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水産特区適用見込む石巻の合同会社 カキ初出荷 評価上々

卸業者らに「桃浦かき」をアピールした試食会=7日午前5時40分ごろ、仙台市若林区の市中央卸売市場

 宮城県石巻市桃浦地区の養殖漁業者と水産卸の仙台水産(仙台市)が出資し、宮城県が導入を目指す水産業復興特区の適用が見込まれる「桃浦かき生産者合同会社」は7日、仙台市中央卸売市場(若林区)にカキを初出荷した。
 競りに掛けられたのはむき身100キロと殻付き1500個。むき身は1キロ当たり2000円、殻付きは最高1個130円の値が付いた。今の時期としては通常の1.5倍近い価格という。
 「桃浦かき」のブランド化に向け、市場で試食会も開催。仲卸業の男性(50)は「今季は全般にカキの成育が芳しくない中、身が締まって味もいい。ブランドの価値に見合う値段で扱っていきたい」と評価していた。


2013年03月08日金曜日


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