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目指すはスマートバレー! 全日本男子サト.....  | メイン  | アゼルバイジャンリーグ バキ-アゼリョル.....

ゲーリー・サトウ新監督の主なコメント

2013/02/19

―― 今の日本バレーの印象と現状は? 今後はどのようなスタートを切りたい?
日本の選手はテクニック、スキルを持っている。これから少しでも彼らと時間を過ごして、強みや持っている能力を見ていきたい。アイデアはあるが、それを実行していきたい。そしてまずはスタッフを選出して計画を立てたい。選手に連絡を取り、合宿からはじめたい。伸ばす部分についてアイデアはあるが、スキル部分とともに取り組んでいきたい。

―― アイデアとは? また日本選手については?
日本の選手は世界的、統計的に見てもパスがうまいし、オフェンスに繋げられる部分が多いので、サイドアウトを取ることに重点を置いていきたい。日本の選手はワールドカップで見たり、ワールドリーグなどの映像も見ているが、これからも研究して、さらにいいチームづくりをしたい。

―― チームの目標と、それを達成するために必要なことは?
私自身、JVA、チームとしても目標だと思うが、次のリオデジャネイロ五輪でメダルを獲るために戦えるチーム作りをしたい。だが、そのためには五輪出場権を獲らなければならない。最終予選、ワールドカップというプロセスもあるので、そこへ向かっていきたい。どの機会に対してもしっかり準備をして、自分たちの能力を上げていきたい。

―― 日本の弱点は?
明らかにブロックが弱いので、ブロックシステムや、ブロックに対しての戦略、知識を作り変えていきたい。

―― 初の外国人監督となるが、その意気込みは?
私はチャレンジすることが好きだし、なんでも『最初、一番』というのが好きなので(初の外国人監督ということも)楽しみに思う。

―― コーチ・スタッフは外国人になる?
どう(日本人と)ミックスするか、またすべて日本人でいくかなどは、まだプロセスの段階。ただ自分自身を援助してくれる人もいるので、その方々からの相談を受けることも考えていきたい。

―― 選手の選考基準は?
バレーにしてもバスケットにしてもそうだが、勝利へメンタリティを持っているかどうか。また自発的か、情熱的か、自分自身自立しているかを重要視している。

―― 具体的に中心となる選手は?
若い選手も含め、今現在は、福澤(達哉)はそういったマインドを持っていると思うし、チームへのヘルプも大きいと思うし、清水(邦広)、ゴッツ(石島雄介)もフィジカル部分で素晴らしいものを持っている。

―― 日本は身長のハンデがあると思うが、その中で武器となる部分は?
世界的に見ると身長は劣ると感じるが、スキルはそうではない。集中的にハイレベルな練習をしていきたい。

―― なぜ監督へ応募したのか? また自身の監督としての強みは?
とてもチャレンジするのが好きだし、バレーボールに対しての情熱も持っている。学ぶこと、教えることも大好きだ。(強みは)経験から得たものを教えること。課題を発見し、勝つために解決していくことだと思う。

―― 目指すバレーをひと言で言うと?
簡潔に言うと、「スマートなバレー」を目指す。(スマートなバレーとは?)それはまず状況判断。完璧じゃない状況、劣勢の中で正しい判断をしていけるか。ミスから学び、そのような能力を育てていきたい。

―― 2009〜11年の米国コーチ時代の役割は?
主にセッターを見ることが多かった。それ以外は、相手や自分のチームのスカウティング(分析)を同時にやることで、チームの弱さを発見し、相手にどう打ち勝つかという分析をした。ここから(米国のセッター)ドナルド・スージョーの成長にも繋がったと思う。

―― 言葉の壁について心配はあるか?
それも問題になりうるとは思うが、通訳もつくと思うし、英語が話せるスタッフもいる。あとは自分自身も(会話教材の)「ロゼッタストーン」で勉強しているので大丈夫だと思う(笑)。

―― 改めて目標は?
チャレンジが目標。このチームを率いて少しでもベストの状態に持っていきたい。(チームとしては?)まだ何とも言えないが、みんなで努力、決断で成り立つものだと思うので、そこからはじめていきたい。

―― 初戦はワールドリーグになるが、どのようなことをするか?
まずはできる限りデータを集めたい。それは相手もそうだが、まずは自分たちのチーム作りに重点を置きたい。

―― 女子はロンドン五輪でメダルを獲ったが、男子に繋がるところはある?
女子チームに限らず、どのようなチームからも学ぶことはたくさんあるので、それをモデルにできるならしていきたい。眞鍋監督も選手としてスマートな選手だったと聞いているし、学ぶことも多いと思う。自分もスマートな監督になるように学びたい。

―― 日本選手は国際大会で高いブロックにシャットアウトを繰り返されているが、アタック技術については?
状況を利用することが大事。正面からぶつかるだけでは運に任せるだけになる。オフェンスの仕組みから計画を立ててやれば改善されると思う。

―― チャレンジが日本だったというのは、日本に可能性があったということ?
自分は興味深いことが好きだし、日本文化もバレーにも惹かれた。それが一つになり、「ウィン-ウィン」の状況になると感じた。

―― 1年目のビジョンは?
行ってもいいし、招いてもいいし、できるだけ外国のチームと戦う機会を設けたい。それが多くを学ぶチャンスになる。まずは、(次回五輪開催の)ブラジルに行ってみたいというのはある。あとはポーランドなど身長の高いチームと戦いたい。

―― 日本の好きな文化は? また自らの趣味は?
文化がどのように発展したかということには興味がある。趣味は、バレーボールをすること(笑)。

―― 日本語の勉強は? 好きな日本語は?
ごく最近。好きな日本語は「イクラデスカ(いくらですか)?」です(笑)。

―― 今後は?
今回の来日は木曜日までだが、できるだけ早く戻ってきて、日本に拠点を置きたいと思う。

―― ファンへのひと言は?
広い心で目を向けていただきたい。私たちはこれから橋を架けていくので、一人でも多くの方々に渡ってきてほしい。


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