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石破氏 国境警備隊の創設検討を3月7日 20時31分
自民党の石破幹事長は沖縄県宮古島市で講演し、沖縄県の尖閣諸島を巡る問題などに関連して、領土や領海の侵犯に機動的に対応するため、国境警備隊の創設を検討すべきだという考えを示しました。
この中で自民党の石破幹事長は「例えば、尖閣諸島に中国の民間人が上陸し、その保護のために中国の軍隊が出てきた場合、日本側から警察ではなく自衛隊が出動すれば、『先に軍事行動を仕掛けたのは日本だ』と言われてしまう。警察では手に負えないが、自衛隊が出れば事が大きくなるケースがありえる」と述べました。
そのうえで、石破氏は「そういうケースに備えて、多くの国が、警察と軍隊の中間のような国境警備隊を持っている。日本もどうやって対応するのか考えなければならない」と述べ、領土や領海の侵犯に機動的に対応するため、国境警備隊の創設を検討すべきだという考えを示しました。
また、石破氏は、沖縄の基地負担の軽減に関連して「日本にあるアメリカ軍基地の7割が沖縄に集中しているが、アメリカ軍がやっていることが日本に本当にできないのか問うべきだ。日本人の救出や離島の防衛に当たる海兵隊を、なぜ日本は持っていないのか。アメリカがやってくれるからそれでいいと思っているとすれば、あらためていかなければならない」と述べました。
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