体育館でダブル世界前哨戦を行う亀田3兄弟の次男、元WBA世界フライ級王者の大毅(24)と、三男でWBC世界バンタム級4位の和毅(21)=ともに亀田=が8日、東京都内で前日計量を行い、ともに一発でパスした。大毅は、勝てばリングで得意の歌を披露すると宣言。大毅は元北米フライ級王者ファウスティーノ・クプル(メキシコ)と契約ウエート54・7キロで、和毅はノルディー・マナカネ(インドネシア)と同54・5キロで10回戦を行う。

 「明日? 勝ったら歌う。条件はKO勝ちというか、気持ち良かったら歌うな。まあ結局、歌うよね。歌いたいもん」

 当初の契約ウエート、54キロをきっちり下回る53・6キロで一発パスした大毅が自信満々に言い放った。かつての北米王者クプルが相手だが、負けることなどまったく考えていない余裕。それが熱唱宣言にもあらわれていた。

 どんなナンバーを歌うかは当日まで秘密。2010年のWBC世界フライ級王座を奪取した時のようなピアノの弾き語りまでは用意していないというが、ファンを沸かせ自分も酔える曲をすでに選んであるようだ。

 そこまでの自信の裏付けもある。減量の順調さだ。詳細は明かせないというが、減量のやり方を変えた結果、今までで一番うまくいったという。コンディションが万全だからこそ前日計量からすでに勝利後のパフォーマンスに気持ちが飛んでいるようだ。

 「相手のことは知らん。ビデオまだ見てないから。スパーリングと思って、練習通りやりたいかな。次はいつ世界戦? どうかな、俺の決めることとちゃうからな(笑)」と、最後まで余裕の笑顔。熱唱宣言した大毅は、リングで歌唱力以上のボクシングを見せてくれるだろうか。 (藤本敏和)

 

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