Facebook

アクセス数

  • 本日: 21
  • 昨日: 168
  • 合計: 179715
Twitterボタン

メールで投稿をお知らせます

メールアドレス

たらい回しの責任逃れ!行政の縦割り弊害

この医療観察病棟の問題では、行政の縦割り対応に驚くばかりであった。

対象者数の把握と社会復帰は「法務省」、病棟の開設と運営は「厚労省」。

法務省に建設計画について質問すれば、「病棟の開設は、こちらではわかりません。厚労省へ」

厚労省へ対象者数や社会復帰について質問すれば、「その件は、法務省でないとわかりません」

厚労省へ滋賀県の建設について質問すれば、「滋賀県が地域実情に合わせて計画したものですので、滋賀県へ」

滋賀県へ建設計画について質問すれば、「国からの強い要請で計画したものです」

たらい回しの責任逃れ。誰が計画の責任者?、情報の共有は?、関係機関との連携は?

ただ1つ、国や県に共通することは、上司が逃げて直接対応しない。全部部下に押し付けの雲隠れ。

もうすぐ、東日本大震災から2年。

行政の縦割り弊害は、同じ構図では・・。

2年目にしてやっと、客観的にあの頃を振り返ることが出来るようになった。

当時、書く気もなく、現地で撮った写真を誰にも見せることがなかったが、あの時を振り返り、記録として残しておこう。

ここしばらく、震災特集としてプライベートな話や思ったこと感じたことを書く。


平成21年滋賀県の入院対象者は、3人

滋賀県が計画を立案した平成21年12月以前に厚労省から滋賀県に送られた資料を見ると、滋賀県の入院決定数は、平成17年の法施行から平成21年3月までで、5人である。

平成21年12月以前に計画したとする資料は、過去投稿で確認下さい。
http://green-hill.info/2013/02/23/%e6%bb%8b%e8%b3%80%e7%9c%8c%e3%81%a7%e3%80%81%ef%bc%92%ef%bc%93%e5%ba%8a%e3%82%92%e6%95%b4%e5%82%99%e3%81%99%e3%82%8b%e6%a0%b9%e6%8b%a0%e8%b3%87%e6%96%99%e3%81%af%e3%81%a9%e3%81%93%e3%81%ab%ef%bc%9f/

平成21年は、前年度継続1人、新規3人、その内通院1人、入院2人で、入院者は、3人である。

<政府統計の総合窓口>

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001066365

H21年精神保健観察事件の受理及び終結人員

年間2、3人しか対象者のいなかった滋賀県で、23病床数を建設する明確な理由を、滋賀県知事として嘉田知事は答えて下さい。

<厚労省/障害保健福祉関係主管課長会議資料・・H21年3月>

 


過量服薬への取組はしているのか?厚労省

厚生労働省の資料に下記資料があった。

過量服薬への取組である。過量服薬の実態と背景について分析している。

一般社会ではこの問題はほとんど知られていない。

もっと啓発するべきではないだろうか。

 

 


質問するなら、滋賀県か厚労省へ

医療観察病棟の訴訟について、地域関係者にくどくど質問するなら、精神医療の問題でも滋賀県か厚労省へ質問したらどうだろうか。

人権の問題も含んでいるので、人権の会長にはぜひ立ち上がってほしいですね。

下記は参考まで。

<読売新聞/精神医療ルネサンス/2012年12月28日>

被害者の怒り渦巻く 来年は変わるのか?

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=70406


質問はすれど、建設的に動く気なし/傍聴人は妨害人?

興味深い内容の回覧が回ってきた。青山学区自治連合会議事録である。
H24年度第11回青山学区自治連合会 月例会議 議事録

医療観察病棟について、取り上げられている。

その中で、人推協会長が連合会長へ何度も質問している。ご覧下さい。

●公判での内容を知りたい。(人推協会長)

●結審の時期的な目処はあるのか?開設時の準備委員会等への参加予定はあるのか?(人推協会長)

●情報は取りに聞くべきではないか?(人推協会長)

こうした質問である。
H24年1月に、人推協会長は、村木元病院事業庁長ら幹部と、青山4丁目自治会館で秘密裏に話し合いをしていた。
この事実が厚労省の公文書で明らかになった後、住民の会費で運営されている協議会の会長が秘密裏の会合に参加されていた真意を問うたことがある。その時、「オブザーバーとして参加した」ときっぱり発言している。過去の投稿を参考まで。

http://green-hill.info/2012/11/11/%e5%8e%9a%e7%94%9f%e5%8a%b4%e5%83%8d%e7%9c%81%e3%81%b8%e3%81%ae%e5%85%ac%e9%96%8b%e8%ab%8b%e6%b1%82%e8%b3%87%e6%96%99%e2%91%aa%e3%80%80%e7%a7%98%e5%af%86%e8%a3%8f%e3%81%ae%e4%bc%9a%e5%90%88%ef%bc%88/

オブザーバーであれば、この問題に知識と関心があるはず。自分から積極的に情報を取って、新しい情報を住民にお知らせすべきなのではないだろうか。この他力本願なオブザーバースタンスはどうしたものだろう。

また、H23年の反対運動が盛り上がっていた時、話題にすることを止めていた過去をまさかお忘れになったのではあるまい。
いつから、積極的情報収集者に変わり身したのか?

ただ1つ、開設時の準備委員会というのがあるという情報は知っているようだ。どこから入手したのかはわからない。

連合会の議事録をよく読むと、なかなか人間模様が面白い。参加している自治会長たちは大変だと思うが・・。
誰が、地域住民の気持ちを置き去りにした言動をしているのか、回覧されてきたらじっくり読んでみたらどうだろう。
傍聴人が妨害人になっているようだ。自由な発言は必要であるが、街のため、住民のための真摯な思いがなければ、ただの私的な鬱憤晴らしの発言と変わらないだろう。建設的な意見を言わない傍聴人は妨害人とした自覚を持つべし。


斜陽への道!嘉田知事の未来政治塾

取り上げるほどでない内容だが、嘉田知事の現況と、未来政治塾の結末として参考まで。

「新党は大失敗」と塾生が批判、

嘉田知事の未来政治塾が修了式 2期目の応募者は大幅減

<産経ニュース/H25年2月24日>

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130224/waf13022412150004-n2.htm

塾生からは、嘉田知事の政治判断に批判があったとのことである。第2期の募集は、激減らしいが、まだ募集している人がいることに驚く。

混迷した政治スタンスとぶれまくり発言の嘉田知事から、政治の何を学ぼうとするのか?

未来政治塾を修了して、未来に何が出来るのか?修了した塾生たちから意見を聞きたいものである。


滋賀県で、23床を整備する根拠資料はどこに?

滋賀県の公文書のスケジュール工程を見ると、平成21年12月までに、この計画が立案されている。

滋賀県が、国からの整備要請を断ったのは平成20年7月。

H20年7月滋賀県⇒厚労省(整備困難)

わずか1年半で「整備する」という計画に変更されている。

その際、どのような資料を見て計画されたのかを公文書の日付を元に探ってみよう。

県の公文書によると、厚労省から送付された一番古い資料は平成20年4月。

平成21年12月までの資料として、下記のような資料がある(一部)

<平成21年3月・医療観察法に運用状況について>

この資料によると病棟の一部を活用した病床や専門病棟の確保のお願いである。
滋賀県としては、必ずしも専門病棟にこだわらず、病床の一部とする選択が出来る裁量があった。

次の資料は、指定入院医療機関の整備状況である。
この資料によると、5床で建設準備中の病棟がある。関西で最も対象者の多い大阪も5床である。将来33床にするとしているが、HPで調べても未だ建っていないようである。増床については、全く触れられていない。大阪の33床の増床は、平成25年3月の予定であると説明会の時に聞いたことがあるがどうなったのだろうか。

こうした各県の整備状況を見る限り、何床にするかは、それぞれの県で判断出来たはずである。滋賀県が23床にした根拠のデータはどこにあるのだろう。

<指定入院医療機関の整備状況/平成21年3月>

次回は、平成21年12月までに把握出来た滋賀県の対象者数の資料をご覧いただきたい。


滋賀県病院事業庁の不思議な文書

滋賀県病院事業庁へ公開請求かけた公文書資料の中に不思議な文書があった。

いつ、誰がどのような会議を経て書いたのかはわからない。

病院事業庁にとって、「こう段取りする予定であった」幻のスケジュール文書である。

内容はというと・・・

H21年2月上旬
○県独自に第三者委員会(仮称)を設置し、医療観察病棟整備について検討する旨、厚労省へ報告
⇒厚労省に文書なし。報告されていない。

H21年3月上旬
○全国の整備状況を踏まえた整備病床数や整備費等について、厚労省と協議。
⇒厚労省に文書なし。協議されていない。

○医療観察病棟を含めた新しい精神医療センターの役割を住民に説明する旨、厚労省に報告。
⇒厚労省に文書なし。報告されていない。

H22年7月上旬
○医療観察病棟の図面案や職員の採用計画案などについて、厚労省と協議。
⇒協議議事録は存在しない。

○住民の代表者に説明を行った結果、良い感触を得られた旨、厚労省に報告。
⇒最初から、住民の代表者にしか説明しない意図が明確。良い感触を得られることしか考えていない。
よくわからない住民代表など、簡単にごまかせるとでも思ったのかどうか・・。

○医療観察病棟整備について補正予算を編成し、県議会で審議する旨、厚労省に報告。
⇒厚労省には報告文書なし。しかし、9月県議会では、審議されている。

H22年10月上旬
○県議会で医療観察病棟整備について、承認された旨、厚労省に報告。
⇒よくわからない県議会議員など、簡単にごまかせるとでも思ったのかどうか・・。計画通り、簡単にごまかせたが。

○県より医療観察病棟整備について、記者会見した旨、厚労省に報告。
⇒新聞掲載記事あり。県側の見解コメントもあり。

○医療観察病棟整備について、地域住民の理解を得られた旨、厚労省へ報告。
⇒代表にしか説明するつもりがなくて、地域住民の理解とは?厚労省へ報告文書なし。
最初の地域住民への説明会は、H23年7月で、青山学区への説明会はH23年9月。
計画通りになぜしなかったのか、厚労省へ報告していただきたかった。

H22年11月15日
○実施計画書を厚労省へ提出。
⇒この期限はしっかり守りました。H22年11月に厚労省へ「整備計画書」を提出。
H22年11月回議書(滋賀県)


ある街の物語(余聞編)

本当にあったどろどろした事実を元にちょっとした物語を作ってみました。

 むかし、むかし、ある街に働きもののおじいさんたちがいました。

来る日も来る日も、子どもたちのために汗をかき、草取りや落ち葉拾いをしてくれました。

街の人たちは、親切なおじいさんたちのことを大変感謝していました。

ところが、親切なおじいさんたちの評判を面白く思わない意地悪じいさんたちは、親切なおじいさんたちの悪口を言いふらし、持っているものややっていることを取り上げました。

さてさて、取り上げて大喜びの意地悪じいさんたちでしたが、もともと、街の人たちのことなんかどうでもいい。

仲間で集まっては飲んだり、食べたり、悪口ばかりのぐうたら三昧。

役人の言うことはへいこらなんでも聞くけど、街の人の声には耳を貸さない。

お友達じいさんの悪さは必死で庇い、街を良くするための決めごとには、文句ばかり。

街の人はみんな呆れ顔。空気を読めない意地悪爺さんたちは、自分たちは偉いんだ、強いんだと的外れな勘違い。

この街に何が建とうが、何に困っているのか関係ない。家では、奥さんたちに牛耳られ、肩身の狭い毎日が、お役がついただけで大喜び。若者を従わせ、傍若無人に振る舞える。他人のやることをつぶすこと、イチャモン大好きな悲しい余生。

好きなことは密談と、自己満足なお手紙を書くこと。意地悪仲間がいないと物も言えない小心さを隠し、今日も明日もふんぞり返り。

みんな見ている。子どもも見ている。見えてないのは自分だけ。こんな意地悪爺さんたちを、若者たちは、どうする?

花咲かじいさんや、こぶとりじいさんのお話など、昔話で登場するのは、いつも優しい爺さんと意地悪爺さん。昔も今も人間の行動本質は変

わらないのかも。昔話のほとんどは、あった事実を脚色したようなものだろう。奥が深い。


情報公開制度を活用しよう/県民情報室編

今回の医療観察病棟の実態調査では、県への公開請求をかけ、関係書類を集めた。その中から何点かを、訴訟の証拠説明資料として添付している。開かれた県政にするためにも、情報公開制度を活用しよう。

滋賀県の公開請求は、下記で受付している。

県民情報室<滋賀県庁新館2F>
http://www.pref.shiga.lg.jp/b/kemmin-j/010531a/aramashi.html

滋賀県の県民情報室のHPは、厚労省と比べると、わかりやすい。厚労省の文書室は、かたい、わかりにくいHPである。
比較参考まで・・。

厚労省情報公開文書室
http://www.mhlw.go.jp/jouhou/koukai.html

また、以前にも書いたが、厚労省の文書室は、せまい、何もない、とりあえず作ったような雰囲気であった。
厚労省内部は、吹き抜けあり、長い廊下ありで、無駄なスペースはけっこうあるのだが、それぞれの課内は、書類の山が積み重なり、それほど広いスペースはとられていないようなので、致し方ないのかもしれない。
とにかく厚労省は職員が多い。お昼時間になると、機械的にぞろぞろと出てくるわで、エレベーター前はかなりの混雑であった。

それから比べると、滋賀県庁は、古くて迷路のように入り組んでいるが、全体的にそこそこスペースがある。独特の建物なので、映画撮影にも使われているらしい(以前、広報課から聞いた)

同じ古くても、大津市役所より、ごちゃごちゃしていなくて、ゆったりしているので、居心地は県庁が一番いいように感じる。

<県民情報室/県庁2階>


第2回公判の提出書面やりとり

H25年2月5日、第2回公判が行われた。大津地方裁判所で13時10分開廷。

被告(滋賀県)の準備書面等
被告(滋賀県)第2準備書面

証拠書面
被告(滋賀県)第2証拠説明書

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原告(住民)準備書面等
原告(住民)準備書面

証拠書面
原告(住民)証拠説明書

以上の書面やりとりと裁判官からの質問、次回公判日程の確認で終了。

次回の第3回公判は、3月19日(火)10時から~


この計画の「志」は如何に?回答を求む

身近な大津市桐生にも、今でいう「公共事業」の軌跡を残した世間では知られていない人物がいる。

時は江戸時代。学区最大の灌漑用水池の三田六池を作り、550反の田畑を潤す基礎を作った人物。

三田六池の創始者「惣兵衛」。

没年はわからないが(暗殺されたという伝承が桐生の古老たちに伝わっている)、昭和19年地元住民が、感謝報恩のため石碑を建立した。

桐生では、惣兵衛が亡くなった後も、その事績は子から子へ語り継がれて、戦時中の石碑建立へと繋がった。

飢饉や水害が続き、民衆が苦労している状況を何とかしようとし、当時では珍しい開明的な手法で灌漑用水を作った。古文書によると「性

格は勇敢にして決断力があり、常に村人たちのことを気にかけていた人物」とのことである。

桐生(三田六池)                惣兵衛の碑

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
また、時代は下り、福祉では有名な糸賀一雄氏。

滋賀県の近江学園やびわこ学園を創設。

http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/1_all/jirei/100furusato/html/furusato054.htm

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B3%B8%E8%B3%80%E4%B8%80%E9%9B%84

戦災孤児や知的障害児の福祉と教育に尽力。「この子らを世の光に」という言葉を残す。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こういうことが「公共事業」ではないのだろうか。
困っている人たちの状況を見て、触れて、感じて、声を聞いて、なんとうかしようと奔走し、作り上げる。
お金より先に「志」では。

滋賀県は、国への「金盗り合戦」に奔走し、机上から出た計画を推進。
医療観察病棟は、精神障害者のためになっているのか?
地元住民の不安や心配な気持ちを、どう解消してくれるのか?
これを建てて、どのような医療と福祉の将来を描いているのか?

糸賀一雄氏は、滋賀県の職員でもあった。先達に恥じない回答を用意出来ますか?

 


人々を無視して進める公共事業に未来なし

台湾の人々のために尽くした八田 與一のプロジェクトについて解説した映像があったので参考まで。
滋賀県にはこの精神を見習ってほしいですね。特に嘉田知事と苗村室長に・・。


残り枠がなくなる?!交付金をとるためだけの公共事業

公共事業とは、このようなものではと思う事績を紹介しよう。

八田 與一
日本統治時代の台湾で、台湾の嘉南地方の農業水利事業に大きな貢献した人物。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E7%94%B0%E8%88%87%E4%B8%80

台湾の嘉義や斗南の日本語世代の高齢者たちが、感謝の言葉を述べていたのを20年前に聞いた。

当時の人たちだけでなく、後々の人たちのためにも、公共の利益に尽くすのが公共事業ではないのだろうか。

今回の医療観察病棟の建設計画は、「国からの強い要請」と言いながら(厚労省は否定していたが)、強引に進めた。

東日本大震災が起きて、東北への復興資金の捻出が必要なときに、年間2~3人の対象者しかいなかった滋賀県が急いで(H22年に急に

計画が浮上)国へ交付金を申請して、作らなければならなかった理由がどこにあるのだろうか。

病院事業庁の運営赤字補填のために、残り枠がなくなる前にとにかく国からお金をとってくるというだけの事業だったのでは。

※H22年7月15日の滋賀県精神保健福祉審議会/第3回検討部会で県職員が下記のように答えている。
 「医療観察法は、第1に取り組むべきものと考えている。国の残り枠も少ないので早期に結論を出したい」

これのどこが公共事業なのだろうか。

医療観察病棟が出来て、地元住民や精神障害者が感謝の言葉を述べているのを聞いたことがない。


住民訴訟について

住民訴訟について、参考まで・・。
<住民訴訟ヤフー百科事典>
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E4%BD%8F%E6%B0%91%E8%A8%B4%E8%A8%9F/

<住民訴訟の勝訴判決リスト/全国市民オンブズマン連絡会議>
http://www.jkcc.gr.jp/data/00068.html

判決リストをざっと目を通すと、よくまあこれだけの不当な公金支出の実態があるものと驚く。2001年のリストなので、現在はもっと増えていると思う。安部首相の言うように、必要な公共事業はあると思うが、公共事業の拡大の前に、無駄な支出の見直しなど、民主党がパフォーマンスで終えた行政刷新をしっかり取り組んでいただきたい。一時的な景気浮揚や一部の建設業者や関係機関だけが潤うような公共事業のあり方でなく、本当に必要な公共事業は何かと国民の将来の生活に必要なものなのかをしっかり見据えてほしい。
嘉田知事のように、ダムや新駅を止めたけど(後で発言が変遷したが・・)、人権という名を盾に(その人権の内実は軽い)、当事者無視の公共事業を進めるのは、言語道断であろう。


嘉田知事が、またもや住民訴訟の被告に?!

県監査委員は、日本未来の党代表として政治活動をした知事へ給与を支払うのは不当とした彦根市市長の住民監査請求に対し、却下したとのことである。

<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130125-OYT1T01196.htm?from=ylist

嘉田知事への給与支払い問題なし…監査請求却下

嘉田由紀子・滋賀県知事が、昨年12月の衆院選で日本未来の党代表として政治活動をする間に知事給与を支払うのは不当だとして同県彦根市の獅山(ししやま)向洋市長が行った住民監査請求に対し、県監査委員は「給与の支払いに問題はない」として請求を却下した。却下は24日付。

県監査委員の決定では、特別職である知事は、地方公務員法が定める勤務時間や職務専念義務に拘束されないとし、知事と国政政党代表の兼職についても地方自治法上、問題ないとした。

請求却下に対し、獅山市長は「知事職にありながら全国各地に赴き、特定の政党の政治活動に臨むのは政治的、道義的におかしいと思っている」と述べ、今後、住民訴訟を起こすかどうかを弁護士と相談して決めるという。

2013年1月25日21時06分  読売新聞)


住民訴訟の第2回公判は、2月5日

来週、2月5日(火)、13時10分から大津地方裁判所で医療観察病棟建設問題の第2回公判が行われます。

傍聴出来ますので、ご参集下さい。


情報公開制度を活用しよう⑧ 不服申立て/厚労省編

不服申立て

開示請求者厚労省

せっかく開示請求をしたにも関わらず、不開示決定や一部開示決定の通知を受け取ることがある。
その場合は、厚生労働大臣に対して不服申立てが出来る。

厚生労働大臣は、不服申立てがあったときには、情報公開・個人情報保護審査会に諮問し、諮問の答申を受けて、不服申立てに対する裁決又は決定を行う。
不服申立人は、情報公開・個人情報保護審議で意見を述べる機会が与えられ、答申が行われれば、その写しが送付される。
尚、不服申立てとは別に、裁判所に対して、決定等の取消しを求める行政事件訴訟(情報公開訴訟)を提起することが出来る。


情報公開制度を活用しよう⑦ 情報公開文書室での閲覧/厚労省編

開示請求であるが、郵送だけでなく、来所しての閲覧も可能である。

厚労省への公開請求の閲覧は、情報公開文書室で出来る。場所は厚労省内の2階。

正面入口はガラス戸の近代的な雰囲気で、廊下も入り組んで長い。その奥まった部屋に、国民が訪れる文書室がある。

厚労省ともなれば、さぞかし広くてハイテク機器を揃えているのかと思いきや、机の少なさと閑散した雰囲気に少し面食らった。

4人用のテーブルセットが3つと、対面型長テーブル、そしてパソコンとコピー台がひっそり無造作に置かれているテーブル。

また、個室もないので、担当課の職員を呼んでもらっても、周りに丸聞こえである。滋賀県の情報公開室は、個室もあるし、広さもそこそ

こある。厚労省より、滋賀県の情報課のほうが、より国民目線の室内作り(建物自体は古いが)をしていた。

文書室での閲覧中は、全く誰もいなかった。1人が何か文書を取りに訪れただけで、ほぼ独占状態。だから、個室は不要なのかと勝手に解釈

していたのだが・・。

開示請求の収入印紙は、課内では販売してなく、売店(下の階)まで降りないと入手出来ないので、新たに請求をかける時などは、あらかじ

め印紙を用意しておいたほうがいいだろう。


情報公開制度を活用しよう⑥ 開示の実施/厚労省編

 開示の実施

厚生労働省開示請求者

申請された方法により、行政文書の開示を実施。
行政文書の開示を受けた方は、最初の開示を受けた日から30日以内に限り、最初の開示方法とは別の方法で、更なる開示を申し出ることが出来る。
行政文書の更なる開示の申出書に記入し、文書室まで書面により提出(来所または郵送)。開示実施手数料も必要。