ビジョン
よみがえれ薩摩! よみがえれ日本! 日本と鹿児島の将来像
日本は、今後とも民主主義・自由主義・資本主義そして基本的人権の保障を基本原理として政治・経済・社会・文化を営み、人口減少社会を克服しつつ持続的な発展を図り、諸外国からも信頼され、尊敬される独立国家であり続けなければなりません。
そのためには、第一に、基本原理を共有する友好諸国との連携・協力関係を、より確固たるものとする外交・安全保障政策を展開し、憲法九条を改正して自衛隊を自衛軍として位置付け、さらに集団的自衛権について現行憲法でも附与されているとの方針を確立する必要があります。
第二に、今後も増大する社会保障政策費を賄い、かつ財政再建と経済成長を両立させるには、経済動向を見極めつつ、消費税引き上げをできるだけ早期に行う必要があります。
第三に、急速な人口減少は、労働力や購買力の縮小などを招き、日本経済の衰退や社会保障制度の破綻などをもたらすため、65歳定年制の実現、女性の働きやすい環境作りを早期に進めることと併せて、関係法制度の整備を行った上での移民受入れ政策の導入が必要です。
第四に、中央省庁の縦割り行政の弊害打破のため、国家公務員の省庁別採用・管理を、内閣府による一元的ものへと改め、行政コスト削減、地方分権推進のため中央省庁の出先機関の統廃合を実施し、さらに国家公務員・地方公務員の給与・退職金水準を当該地域の民間並み水準とする必要があります。
一方、鹿児島においては、次のような施策を行うことが重要です。
第一に、九州新幹線の全面開通で日本の南の玄関口となった立地条件を生かして、以下により、日本とアジアとの一大交流拠点となることを実現する。
- 鹿児島大学を充実し、アジアの学生・技術者などの留学・研修・研究センターとする。
- 鹿児島の歴史・自然・温泉・食物という優れた観光資源のフル活用による観光大開発事業を展開する。
第二に、将来の食糧危機も視野に入れつつ、日本の食糧基地としての機能強化と鹿児島の経済活性化につなげるため、関連施策を総動員して農漁業および食品産業の発展を図る。
第三に、温暖な気候.豊かな自然・食物、豊富な温泉、安い土地などを活かして、大都市から高齢者を積極的に受け入れるシルバー産業の育成に取り組む。
さらに、今後取り組みたい課題としては、
- 遊休農地の解消、荒廃森林の再生、続出する空き家の有効利用などによる、美しい農山村風景の創造
- 200カイリ海洋牧場の育成による水産日本の再建
- 低額年金引上げなど、年金制度の抜本改革
があります。
私は、これからも、古里と日本の再生のために闘います。
衆議院議員