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妨害工作なんの!佐藤タイで歴史的一戦

チャンピオンベルトでゆりかごポーズを見せる佐藤(撮影・神戸崇利)
チャンピオンベルトでゆりかごポーズを見せる佐藤(撮影・神戸崇利)

 WBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太(28=協栄)が、タイで歴史を変える。協栄ジムは7日、佐藤の3度目の防衛戦をタイ・シーサケット県で行うと発表。敵地で、同級8位のシーサケット・ソールンビサイ(26=タイ)の挑戦を受けることになった。

 日本人のタイでのタイトル戦成績は、17戦して0勝16敗1分け。日本のジム所属としてはロシア人の世界フライ級王者勇利アルバチャコフ(協栄)が93年3月に9回TKO勝ちで防衛した例がある。しかし、日本人世界王者の防衛戦は64年1月、世界フライ級王者海老原博幸が初防衛で敗れて以来、49年ぶり3度目で、佐藤は史上初の快挙に挑戦する。

 日本人がタイで勝てないのは、レフェリーやジャッジを巻き込んださまざまな妨害工作が行われるからだ。93年、勇利の世界戦に同行した金平会長は「えらい目に遭った」と言う。計量当日に勇利の乗ったホテルのエレベーターが突然止まり、1時間近く缶詰めに。試合中、勇利のパンチが当たり挑戦者がぐらつくと、30秒以上早くラウンド終了のゴングが鳴った。63年のファイティング原田、そして翌年の海老原も地元判定に泣き防衛に失敗した。

 5月9日に3人目の子が誕生予定の佐藤は「海外で初めて試合をするけど、史上初に挑める。ベルトを持って帰ってきたい」と話した。日本から水60リットル、計量でごまかされないよう、50・8キロの重りを持参するという金平会長は「おやじ(正紀前会長)は負けて帰ってきたが、ボクはタイトルを守って日本に戻ってくる」と50年目のリベンジへ決意を示した。【桝田朗】

 [2013年3月8日9時57分 紙面から]

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