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【大リーグ】中島、初マルチ&初打点で3割! メルビン監督も絶賛2013年3月9日 紙面から ◇アスレチックス7−3マリナーズ
【フェニックス(米アリゾナ州)ジョン・シェイ、ジョン・ヒッキー】初マルチ、初打点だ!! アスレチックスの中島裕之遊撃手(30)は7日、マリナーズ戦に2番遊撃で先発し、3打数2安打、1打点1盗塁。オープン戦8試合目で初のマルチ安打&初打点をマークし、打率も3割(20打数6安打)に乗せた。メルビン監督が右打ちの能力を見たいと話していたところに、2番打者として申し分ない右方向への2安打。仕事きっちりの1日となった。 監督冥利(みょうり)に尽きるとはこのことだろう。メルビン監督の「ナカジマは右打ちができるか実戦で確かめたい」という言葉が聞こえたのだろうか。1回無死一塁の第1打席。いきなり鋭い打球で一、二塁間を抜き、中島は「最低限、ランナーを進めようとライトに打った」と、してやったりの表情だった。 3回も2球で追い込まれながら「引っ張って打つより、逆方向に形をつくって打とう」と、またも右打ちで外角球を一塁線へ。今春初のマルチ安打を達成すると、二進後に4番セスペデスの中前打で先制のホームを踏む。さらに4回は遊ゴロで初打点まで挙げ、打率も3割に乗せるおまけ付きだった。 「マルチ安打? 出るに越したことはないが、あまり数字をどうしたいとは考えていない。その日その日の回ってくる状況で、うまいことやれたらいい」 中島はこともなげに語ったが、状況に応じた2番打者のお手本のような打撃に、メルビン監督は大喜びだ。「右打ち? あれがプレースタイルみたいだな。あれこそ2番打者に望む打撃だ。あいつの2番はいいね」とご満悦だった。 「日本では2番を打つことはなかったが、重要なのは打順ではなく、チームを助けるために何をすればベストかということ」と中島。シーズンに入っても、変幻自在の2番打者として相手チームを苦しめそうだ。 PR情報
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