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経済
1月の景気一致指数は0.3ポイント悪化 電機製品の出荷落ち込みで
2013.3.7 16:46
内閣府が7日発表した1月の景気動向指数(CI、平成17年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0・3ポイント悪化の92・0と、2カ月ぶりにマイナスとなった。電子部品や電気機械の出荷の落ち込みなどが影響した。
基調判断は「悪化を示している」で据え置いた。ただ「2月の一致指数がプラスになれば、基調判断は(上方修正となる)『下げ止まり』に該当する」(内閣府)と説明した。
1月の一致指数では、自動車など耐久消費財の出荷が増加する一方、携帯電話向け部品など鉱工業生産財出荷が減った。大口電力使用量や所定外労働時間なども軒並みマイナスだった。
半年ほど先の景気動向を示す先行指数は、前月比3・1上昇の96・3と、2カ月連続のプラスとなり、伸び率は21年6月(3・3ポイント)以来の水準だった。また足元の景気から遅れて動く遅行指数は、0・7ポイント上昇の87・5と、2カ月連続の改善となった。
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