素美女王のブログ

色んな正しい情報を探したり、検討したり、好きなこと書いたりと、マイペースに色々書いてます。

NEW !
テーマ:
昨日、東京高等裁判所にて、2012年12月16日の衆議院議員選挙の「選挙無効」を求める裁判が4つ行われました。
1つは一票の格差訴訟、残り3つはいわゆる不正選挙訴訟です。

結果ですが・・・

一票の格差について。
難波孝一裁判長は、「違憲」と判断するも、選挙無効の請求は退けました。

「一票の格差訴訟「昨年衆院選は違憲」 東京高裁」

3つの不正選挙について。
全て3月6日で結審で、判決は3月22日午前11時に決定です。




では、今回の裁判では、いったいどんな状況だったのか、見ていきたいと思います。
以前書いた記事を読んでおくと、状況が少しわかりやすいかと思います。

「不正選挙訴訟が別の方向へ向かっているようだ」
「不正選挙訴訟原告団詐欺問題」

今回の問題ですが、大ざっぱにわけると、こんな風に見えてきました。

丸子氏→原告団のボス
伊藤氏→丸子氏のポチ?子分?
藤島氏→不正選挙裁判でネット上ではヒーロー扱いだったものの、本人は意外とやる気なし
犬丸氏→真剣に不正選挙と戦っている
中田氏→犬丸氏と同じ

あくまで私の主観ですが。

では、今回の選挙に携わった人や、傍聴した人の観察記録などを見ていきたいと思います。

「中田潤」ブログの素美女王なりのまとめ

8:30頃
丸子氏が裁判所に提出。

9:00頃
伊藤氏が現れて「私が預かります」と、中田氏の陳述書を持っていく。

10:50 
中田氏、東京高等裁判所に到着。

11:00から裁判の犬丸氏に、
「中田さんの陳述書、取り下げられているわよ。ひどい」
「中田さんの言い分が原告には不都合なのよね」
「伊藤さんが持ってっちゃった」
と告げられる。
中田氏の陳述書を独立党の伊藤氏が勝手に取り下げていたようだ。
陳述書の内容は、未来、共産比例票の異常な少なさ、豊島区選挙管理委員会インタビュー、機械化選挙、ムサシの前科など。

11:50 
裁判開始。
裁判官が「これ以上、証拠を吟味する必要はない」とばかり言うだけ。
大場氏、原氏、丸子氏の順で抗弁。
「私たちの後ろには3000人の賛同者がいる」云々。
しかし、中田氏の陳述書を奪った伊藤氏は、一切抗弁せず。
裁判官に発言を制され、終了。
中田氏に謝りに来たのは大場氏のみであるが、
「中田さんの陳述書があっても判決は変わらなかった」
と発言。
原氏は激昂して中田氏に反論したが、
「中田の陳述書は、弁護士が『提出できる』と言ってたんですよ」
と言うと、原氏は静かになる。
原氏は、中田氏の陳述書が弁護士のお墨付きを知らなかった。
中田氏がテープレコーダーを回し始める。
しかし、原氏は何も言わず、テープレコーダーを切るように注文。
「ムサシなど企業のカウンター訴訟のリスクがあった」
「裁判をすすめる上でマイナスになると判断した」
など発言。

しかし、犬丸氏がこう言うと、原氏は更に顔色をなくす。
「中田さんのデータなども含め、提出したら次回までさらに吟味することになった」
「中田さんの陳述書は私(犬丸)が提出します」


伊藤氏は「原告が決めることだ」と言っていたにも関わらず、
「なぜ、中田に一言の連絡もないのか?」
「仲間の一人に『中田さんには自分(伊藤)から説明する』って約束したじゃないか?」
と言われ、伊藤は謝る。

この態度に原告を希望していた一人がキレる。
「仁義にもとる! 伊藤、お前は権力側の人間だろう!?

なぜか同席していた藤島利久氏が、
「吊るし上げのようなことはよくないよ。みんなよくがんばったじゃないか。」
と発言。

中田「藤島さん。私のツイートを『冷静にならないと巨悪には勝てない』と批判しましたね」
藤島「……いちいち憶えてないけどね」
中田「私のグラフは無意味ですか?」
藤島「それは、あとで時間とって話しますか?」
中田「今、言えないんならいいです」

この藤島氏であるが、原が会いに行ったとき、藤島は「この裁判は勝てない」と明言していたという。
勝つ気がないのに訴訟をしている藤島氏は、カンパを募っている。

犬丸勝子さんの裁判だけ次の証拠調べまでいったが、その件についての藤島氏の言い分、
「裁判官が違うからねえ」
「こんなもん、経験済なんだよ」


中田氏は、丸子氏に質問する。

「(福島原発事故の放射能の)実害は過去にも今後もほとんどない、除染は全く不要であり、今すぐ全住民が避難地帯に帰ってもなんら支障はないと考えるリチャード・コシミズと、同じ意見ですか?」
「さようなら原発1000万人アクション」=統一教会だったリチャード・コシミズと同じ意見ですか?」
「野田佳彦の写真の下に「ホモ」と書くのは同性愛者差別ではないですか?」

丸子氏、回答せず。



以上、中田氏ブログのまとめです。


「第429号法廷」

(一部掲載開始)

傍聴人として見学に行ってきた。

◆(行ケ)第7,17号
10時開廷。
藤島利久氏が起こした訴訟である。
訴訟番号が2つあることからも原告は2名であると思われるが、藤島氏しか出廷してこなかった。
今回初めて裁判の傍聴をしたのだが、想像以上にあっさりしたものだった。
刑事訴訟の場合はこれとは違うのかもしれないが、口頭弁論といっても原告の陳述が事前に提出された書面と同一であるという確認がされれば、そのまま弁論は終了となる。
傍聴人としてはどういう主張だったのかは具体的にその場において知ることはできない。
藤島氏やほかの原告が訴状をWebにて公開していたからこそどういう主張を展開しているのか知ることが出来ていたが、事前にそういった情報をチェックしていなければ、何が何だかわからないままあっという間に口頭弁論は終了してしまう。
訴えたい内容が事前に提出した文書と同じなら、それを再度読み上げてもらったところで特に変わりはないわけで、時間の節約になるうえ、噛んだり、読みこぼしたり、聞き取りにくかったりしうる「訴えのライブ」にわざわざ時間を割くこともないだろうから、合理的ではある。
傍聴人には優しくないが、判決に影響を与えるわけでもない傍聴人に見せる事を優先するわけでもないし、無駄を排除した段取りである。
この展開に関して藤島氏は慣れたもので、後述する2者のような反応は特に見せなかった。
判事らが席を外して合議している数分間、藤島氏が勝手に被告人(中央選挙管理会と埼玉県選挙管理委員会)席に声をかけて注意される場面はあったものの、口頭弁論はつつがなく終了。
3月22日午前11時に判決が言い渡されるとのこと。

◆(行ケ)第6,10,11,12,14,18,25号
11時開廷。犬丸勝子氏らの訴訟が7つ併せて行われることになった訴訟。
最初原告は2名ほどしかいなかったが、開廷間もない時間にさらに2名が入ってきて、計4名であった。
ここでもまた口頭弁論はあっけなく終わる展開であったのだが、犬丸氏が食い下がった。
訴えの追加があるなら話すという流れにおいて、犬丸氏は自分の不満というか疑問というか、そういうものをしゃべっていた。
整然としているわけでもなくまくしたてられた話(しかも途中で何度も判事から「結論を言ってください」と遮られた)を聞き取って記録することは非常に困難で、RK動画からの文字越しのようなことはできなかったが、聞き取り理解できた範囲では「中央管理委員会がどうやって誰が選ばれ、どう選挙を運用しているかがわからない。ネットで調べたけどわからず、関係者らに100の質問を送ったが、何の反応もなかった」(私の聞き間違いの可能性は排除できないが、概ねこうだったと思う)という主旨のことを言っていた。
やたらと「ネットで」という単語が出ていた。
残念ながら法廷は訴えはともかく単なる質問を聞く場ではないので、判事が犬丸氏の発言を簡潔に述べるよう要請することはあったものの、特に答えてはもらっていなかった。
そういう疑問はおそらくWikipediaの記述などを足掛かりに、法律書でも調べたり、情報開示請求でもしないとわからないのではないだろうか。
ネットに何でもかんでもあるわけではないだろう。
ちなみにこの口頭弁論。
裁判ウォッチャーとして有名な阿曽山大噴火が来ていた。
あの出で立ちで人間違いということはないと思う(初めて知ったが、スカートの下にスウェットを履いていた)。
3月22日午前11時に判決が言い渡されるとのこと。

◆(行ケ)第4号
11時50分開廷。いわゆる「原告団」の人たちによる訴訟である。
この人たちに関しては、追放だ詐欺だ内部告発だと、なんだかいろんな話が飛び交ってて、現在どういう状態なのか把握する気になれなかったのだが、原告として男性3名と女性1名が出廷していた。
こちらもまあ、口頭弁論に関しては提出してある書類と同一ということであっけなく終了。
ただ、原告側の要請だか、証拠だかが一部却下される旨申し渡されるシーンがあった(この辺に関して詳しくわからなくて申し訳ない)。
こちらでもあっけなく終わるところに発言がさしはさまれ(やっぱりこれも判事に注意されるのだが)、「自分たちは素人にすぎないが、3000人もの後押しを受けている」とか、「証拠を却下せずにじっくりと吟味してほしい」とか「迅速じゃなくていいから慎重な審議をしてほしい」とか「投票用紙を開示してほしい」などと主張していた。
違法な方法で選出された国会議員がいるとして、そのインチキ議員が長々と立法にかかわっていたらすごく問題があると思うのだが、時間をかけて審議してほしいという発言は所謂「百日裁判」を完全に逆行している。
3月22日午前11時に判決が言い渡されるとのこと。
・・・・・・全部まとめて言い渡されるのだろうか?

3つの訴訟のうち、藤島氏を除く2組の不正選挙の訴訟では、原告が「自分の頑張りをあっさり片付けないでほしい」という、そういう願いがあったように思う。
だからこそ、口頭弁論の内容が書面と同一なら省略され、特に自らの主張を声に出して法廷の場で訴えることもなく、「判決は22日に」とすいすいと進んでしまうドライさに、発言を抑えられなかったのではないだろうか。
正直なところ私自身、ドラマの刑事事件の法廷ほどのことはなくとも、原告の証拠やら主張に対して被告側の答弁といったものが直に見られるのかと思っていた。
しかし、原告の出した書類とそれに対して出された被告側の答弁の書類に特に追加がないなら、今日はこのまま終わりとなって判決を後日、という進み具合に拍子抜けした。
言ってしまえば面白みがない。
このあっさりとした展開に場馴れして、特に不平も言わずに「この後、地下の喫茶室に行きますので、お話ある方はそちらへ」とつないだ藤島氏がすごく軽く見えてしまったほどである。
実際には「法廷での訴え」に拘って粘った犬丸氏や、原告団の方が裁判所的には「困った人」という扱いなのだが。
まあとにかく結末というか判決は22日の午前11時だということなので、興味と時間のある方はどうぞ。
今回の口頭弁論に当たって、裁判所では傍聴人の抽選を予定していたが、いずれも38人の定員に対して定員割れを起こし、そのまま傍聴することとなった。
ちなみに14時10分から抽選となっていた「票の格差による選挙無効裁判」の判決も傍聴しようとしたのだが、ハズレてしまって傍聴することは叶わなかった。
余談
あとこれは完全に余談なのだが、最初の藤島氏の裁判が終わり、その次の裁判を傍聴するべく傍聴抽選券交付所にいたとろ、拡声器で何事かを熱くかたっている人物が1名。
こういう官庁街だとそういう人もいるかもなあ、などとのんきに構えていたところ、拡声器の声からは何故か藤島氏の名前が。
なにやら藤島氏を攻撃する言辞を発しているのである。
後に拡声器でしゃべっている人のいたあたりに行くと、大量の紙が張り出されていた。
かなりの枚数の紙が張り出されているうえ、字が詰まったものだったので全部に目を通すことはしなかったのだが、どうやら過去に藤島氏とトラブルになり、裁判沙汰になるも訴えを棄却された人らしかった。
藤島氏、裁判起こしたり起こされたり、裁判終わっても恨まれたり、なかなか忙しいことである。

(掲載終了)


「<速報>不正選挙訴訟・3月6日口頭弁論(東京高裁)」

(一部掲載開始)

<3件共通事項>

・どの裁判も同じ法廷で開かれ、傍聴席38席に対して傍聴希望者が定員に満たなかったため無抽選で傍聴ができた。

・全て本日で結審。判決は3月22日の午前11時に決定。

<10時~藤島氏裁判>傍聴希望者25人

7号(藤島氏)・17号(男性)の併合裁判。

法廷に現れたのは藤島氏のみ。近くのコンビニへ行くようなラフな服装。(スーツなどの正装ではない)

被告は選管代理人(7名)

藤島氏は傍聴席に知り合いが何人もいたようで、傍聴席に向かってあいさつをしたり、閉廷後「地下の喫茶店に」という会話あり。

開廷前に藤島氏が「(代理人の多さにについて)そんなに国家予算を使う必要ないのに」と揶揄する発言あり。

また「誰が埼玉選管の代理人で、誰が中央選管の代理人なの?」との発言(途中裁判官退席中に)し、被告側は「答える必要はない」と回答。更に藤島氏が「人間なんだから普通のあいさつをするでしょ。誰が嘘つく顔なのか見極めるためにも~」(途中で裁判官が戻ってきたので会話が終わる)とのやり取りあり。
 
本日藤島氏が提出した準備書面は「昨日まで調査をやっていたので、まとめてから一週間後に提出する」という内容のみで、調査の内容は本日全く提出されず。
 
裁判官は「選挙裁判は100日以内の判決」という性質のものなので(藤島氏はそれを最初から理解している)、新しいものは採用せず、本日までの書面のやりとりで判決を出すと宣言。
藤島氏は「それでも追加書類をだす」と食い下がるが「書類提出はできるが採用するかどうかは裁判所が判断する」と、事実上受け付けられないことに。
 
つまり、藤島氏の街頭調査は証拠として提出されることなく、何の役にも立たないゴミ同然ということに。
 
(1月15日から2カ月近くあって、口頭弁論日も分かっていて、100日判決であることも理解しているのに、「昨日までやっていたから提出に一週間かかる」というのは全て藤島氏の責任でしょう。
もっと早くやって提出していれば少なくとも証拠として提出はできたはず。善意の寄付?は藤島氏の旅行と飲み食いに使われただけの結果に
 
 
<11時~犬丸氏や村田氏が含まれる7件併合裁判>傍聴希望者18人

6号山本氏(男性)、10号犬丸勝子氏、11号谷川氏(男性)12号佐竹氏(女性)、14号田中氏(男性)、18号村田氏(女性)、25号稲垣氏(男性)のうち、犬丸氏本人と、男性3名が出廷。そのうち2名は本人で、もう一人は本人なのか代理人なのかは不明。
注・犬丸氏がツイッターで事前に名前を公表したうち村山性の女性は間違いで、村田性が正しい。
つまり村田性の女性の提訴は存在しました。(たぶん村田氏だと思いますが、村田は本名ではないといったり、事件番号は明かされていませんので厳密には特定できません)
 
傍聴数は少し減る(藤島氏のサポーター?の人は藤島氏の裁判だけ傍聴して後はしなかった?)
傍聴席に猫旅館女将こと丸子睦美氏の姿あり(藤島氏の時はいなかった)。原氏など他の原告団員がいたかどうかは確認できていません。(ただし丸子睦美氏の知り合いは何人も傍聴席にいて、丸子氏と挨拶などをかわしていた)
 
7人のうち書面を本日までに準備書面を提出した方が何人かいた。(数と内容については不明ですが不正の根拠となる書類だと思います)
 
犬丸氏だけが発言(男性3名は一言も発言せず)し、「この選挙はむちゃくちゃで、あっちこっちで調べたがまだまだ結審するには早い」といった裁判と関係ない主張をかなりしつこく話し、裁判官に「簡潔に言ってください」「それは裁判と関係ありません」と何度も言われる場面あり。
 
 
<11時50分~原告団裁判>傍聴希望者29人
代理人ではなく原氏、大場氏、丸子氏、伊藤氏4名が出廷。
 
本日朝まで書面を提出し、25種類の内容がある模様。(内容不明)
 
裁判官が前2つと同じように本日結審しようとした際に3名が発言。
原氏・この裁判は影響が大きいので、100日という短い時間で判断されるべきでない
大場氏・ネットを通じて何千もの?(具体的な数字は確認できません)人が不正を確認した事実?があり、その点も被告の言い分だけではなく、そのことも考慮してほしい?そうでないと自分たちのこれまでの努力が水の泡となってしまう(文脈はよくわかりませんが、一方的にはしないでくれという陳述?)
丸子氏・私たちは素人で相手はプロ。そこが不公平(意味がわかりません)。今朝までかかって出した書面もあるのに口頭弁論をこれで終わらせるのは納得がいかない。
伊藤氏は何も発言せず。
 
裁判官が「本日までのものは全て確認(採用するかどうかは内容次第で判断される)した上で判決をだします。ただしこれ以上の証拠採用はしません」と宣言。
 
追加原告者申請について原告団側から何か書面が提出されたかどうかはわかりません。本日の法廷ではそれについての発言はなし。
 
 
<ここからは印象中心の内容>
原氏と大場氏は硬いセリフ口調で、相談した弁護士から「具体的なことが言えないなら、内容の重大さを主張するセリフを」ということで練習したような言葉遣い。
それに比べて丸子氏は話し方も堂々としていて、裁判自体も慣れた様子。裁判所に不釣り合いなぐらい終始笑顔で余裕があった。(本人のキャラかも知れませんが)
伊藤氏は丸子氏から受けとっていたメモを必死に読んでいたが、何も発言せず。今日裁判所に来て初めて内容(役割)を知ったようで、かなり薄い印象。丸子氏に従属する子分のような雰囲気。
 
また丸子氏は村田氏の裁判を傍聴していたが、村田氏が出廷するのかどうかを注目するようなそぶりは一切なし。
あれだけトラブルをおこした相手が法廷に現れるかもしれないのに、そんなことを気にかける様子はなく、終始笑顔で知り合いと談笑。

(掲載終了)

気になるキーワード