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ブン投げ老人 今度は議員バッジを放り出しそうだと!?

【政治・経済】

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2013年3月4日 掲載

なんかもうどうでもよくなった

<本会議や党役員会欠席続き>

 まったく迷惑な老人である。日本維新の会の石原慎太郎共同代表(80)が、風邪をこじらせ、先月27日から都内の病院に緊急入院していた。

 先月12日の衆院予算委で1時間40分にわたって長講釈をタレた後、本会議や党役員会の欠席が続いていた。一部報道では、3月中旬まで入院する予定らしいが、議員バッジをつけた途端、1カ月も長期療養します――なんてフザケた話だ。国政転身の理由について「国民へ最後のご奉公」とか言っていたが、国会にも顔を出さず、どうやって「ご奉公」する気なのか。

「石原さんは何といっても傘寿。本人は強がっていますが、体の衰えは隠せない。今年初めに白内障の手術も受けています。精神的にも大変でしょう。石原さんが国会議員だった18年前と比べて今は環境が全く違うからです。与党・自民党が絶対権力を握っていた時代しか知らない石原さんが、野党の国会運営を舵取りなんてできっこないのです」(永田町事情通)

 もっとも、本人は先日の予算委で、憲法改正や国防論など、都知事時代にため込んでいた「鬱憤」を晴らせたようで、スッキリしたもの。最近は「なんかもうどうでもよくなってきた」と周囲に漏らし、「体力を消耗する夏の参院選前ぐらいに議員を辞めるんじゃないか」というウワサも流れ始めている。

 何より、この男には、都知事をブン投げた“前科”がある。あながち「辞職説」もウソとは言い切れない。

「日銀総裁人事をめぐるゴタゴタなど党内部で足並みがそろわず、永田町で『石原さんが怒って辞めるのではないか』との声が出ているのは確かです。ただ、するかは疑問です。年齢を考えれば、もう次はない。国会議員であり続ける限り、議員報酬も入ってくる。かつてのように『やっていられるか』なんて威勢のいいことも言えないはずです」(政治評論家・有馬晴海氏)

「国民への奉公」よりも「自分のカネ」なのか。
~2013年3月4日以前の記事~

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