砂戸増造 『母と娘 生贄の祭壇〜魔淫の来歴〜2』
砂戸増造 母と娘 生贄の祭壇〜魔淫の来歴〜2
目 次
淫婦、邪淫の歴史
聖なる館の淫靡な饗宴
邪悪なる企みの生贄
母と息子、背徳の交わり
家族相姦、肉と蜜の滴り
(C)Masuzo Sado
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淫婦、邪淫の歴史
「ヒィッ、痛いわ、神父さま……裂けちゃいます……許して! あなた……見ちゃいやっ……お願いです、主人の見ていない所で女のお務めさせて! どんな恥ずかしいポーズででもお××こ致しますわ……」
数時間前、夫の暴虐に処女を捧げたばかりの肛門を、今またサバティーニ神父の巨根に刺し貫かれて泣き叫び、
苦
く
悶
もん
する妻の凄惨な痴態に注がれた浩次の眼は、倒錯の魅惑にうっとりと酔い
痴
し
れていた。
苦痛、苦悩、
羞
しゅう
恥
ち
、罪の意識、歪んだ快美。狂おしい情念に引き
攣
つ
り、涙と汗にまみれ、焦点の無い眼を宙にさまよわせてヒステリックに哀願する妻の表情は、今まで見たことのない新鮮な妖艶さだった。
由
ゆ
布
う
子
こ
は苦痛だけではなく、鮮烈な快美によがり悶えているのが分かり、処女同然の肛門の美味に陶酔して野獣のように
呻
うめ
いている神父に
妬
ねた
ましさを覚えた。
シスター・ルクレチアの白い残忍な足指で
嬲
じょう
弄
ろう
され、腹の上で踏みにじられる怒張した肉茎の芯が、二度めの射精を強いられそうに激しく
疼
うず
き、いまわしい脈動を速める。
怖ろしいほど硬く
脹
ふく
れたクリトリスを荒々しく指で
弄
いじ
るルクレチアの、毒々しいヴァイオレット色に染められた足の親指と次の指が、巧みに荒っぽく
勃
ぼっ
起
き
の極に達した肉柱をしごきながら、
鞭
むち
の尖った先で由布子の突き立った肉芽を
嬲
なぶ
るように小突き、ぱっくりピンクの口を開いた
膣
ちつ
孔
こう
を深く突き刺して情け容赦なく
抉
えぐ
り廻す。
生
いけ
贄
にえ
の人妻はおぞましい恥痛に心を限りに泣き叫びながらも、倒錯の肉悦を抑え切れずに、濃厚な痴液を
溢
あふ
れさせて
会
え
陰
いん
から巨茎を
咥
くわ
えた肛菊の
蕾
つぼみ
までをねっとりとぬめらせて
淫
みだ
らに
痙
けい
攣
れん
する。
「ウッフッフフ、ごらん、コージ、おまえの罪深い女房は、尻を掘られて鞭でくじられてもヒイヒイよがり泣く、ど淫乱のマゾのすべただわ。その顔じゃ極上の美味ね。まだ出しちゃだめよ。主イエスとあたしにお××こを捧げるまではいかないで。あなたの上に
仰
あお
向
む
けに転がして、淫水びっちょりの割れ目を思いきり広げてちょうだい。亭主の手で聖なるち×ぽをはめさせてやるわ!」
神に仕える美しい魔女の
声
こわ
音
ね
は、神を
冒
ぼう
涜
とく
する異常な
悦
よろこ
びにうわずり、熱狂を帯びて
妖
あや
しく
慄
ふる
えた。
ギラギラ光る大きな眼が、家具の間に隠れ
潜
ひそ
む美少女に向けられ、
蠱
こ
惑
わく
的
てき
な陰唇を想わせるヴァイオレット色に
彩
いろど
られた淫らがましい唇を残忍な笑みに
歪
ゆが
める。かすかに
圧
お
し殺した
喘
あえ
ぎと、指が処女の花肉をこする濡れた
淫
いん
靡
び
な音が聞こえた。
神父もニヤリと
嗤
わら
い、早口のイタリア語で叫んだが、
悦
えつ
虐
ぎゃく
の泥沼にどっぷり
溺
おぼ
れた生贄の夫婦はまだ娘の存在に気付いていない。
両親の痴辱の肉刑に苦悶する痴態を、平然と覗き見ながら自慰に
耽
ふけ
っている美少女の魔性と、激しく底知れず深い淫欲にルクレチアは自分の少女時代を想い出してほくそ
笑
え
んだ。
シチリア島の富裕な地主の家に生まれ、美貌と早熟な肉体と邪悪な心を併せ持った魔女は、九歳で初潮を迎えた頃から指の淫悦の美味に目覚め、父と母の淫らな秘めごとを毎夜覗き見るようになった。
マフィアとも深い関わりのあった父は、島で一番の美女とうたわれた母のモニカとのベッドでは残酷な暴君で、美しい母は夫に絶対服従を強いられた奴隷娼婦だった。
夜ごと、時には昼間から居間や寝室、広大なぶどう園の茂みの中で母の女盛りの体に与えられたあらゆる淫虐と
凌
りょう
辱
じょく
の責め苦と、母の苦痛と
辱
はずかし
めに狂酔する
媚
び
態
たい
の凄まじさが、ルクレチアを歪んだ肉悦に魅了し、早熟な体と邪悪な心を十二歳で成熟させた。
美しい女を
虐
いじ
めて
辱
はずかし
める男と女の倒錯の悦楽と、責め
苛
さいな
まれる女の狂おしい快楽に酔い痴れる姿が、少女ルクレチアの心と体に焼きつけられたのだ。
いつも泣き腫らして赤く
潤
うる
んだ眼をして夜ごとの荒淫にやつれた母のモニカを、ルクレチアは
妖
あや
しいまでに美しく魅力的だと想い、父に愛されている母に
嫉
しっ
妬
と
の炎を燃やしていた。
父は毎日必ず何か口実をつけては、母を
折
せっ
檻
かん
した。真っ裸にした母の手を縛ったり、天井の
梁
はり
から
手
て
枷
かせ
足
あし
枷
かせ
で吊り下げたりして、鞭で乳房、尻、下腹、太腿を血が
滲
にじ
むほど打ちのめし、時には股を広げさせて敏感な割れ目を
抉
えぐ
り打ったりもした。
母は女陰を打たれる苦痛に泣き叫んで悶え、転げ廻りながら、父に服従と愛を誓い、抱いてとわめき続けた。父は残酷な折檻の合い間に、母の女陰を指で弄って辱めたり、紫色に筋張った雄牛のような巨大な肉柱を母にしゃぶらせたりした。
懲罰の後、ベッドで父に抱かれる母の狂ったよがり泣きと淫らな絶叫は凄まじく、それを聞く少女の心に嫉妬に勝る殺意にも似た、美しい母への憎悪が少しずつ芽生えていった。
淫虐の体罰は父と母の二人だけの儀式ではなく、男女の使用人たちや、招待した客たちの面前でも容赦なく行われた。
毎週末ゼノベッティ家の
邸
やしき
での恒例のパーティに、母は下半身裸の姿で客の接待をさせられ、好色な男たちに女体を
晒
さら
して
淫
いん
弄
ろう
され、レズビアンの女たちの
嬲
なぶ
り者にされた。汚辱に耐え切れずに反抗して、欲情した男と女の体を指と舌で愛撫する奉仕を拒むと、凄まじい淫虐の私刑が幾十の熱い劣情の眼の前で行われた。
太く長い針が豊満な乳房を串刺しにし、乳首を貫いたり、陰唇を突き抜いたり、キャンドルの炎で乳房、乳首、クリトリスを
焙
あぶ
ったり、黒々と艶やかな陰毛の密林を焼き払ったりした。巨大な張形で陰門と肛門を
抉
えぐ
り責めにされ、逆さ吊りにされて二つの肉門に火を
点
とも
したローソクを燃え尽きて熔けるまで突き立てられる
人
にん
間
げん
燭
しょく
台
だい
の恥刑まで演じられたのだ。
拷問に屈した母が、十人のけだものたちに父の目の前で次々に犯され、レズビアンの牝獣たちに辱められる光景に、魔性の少女は恍惚と目を奪われ、残忍で男らしい魅力に満ち溢れる、ハンサムで
逞
たくま
しい父を母から盗み取ってやろうと心に決めた。
家具の間のほの暗い谷間に浮かび上がる美少女の白い顔に、処女のものとは思えない邪悪な媚笑が広がり、男の肉柱を
恋
こい
焦
こ
がれて淫涙に
咽
むせ
ぶ若い女芯の感じ易い芽をいたぶる指の動きが荒くなる。
〃ああっいい気持ち! またいきそうだわ。あたしも早く女になって、母さんみたいに辱められたい! 父さん、今夜あたしの処女膜を引き裂いて! 母さんと
夏
なつ
樹
き
の見てる前で抱かれるわ……あたしたち、今夜から親子姉弟でけだものみたいに淫らに愛し合って、男と女の悦びを地獄で味わうのよ!〃
シスター・ルクレチアの白い足指に
嬲
なぶ
られる父の、
啜
すす
り泣くような快美の喘ぎと恍惚の表情、今にもまた白い精を噴き出しそうにいきり立って跳ね躍るヌメ光る怒張をまばたきもせずに見つめながら、
鏡
きょう
子
こ
は無言の罪深い絶叫を上げた。
今すぐこの場で、神父とシスターと母の前で、愛する父と無理矢理に交わらされたらどんなにいいだろう。
可愛い弟が美しい母を犯す背徳の肉刑の、凄惨で甘美な光景が早くも
瞼
まぶた
に浮かび、あさましさに狂い泣く母と父のギラギラ光る眼の前で、夏樹のピンクの陰茎を指と唇と舌で思いきり淫らに愛撫して禁断の劣情を
唆
そそ
ってやりたいという激情に
駆
か
り立てられる。
夏樹のいきり立った、母のお××こで男になったばかりの若い肉棒をしゃぶって舐めずり廻しながら、女の蜜にまみれた割れ目を舐めさせて、硬直したお×ねを吸わせたらどんなにいいだろう!?
あたしきっと半狂乱になってわめくわ。夏樹、お××こして! 姉さんあんたの可愛いち×ぽが欲しいの! 入れて、お願いよ、って泣きじゃくる母さんを押さえつけて、あたしと弟の結び合う姿を見せつけながら、父さんの大きな硬い肉棒がお尻のきつい穴を引き裂いて押し入るんだわ!
背徳の淫悦に酔い痴れる父の叫びが聞こえるような気がした。
〃あたし、毎日いつでもどこでも、父さんと夏樹に抱かれて、母さんに見せつけてやりたい! 鏡子の若いお××こが二人をどんなによくして、早くいかせるかを思い知らせてやるの。三人で
虐
いじ
めてやったら、母さんきっとよがり狂って死んじゃうわ。あたしも大人になったら、愛する人に嬲り尽くされて、恋しいち×ぽをはめられたまま死にたい!〃
ルクレチアも残酷な凌辱に狂いよじれて泣きじゃくる、女盛りの美しい人妻の媚態に母のモニカの姿をダブらせ、少女時代のいまわしくもめくるめく邪淫の快楽の日々を追想していた。
娘の新鮮な女体と天性の娼婦の淫技の
虜
とりこ
になった父は、ルクレチアの魔性の命ずるままに哀れな美しい母を責め苛んだ。
歪んだ悦楽の媚薬となる母への拷問は、ルクレチアの日課となった。
若い魔女をもっとも
昂
たか
ぶらせたのは、月経中の母の血で汚れた女陰を責め嬲り、マフィアの招待客や使用人たちに犯させることだった。
折檻で血にまみれた女陰と後ろの肉穴を、凶暴な野獣どもの劣情に捧げさせられて泣き叫ぶ母の痴態にうっとり目を奪われながら、ルクレチアは父と抱き合い、恥知らずに禁断の悦びを
貪
むさぼ
り合った。
母を他人に犯させるだけでは飽き足りなくなると、邪悪な少女は十四歳と十六歳になる二人の兄を、父と自分の果てしない淫虐の欲情を唆る生きた媚薬にすることを思いついた。
父は愛する美しい娘の残酷さに狂喜した。彼は
号
ごう
泣
きゅう
して許しを乞い、死を願う美しい妻を二人の息子の前に引きずり出し、自分から息子たちに母子相姦の凌辱を哀願するまで、ルクレチアと二人で妻を拷問した。
淫らな責め具に悶え狂って泣き叫ぶ母を、息を呑んで見守る兄たちの眼が、次第に禁断の欲情と嗜虐の悦びにきらめいていくのが、悪魔の
化
け
身
しん
の少女を熱狂させた。
ルクレチアは兄たちの猛り立つ肉柱を指で愛撫し、
年
とし
増
ま
の女中たちの唇と舌で下劣な罪深い欲望を唆らせた。残忍執拗な女陰と乳房の拷問は半日続き、母のモニカは苦痛に負けて屈服した。
「もう許して、あなた、あたしが悪かったの……グイドとピエトロに抱かれるわ……お××こさせて! 母親らしく
償
つぐな
わせて……ルクレチア、見ないで!」
血を吐くように叫んだ母の声と、狂乱に引き
攣
つ
った顔、鞭の打痕と針の刺し傷と
火
ひ
脹
ぶく
れで紫色に脹れ上がった女陰と乳房の無惨な眺めは、今もルクレチアの耳と瞼の裏にこびりついている。
父は母の嘆願を無視して、娘の手で妻の肉門を広げさせ、息子たちの若い怒張を二つの快楽の蜜壷へ迎え入れさせた。母は前と後ろの肉穴を同時に、二人の息子の劣情に捧げさせられたのだ。
それから数カ月、兄たちは毎日母を責め苛み、誰の目もはばからず辱めて欲情を満たし、完全に母を征服した。
その後、若い魔女はシチリアの故郷を後にしてローマへ行き、サンピエトロ寺院の修道尼見習いになった。
〜〜『母と娘 生贄の祭壇〜魔淫の来歴〜2』(砂戸増造)〜〜
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