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ROAD TO 2014 田村岳斗 -華麗なる舞-


March 7, 2013 8:26 PM /

世界ジュニアの女子シングル テクニカルパネル判定について

世界ジュニアが行われていたイタリアから帰って来ました。この大会の女子シングルについては、日本の選手たちも含めてスケーターたちは素晴らしいパフォーマンスをみせてくれました。しかし、テクニカルパネルの判定に対しては、よくあんな判定ができたものだと、怒りを感じてしまいました。時間をかけてビデオ判定までして、テクニカルパネルは一体何を見ていたのか!  という気持ちです。

今大会の女子シングルは、スコアも全体的にロースコアで、お客さんにとっても違和感がある大会だったのではないでしょうか。選手の出来とスコアがあまりにも噛み合わず、ブーイングが起きたのも事実です。2002年のソルトレイクシティ五輪で採点の不正があって以来、現在のジャッジングシステムになったのですが、今回のような判定が繰り返されるようであれば、スケーターはもちろん見ている方たちも納得がいかないような競技になってしまうかもしれません。男子で多くの選手が4回転に挑まなくなってしまった時があったように、女子も3アクセルや3回転+3回転にチャレンジしにくくなってしまうのでは?と危惧したくなるほどでした。テクニカルパネルの判定によって、勝った選手、負けた選手双方にとって後味の悪い盛り上がらない試合だと思いました。今回の世界ジュニアは、あの判定によって、女子シングルの技術の進歩を妨げ、選手のモチベーションを大きく下げるものだったと僕は思います。

回転不足判定、ダウングレード判定には、「全てのはっきりとしない場合には、テクニカルパネルはスケーターの利益になるように務めるべきである。」とありますが、今回の大会ではその理念は感じられませんでした。選手は0.1、0.01スコアを上げるために、いろいろな努力を積み重ねています。ショートプログラムからこうした判定が出ていたので、フリー当日の公式練習で多くの選手たちは着氷後の跡を何度も確認して、ちょっと異常な雰囲気でした。終わってしまった結果については何を言っても始まらないのですが、この結果を受けて、偉大な先輩スケーターがそうだったように、選手はこの悔しさと怒りをエネルギーに変えて新しいスタートを切ってさらに向上していくしかありません。

帰国してすぐに、今回の世界ジュニアで現地に行っていた日本の関係者の方たちに「もう一度映像を見てください。」とお願いしたところ「宮原のフリーの1本目のルッツはしっかりアウトエッジで踏み切れている。「e」がつくのは確かに判定がおかしいと思う」と言ってもらいました。「それ以外の回転不足に関してはグレーゾーンだと思う」とも言っていました。先に書いたルール「全てのはっきりしない...」の観点からすれば「グレーゾーン=はっきりしない」です。少なくともルッツの判定に関しては、見ている方にも不当だと認識してもらいました。今さらISUに抗議はできなくても意見する方向で行動すると約束してもらいました。今回のような判定が繰り返されないよう、強化部や僕たちコーチは大切な自国の選手を守るために気持ちを一つにして、なんらかの対応や行動をとる必要があると僕は思っています。よい演技によい判定、よい結果がでる、フィギュアスケートを愛する人が望む本来フィギュアスケートがあるべき姿になってほしいと思い、あえてここで言わせてもらいました。

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この記事へのコメント

岳斗先生お疲れ様でした。 そんなことになっていたとは知りませんでした。 ジャッジの仕方などは、経験ある方や、詳しい方にしかわからないことなので、ただ観戦する私にはそれが不当なのかどうなのかと言えるような立場ではないのですが、岳斗先生が言うようなことが行われていたのなら、それはとても残念なことです。 選手の頑張りを踏みにじる行為となってしまいますもんね… しかしながら…どうしてそのようなことになってしまったのでしょうかね。 この先、このようなことがないよう、スケートファンとしても、岳斗先生を初めフィギュア関係者様達の行動を応援しております。 宮原選手も、本当お疲れ様でした。演技をみましたが、本当に小さな身体で一生懸命滑ってる姿に感動しました。 これからも、宮原選手らしいパワフルで美しい演技に期待してます。
みほ / March 7, 2013 9:13 PM
世界選手権が心配でなりません・・・。 良い演技をした選手がキスクラで低い点数が出た時のがっくりした顔を見るのも辛いです。 今回田村先生の勇気ある発言に感謝します 今後ともフィギュアスケートの発展の為、懸命に練習し向上をしてく選手を守ってください お願い致します
もも / March 7, 2013 9:23 PM
岳人先生の憤りが伝わってきました。 応援しています。ぜひ選手たちが憂うことなくおもいきり力を出し、すっきりした結果を持ってまた前に進んでいく。そういう世界であってほしいと心から願います。
めぐ / March 7, 2013 10:03 PM
やっと大事な選手たちを守って下さる様な発言が聞けてとても嬉しく思いました。 今までも特定選手への不可解な回転不足判定など、採点に関してはジャッジのやりたい放題で、観ていてストレスしか感じなくなって来ています。 スケートファンとしては本当に残念で最近では試合を観るのが苦痛です。 大好きな選手が引退したら多分もうスケートは観ないでしょう。
まつこ / March 7, 2013 10:09 PM
岳斗くんも世界ジュニアに出場した選手の皆様も、本当にお疲れ様でした。 このBlogを拝読し、泣けてしまいました。 私達が悔しい、歯がゆい思いをしている何倍もの思いを、選手の皆様もコーチの皆様も当然強く感じていらっしゃるのですよね・・・。どんなに高い壁も、険しい道も、毎日、毎日必死に乗り越えようと、あるいは立ち向かおうと努力しているのですよね。 ただただ、宮原知子選手の演技は、本当に、本当に感動しました。とても素晴らしいものでした。ジャッジがどんな評価をしようと、観客の心を動かすことは誰にも止められません。
Happy☆pink / March 7, 2013 10:14 PM
今回の世界ジュニア女子は私も見ていて演技の出来に対するジャッジの判定に大変頭の中が混乱しまた動揺してしまいました。この様な事が続けば見る価値すらない競技になりかねないと危惧しています。スケートに携わっている方がこういった声を上げていただいた事にとても感謝しています。
maru / March 7, 2013 10:15 PM
「全てのはっきりとしない場合には、テクニカルパネルはスケーターの利益になるように務めるべきである。」 これはルールブックに実際に記されているものなのですか? 宮原選手に限らず、多くの大会でそれが実際に反映されている印象があまりないのですが…。 特に日本選手、その中でも浅田真央選手の採点に対して強く感じます。 ISU理事の平松純子さんが「ファンが回転不足に“通”になることは、個人的にはお薦めしません。純粋に観戦を楽しめませんから。 もし、好きな選手の得点が思ったよりも低かったら、「回転不足をしちゃったのかな?」と思うくらいにした方がいいのではと思いますが、いかがでしょうか」という発言を過去にしていました。 大技に挑戦して着氷しても「回転が・・・」、綺麗に飛んでるのに「踏切が・・・」、素人から見てみたら素晴らしい演技をしているのに、解説によって演技の質が汚されているように感じてそりゃあ楽しめません。 楽しめないどころか、頑張っている選手に対して本当にかわいそうだなと思って心が痛くなります。 一見綺麗に見えて、専門家によると欠点のある演技。 フィギュアスケートほど、わかりにくいスポーツはないと思います。 今の日本勢は強いからトップでいられるけど、その選手達がみんな引退してしまったら、日本のフィギュアスケート人気は衰退してしまいます。 そうなる前に、フィギュアスケートの発展向上のために、今頑張っているすべての選手のためにも全力を尽くしていただきたいです。
ゆみ / March 7, 2013 10:22 PM
テクニカルジャッジも9人くらい必要かもしれませんね。
通りすがり / March 7, 2013 10:22 PM
ほんとですよね~
セリーヌ / March 7, 2013 10:39 PM
岳斗コーチ、おつかれさまでした。 日本の選手の堂々とした演技に心強さを感じると同時に「又、この繰り返しか」とぶつけどころのない怒りが湧いてきました。 素人ながらまずは日本国内でもっと、 世界で戦う選手がのびのび 戦える環境づくりをする体制を整えて ほしいと常々思っています。 選手とコーチの現場の声が、 努力がきちんと届き、しかるべき人が 行動してくれる体制に早くなる事 を強く強く祈るのみです!
まる / March 7, 2013 10:42 PM
ヤマト先生、ありがとうございました。 先生の勇気あるご発言に涙が出ました。
あちゆた / March 7, 2013 10:45 PM
宮原選手の演技は素晴らしかったです。だから、点数には愕然としておりました。 今までにも同じ様なモヤモヤは何度もありましたけど、今大会は宮原選手だけでなく酷すぎました。 フィギュアスケートに関しての日本の報道は、ジャッジに関しての疑問には触れたことが無いし、スポーツライターの文章もジャッジ擁護がほとんどなので、田村さんの意見がとっても嬉しかったです! 私はスケートは素人だけど、見た目と点数のギャップはどんどん大きくなってる様に感じて仕方がありません。大好きなフィギュアスケートだからこそ、これ以上幻滅したくないですね。何よりもキスクラでの選手達のガックリした顔を見ると、悲しくてたまりません。
ふう / March 7, 2013 10:46 PM
田村先生お疲れ様でした。初めてコメントさせていただきます。ある時期を境に不透明なジャッジングが頻発し、長い事フィギュアを観てきた一ファンとして歯がゆい思いを抱えております。女子も高難度の3‐3Tや、更に希少な3‐3Lo が悉くDGされて一気に競技としての技術が衰退してしまった。男子も4回転を飛んだら負ける様な気運で、観客や選手の満足度と裏腹の採点に、キスクラで選手が茫然とする姿を見るにつけ、気の毒でなりませんでした。現状男子は再び4回転時代が再来しましたが、今回のJr女子を観てまたなのか。と落胆させられました。エッジeや回転不足は、試合毎に違う匙加減。これでは選手も萎縮してしまいます。選手を護る側の人間が、誰もこの長く続く不可解な事実に言及して下さらなかった事を思えば、田村先生の今回の記事がどれだけ重いものか推して知るべし。良くぞ言って下さった! ありがとうございました。
あずま / March 7, 2013 10:46 PM
しかし見ていて「なぜこれが?」という判定は、何も今回の世界ジュニアだけの話ではありません。おかしいと思う判定は国際試合でも国内大会でも散見していますが、一向に何かが改善する気配も感じません。今回の世界ジュニアの「とてもおかしい」判定は、いくつもの「ちょっとおかしい」「なんかおかしいよね?」を放置してきた結果なのではないでしょうか。最近は明らかにおかしいと感じた判定に関しては、もう「どんな裏があるんでしょうね~」と妄想したり、そんな楽しみ方をした方が気楽に思えてきました。フィギュアスケートの得点や順位、判定などはもはや何の意味もないと醒めた目で見ています。選手はそうはいかないでしょうが、一観客としては自分の目で見て選手を評価するだけです。また、技術面の判定以上に5コンポーネンツが不透明です。明確に説明できる人はいるのでしょうかね。
花子 / March 7, 2013 10:49 PM
田村岳斗 様 素人ファンの私ですが、インターネット動画で宮原選手の演技を観戦し、点数を確認し画面の前で叫んでいました。今 田村さんの文章を拝見し心が救われた感じがしました。好きな選手だから点数を高くしてほしいのではないのです。公平・公正にジャッジしてほしいだけなのです。多分ルール変更にもいろんな圧力があるとは思いますが、最低限決まったルールは守ってほしいと思うのです。そうでなければ選手は何を信じて日頃鍛錬すればよいかわからないと思います。 血の滲むような鍛錬を日々行っている選手たちが真正面から演技に取組める環境であってほしいと心から思います。 田村さんの勇気ある発言に感謝するとともにエールを送ります。でも決してお一人で無理はされないこともお願いします。
大阪のぶさん / March 7, 2013 10:50 PM
岳斗先生、お疲れさまでした。よくぞ言って下さいました!宮原選手の演技は本当に引き込まれるようで、素敵で感動しました。また、4位になったアメリカの選手も見た目はノーミスの素晴らしい出来でした。こういったノーミスの良い演技をした選手がエッ?と思うような低い点数で、逆にジャンプがほとんど失敗だったような選手の方が高い点数がでたりして、知識の無い一般人には理解できないと思います。これではフィギュアスケートを見ていてもおもしろくないですよね。フィギュア人気がなくなってしまいそうで怖いです。どうぞ岳斗先生、頑張って下さい。応援しています。
mica / March 7, 2013 10:51 PM
日々技術を向上させ頑張っている選手の実力と努力を無駄にしないために、(そしてフィギュアスケートのためにも)、声をあげていくこと、勝てる作戦をくむ、包囲網から守ることが仕事だと思っています。勇気ある発言に感謝します。一丸になってがんばっていきましょう!
Victoria / March 7, 2013 10:55 PM
他のスポーツでは、ジャッジについてその試合で異議申し立てが出来ますが、なぜフィギュアスケートではそうした制度がないのでしょうか。
ぱんだん / March 7, 2013 11:04 PM
ひたむきに頑張っている選手たちが大好きで心の底から尊敬しています。練習に練習を重ね、ひとつひとつ課題をクリアしてゆき成長する姿を見せてくれて幸せです。ただ、その努力ではどうにもできない理不尽な「何か」にぶつかってしまった時、一体何をどう乗り越えればいいのか…不必要な戸惑いも悲しみも生まない大好きなフィギュアスケートであってほしいと願います。岳人先生のフィギュアスケートに対する真摯な気持ちがとても伝わりました。あえてここでとのことですが、本当に必要な言葉だと思います。
asm / March 7, 2013 11:05 PM
宮原選手の演技、素晴らしかったですよ。British EuroSportの解説者も絶賛し、得点が出た瞬間には「No!」と叫んでました。動画もあがってますので、ぜひ宮原選手にも聞かせてあげて下さい。これで自信を無くしてしまうことがないように祈っています。
ひつじ / March 7, 2013 11:09 PM
長年スケートを見続けてきましたが、最近の"素人には全く理解できない"採点結果の数々にスケートを見る楽しみも半減していた今日この頃。改心の演技!!と思っていたらキスクラで得点を見て笑顔から一点して呆然自失する選手達を見て胸が痛むことも度々です。選手達がより良い評価を得るよう頑張るのはともかく、関係者の方々はこの状態をヨシとしているのか??と非常に疑問に思っていました。岳斗さんのこのようなご意見が聞けて本当に救われる気持ちです。"よい演技によい判定、よい結果が出る"おそらく他のスポーツなら当たり前のことが当たり前にできていないフィギュアスケート、どうかよりよい方向に変わってくれるよう応援していきたいです。
たか / March 7, 2013 11:13 PM
岳斗先生勇気ある発言ありがとうございます。 youtubeを見ましたが、恐ろしい事態でした。 海外の解説も絶叫でしたね。 ブーイングも酷かったし、またそれをカメラが映す事や、ISUの会長を何故だか映す事にもカメラさんのというかディレクター?の強い意思を感じました。 先日キャロライン・ジャン選手のコーチも回転不足について物申しておられましたね。 日本では人気が高いですけど、世界ではフィギュアスケートが胡散臭い競技の代名詞になりつつあることが悲しいです。
ゆきっち / March 7, 2013 11:18 PM
この度のご意見、まったくもって同感しますし、やっと言ってくれる人が出てきたと嬉しく思っています。でも少しの悔しさも覚えます。なぜ、「やっと今」なのでしょうか?ご自分の教え子が不利益を被ったからですか?今までは所詮は対岸の火事だったのですか?それとも今まではこんなことはなかったと思っておられるのでしょうか。ただ言えない状況なのですか。 責められるべきはもっと上の人々、ISU関係者・JSC役員および関係者なのは承知の上です。今更でも声を出してくれる人にいうべきではないのかもしれません。少しの不満も出してくれないコーチ陣・関係者に比べればずっとマシなのもわかっています。それでももう、公平とは言えないジャッジを見ることがずっと前から苦痛でしかたないのです。 日本人がフィギュアという競技を見放す前に、いっそオリンピック競技から外れてしまえと思ってしまう前に、この問題が解決することを、せめて改善することを心より望んでいます。
のりこ / March 7, 2013 11:28 PM
映像を見てもらったとおっしゃるのは、テレビか動画の映像でしょうか?見た方はジャッジの経験者でしょうか? テレビや動画はテクニカル席からとは角度が違うのに、正しく見ることができるのでしょうか? ファンの中には自分の好きな選手の点数が低いと、すぐ陰謀論に飛びつく人が多いです。 一生懸命努力して高い得点を出した選手が、まるで不正をしたかのように言われています。 田村さんの言っていることは、そういう人達にさらにジャッジへの不信感を植え付けただけでは?
フィギュアファン / March 7, 2013 11:31 PM
言いにくい事だと思いますが、こうしてはっきりと言っていただいてありがとうございました。ジャッジの判定についてはネット上で様々な意見を目にするのですが、私のような素人には真偽のほどがよくわからなく、どう捉えたらいいのかわからなく思っておりました。応援している選手がジャッジによって評価を下げられるのも辛いですが、実際より上げられているのも決して嬉しくはありません。選手の為にもファンの為にも公正なジャッジを望みます。
さと / March 7, 2013 11:37 PM
スケートファンがいつもフィギュアスケートのジャッジにはイライラさせられているのは事実です。私はもうフィギュアスケートの点数を完全に信用していません。 理不尽な判定は今回だけではないですよね。 毎年ルールが変わって「世界最高得点」って何の意味があるのか、さっぱりわかりません。その世界最高より最高な演技は他にあるのにと言いたくなる時があります。
hinyo / March 7, 2013 11:37 PM
よくぞ言ってくれました!という気持ちです。 ずっと最近のジャッジにはもやもやしてました。 そんな状態に声も上がらず、誰が選手を守ってくれるんだろう、と。 ヤマト先生を応援します。
リコ / March 7, 2013 11:40 PM
田村先生お疲れ様でした。今回の世界ジュニアの採点は本当に不可解なものでした。しかし不可解な採点はシニアの国際大会でも度々見られます。ある特定の選手ばかりが甘く採点され、その他の選手達はグレーゾーンだろうと容赦なく回転不足、e判定される。PCSも、特にSSの項目は一体何を基準に採点してるのか全く納得出来ません。審判達は本当にスケートを理解してるのでしょうか?アマチュア選手であれば誰もが表彰台を目指します。ですが近年不可解な採点が続いているせいか、シニアのベテラン選手達の中には、「自分の納得出来る演技が出来ればそれで良い」と達観している選手も居る様に感じます。どんなに自信のある演技をしても、審判の匙加減で「ミスあり」とされてしまうのですから。「夢を見ても無駄」ということです。私達ファンは選手にメダルをかけてあげる事は出来ません。応援する事しか出来ないのが本当にもどかしいです。スケート連盟にはきちんと審判達に抗議をして頂き、選手達の血の滲む努力を無駄にしないようにして欲しいと強く願います。
smile / March 7, 2013 11:43 PM
よく言ってくださいました。 私もフィギュアスケートを愛する一人です。 納得いかない判定には、どうしてそうなったのかを説明してもらうことは 当然の権利だと思いますし、審判のレベル向上にも繋がるでしょう。 本当はコーチが言う前に 真っ先に連盟がやらなければならない仕事だと 思います。
かすみ / March 8, 2013 12:08 AM
今回もそうですが日本のテレビの解説者がどうみても先にプロトコルを手に入れてて、スロー再生してるときに追認するかのように回転が足りないとかエッジが誤ってるとか言ってるのが一番許せないです。いや、どうみても足りてるだろう!って絶叫しながら見てます。選手やスタッフが本当にかわいそうです。
NO NAME / March 8, 2013 12:11 AM
今までも選手によって、試合によって、レベルやジャンプの回転を認定する人が誰になるかによって、基準が天と地程違うように素人目にも思える試合はたくさんありましたし、割と甘い判定になるように思える選手たちがいる一方、執拗に厳しく判定される選手たちが続いて、不可解な雰囲気になった試合もたくさんありましたが、今回のジュニア世界選手権の女子ほどひどく偏っていて露骨でひどい判定はなかったように思います。宮原さんは難しいコンビネーションを含むプログラムをただ一人大きなミスもなく行い、素晴らしい演技に思えただけに、点数の低さやプロトコルを見た時は目を疑いました。日本のスケート関係者はもっと選手たちを守ってほしいです。採点やジャッジは本当にひどいと思いますが、努力を重ねていつも私たちを感動させてくれる選手たちのことは応援しています。
yumi / March 8, 2013 12:14 AM
いつも楽しく読ませていただいています。 今回のブログ記事、いろいろなリスクを顧みず正直で率直な声をあげてくださったことにまず感謝いたします。 3月7日夜の段階でこれだけの反響があるわけですし、すでに某巨大掲示板のフィギュア関連でも話題になっているようですので(もちろん、今回のご意見への支持の声です)、きっとこれから思わぬ反響の大きさに田村先生ご自身も戸惑う事態に追い込まれるかもしれません。 また、「いまさら?」というフィギュアファンからのお叱りや、関係各所からの厳重注意を受けることも想像に難くありません。 万が一、そのような事態になってこの記事を削除することになったとしても、今日この記事を読んで「ああ、やっと関係者が声を上げてくれた」と感激し、救われた人が何人も何人もいることを忘れないでください。
Asqur / March 8, 2013 12:17 AM
岳斗先生、ジュニアワールドお疲れ様でした。教え子の宮原選手の演技、とても素晴らしかったと思います。私の目にはパーフェクトに近い演技に見えました・・が、ジャッジングが御粗末でした。気持ちが萎えると思いますが日本選手の皆さん、コーチの皆さん、関係者の皆さんに今後も頑張っていただきたいです。しかし、いったい誰が悪いのでしょうか。こんな事ではソチも心配になります。
ミーミー / March 8, 2013 12:59 AM
これまで今のジャッジシステムを擁護する発言をされてきたのに、自分の教え子がsageの立場になった途端、おかしい!って声をあげるんですね、、、。
匿名希望。 / March 8, 2013 1:05 AM
岳斗先生のファンであり解説もとても分かりやすくて一番好きです。 今回のジュニア選手権、宮原選手は表彰台の選手に遜色ないどころかノーミスですばらしい演技だったので、もうショックでショックで・・・ ただ身長が低い分、確かにジャンプの見栄えはしないかもしれませんが、それだけでその点差なんて、納得できませんし、何より宮原選手本人がどんな気持ちだったかと思うと胸が痛いです。 この悔しい気持ちをどこにもぶつけることができなかったので、こちらのコラムを拝読してやっとこういう声をあげてくれる人が出てくれたと涙さえ出てきてしまいました。ありがとうございます。 >今回のような判定が繰り返されるようであれば、スケーターはもちろん見ている方たちも納得がいかないような競技になってしまうかもしれません。 残念ながらもう何年も前からそうなっています・・。まだ旧採点の頃のほうが、分かりやすかったと思います。あー転んだからもうダメだね。とか。 身びいきではなく本当に日本選手が一番割に合わない採点をされていると思います。 正直、今いる何年に一度現れるか現れないかの選手が引退したら日本でさえフィギュアを見る人が激減すると思います。今のうちになんとかしてください!フィギュアを愛しているなら是非お願いします。 日本びいきの採点をしろなんて言いません。公平ですっきりできるような採点になるようどうか働きかけをお願いします。
ちびしろ / March 8, 2013 1:08 AM
ヤマト先生お帰りなさい。世界ジュニア私もユーロスポーツの生中継を見ていました。女子フリーの採点には正直愕然としました。私には選手全員に公平なジャッジだったとは思えず、一部の選手には判定が甘かったと思っています。 おかしいと思った判定には日本スケート界が一丸となって声を上げるべきだと思います。これはフィギュアスケートだけではなく世の中の全てのことに対して言えると思います。ただ沈黙して耐えることは美徳ではありません。 来週の世界選手権もどうなることやら…。不安で仕方ありません。
akko / March 8, 2013 1:12 AM
田村さんの、意見に共感します。テクニカルパネルが、重箱の隅をつつくように、あら探しをし、減点し、演技全体の、価値を、くるわせていると、おもいます。
ヒロ / March 8, 2013 1:12 AM
岳人先生、お疲れ様でした。 勇気ある発言ありがとうございます。 現在のフィギュアスケート界には、匿名で守られているジャッジの不可解な判定と、ルール自体の両方の問題があると個人的に思います。 転んでも回りきっていると判定されれば、場合によっては加点がつくというのも、よくわかりません。 棒高跳びで、バーが落ちたけど、高さが足りているので、飛びきったものとする!という判定を下すようなものです。 よい演技に正しい判定、結果がでる…… そういうシンプルな方向に進んでいくことを願うばかりです。 芸術スポーツだから、点のつき方があやふやなのはしょうがないよね、で済ませたくないです。
美奈 / March 8, 2013 1:25 AM
名前の変換を間違えて申し訳ありません。 岳斗先生でした。
美奈 / March 8, 2013 1:30 AM
明らかに不当な採点は確かに抗議をするべきでしょうが、判定を甘くすることが本当にジュニアの選手のためになるのですか?正しい技術、正しい踏切を幼少期から教えなければシニアに行っても苦労するのは選手でしょう?疑わしきは罰するな?選手が委縮するから、楽しい大会にならないから甘くしろと言ってるようにも思えます。宮原選手の低空ジャンプが狙われやすいのは確かでしょうね。そこをどう改善しているのかがコーチの腕の見せ所だとも思いますが。ルッツの踏切りについては抗議すべきだとはおもいます。 そしてこの判定に抗議するなら、正しい踏切でジャンプを跳べず回転不足をごまかしている選手が今季、それでも大量のGOE加点とPCSで出る試合すべてで連勝している事実を説明してください。あんなに甘い判定をされている選手がほかにいますか?彼女のせいで犠牲になっている選手たちを日本スケ連は守る気があるんですか?今回の判定に抗議するなら昨年のNHK杯の時に声を上げてほしかったですね。
るる / March 8, 2013 1:30 AM
昔みたいにジャッジの出した得点を国別に見られたらいいのに、と思いました。
こたつねこ / March 8, 2013 1:55 AM
お疲れ様でした。そしてありがとうございます。 素人ですが、努力する選手たちを愚弄するような判定にいつもうんざりしていました。 関係者の方からこうした言葉聞けるのは非常に嬉しいです。 他の方も書いておられますが、特定選手への不可解な回転不足判定など、 素人には理解不能なジャッジのやりたい放題の採点に、観ていて感じるのはストレスばかり。 スケートファンですが、試合を観るのがイヤになることもしばしば。 応援している選手が引退したら多分もうスケートは観ない、と現状では思っています。 どうか、ファンが嫌気がささないよう、また選手たちに正当で平等な採点がされるよう、 ISUへの抗議も含めて今後とも声をあげていただきたい、と望みます。
NO NAME / March 8, 2013 2:03 AM
田村先生、お願いです。 フィギュアスケート界(ジャッジ)を変えてください。 そしてフィギュアスケーター達を救ってください。 それは日本の選手に留まりません。スポーツ競技である以上、技術面に関してだけでも 公平で客観性を伴ったジャッジによって評価されるようにぜひ、改革していただきたい。 誰が見ても明らかな正当性をISUに提示して欲しいです。 このまま何もせず、成り行きに任せていたら、フィギュアの人気が本当にいつか無くってしまいます。 ジャッジの完全な透明性は、ジャッジの匿名性をなくし、あらゆる角度からビデオを使った分かりやすい評価と、 ジャッジの規準を素人のファンにも分かりやすく常に公開するなどしてこそ可能だと思います。 世界ではフィギュアの人気に陰りがでているとも聞きます。 日本でも、好きな選手が引退したらもう見ないという人も多いです。 その理由は、分かりずらく、人の個人的過ぎる思惑が入り込んだ不自然なジャッジにあります。 フィギュア界の未来のためにも、田村先生のような勇気ある熱意が今、本当に必要です。 そして選手の努力が報われる、スポーツ精神の溢れる競技会が行われることを日々願っています。
kawai / March 8, 2013 2:31 AM
岳斗先生、勇気ある発言ありがとうございます!ようやく選手を守る動きが出てきたのですね!採点については旧採点時代から色々ありましたが、近年、特にここ最近の採点基準は疑問が多く正直後味の悪さを感じていました。厳しめの判定かと思ったら突然そうではなくなったり、基準が分からない。自国選手だから、好きな選手だから、ではなく公平なジャッジによる試合が見たいのです。その上で、勝った負けたダメだったでも良かったと思いたい。個人的には5コンポーネンツも疑問です。技術点に引っ張られすぎているように思うのですが…。この状況、頑張っている選手達の心が折れないか心配です。いや、見ている私の方が折れそうなんですけどね…。でも私はフィギュアが大好き。この競技がもっと素晴らしいものになってほしいです。しかしこのままでは離れていくファンもいるかと思います。
スケートファン / March 8, 2013 2:52 AM
このブログがこんなにひどいことになっているのをはじめてみました。 ヤマト先生がせっかく書いてくださったのに、「今更」とか「自分の生徒だから」とか書いている人がいますが、本当に伝えたいのならスケート連盟やしかるべきところにしてください…みなさん不満が溜まっていたことは想像できますが、ヤマト先生へのブログに先生が傷つくようなコメント…人として酷いです。 事実今回の女子シングルについては多くの方が「おかしい」「異常だ」と書いていらっしゃいました。それ以前のことまで全部ヤマト先生のブログで不満をぶちまけないで下さい。。。 平和なブログなのに、ショックです…ヤマト先生、どうかコメント欄をみて心が傷付くことのないように願っています。偽善者的なコメントと理解していますが、ヤマト先生のお立場が心配です。 競技者を経験し、ショーでも滑り、そしてコーチであり、解説者でもあるヤマト先生が行うことを信じていますし、かといって表だって矢面に立つのも不安です…まとまらずすみません。
ヤマ子 / March 8, 2013 2:53 AM
田村岳斗様 声をあげて下さって本当にありがとうございます。宮原選手の演技は本当に素晴らしかったです。が、点数がでた際まず驚きましたが、すぐに「またか」と思ってしまいました。正直現在のフィギュアスケートはファンから見るとそんなことだらけです。ここまで回転やエッジが得点に影響するのに、本当に全選手の全ジャンプを公平に見ようとしているのか?と思ってしまいます。今は特にTVで高画質に見れて、スロー再生もできますし。最近一番驚いたのは、全日本の高橋選手のSPのトリプルアクセルがOKだったことです。高橋選手は素敵な選手だと思いますし、フィギュアスケートは本当に素敵な競技だと思うからこそ、どうかもう少しなんとかならないのか、と思います。
なる / March 8, 2013 3:07 AM
今回の記事を書いて下さって、本当に有り難うございました。 田村先生のコメントは、ほとんどの日本のフィギュアスケートファンが支持してますよ。 他国に比べて日本ではフィギュアスケートが凄く人気があります。その日本人のファンのほとんどが、ISUやジャッジや得点などに疑問を抱いてます。なぜ日本は黙って抗議などをしないのか?フィギュアスケートの人気が今後どんどんなくなっていくのではないか不安でした。 田村先生の様な方々が、増えていって欲しいと思います。
匿名 / March 8, 2013 3:30 AM
今回の記事はジュニアに対する厳しいジャッジがジャンプへの挑戦を萎えさせたり、プレイヤーのモチベーションを下げてしまうという危惧に基づいていることはわかるし、「宮原選手のグレーゾーンのジャンプでE判定をとられなかったら勝てたのに」という彼女だけが厳しいジャッジだったという趣旨でないこともわかりますが、そのようにミスリードをする一般人は山のようにいると思います。実際にコメントしている人の中にも「○○選手に対して特に厳しい」「特に日本人に対して辛い」などと書いている人もいます。実際に動画で日本人の演技しか見ていない人だっているのです。誰も彼もがそういう判定で辛酸をなめたという状況はすべてのプロトコルを見た人間にはわかりますが、ここを読む人はそうじゃない人はいっぱいいる。「勝った方も後味が悪い」と言うことは勝った方もグレーだったけどジャッジの好みや贔屓のためにエラーやURがつかなかったという風にだって読めますがそういう読み取りでいいんですか? これをアップする前に、それを知識のある人ないひと構わずに読ませることになるというご自分の責任についてもう少し考えて欲しかった。残念で仕方ありません。「敢えて」ここに記事としてだされた意図は正しくよんでいる人にくみ取られていますか?
bujino / March 8, 2013 3:35 AM
宮原選手はショートでも明らかにルッツをアウトで踏み切っておりました。日本スケート連盟は自国の選手たちのために何もしないのでしょうか?あれだけ堂々と違う判定をされて黙っているなんて考えられません。今こそ仕事をする時ですよ連盟は。完全に白けてしまいました。
お疲れ様です / March 8, 2013 3:52 AM
もしこの記事が削除されるような事になっても、選手の実力と努力を信じて声をあげた先生の気持ちを教え子は忘れないでしょう。もちろんフィギュアファンも忘れないと思います。この競技を愛する者たちは、誰かに任せるのではなく声をあげ、それを集めていくべきだと感じました。
まつ / March 8, 2013 4:34 AM



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このブログについて

プロフィール写真【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。

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