亀田製菓:柿の種とピーナツ、理想比率の投票を 現在は6対4
2013年03月07日
亀田製菓(本社・新潟市)は、同社の看板商品「亀田の柿の種」の柿の種とピーナツの理想の比率を募る「国民投票キャンペーン」を実施している。
同製品は66年に販売が始まった。当初は柿の種とピーナツの比率は重量比で7対3だったが、その後社内での研究で「6対4が最適」と判断され、長年この比率が「黄金比率」として維持されてきた。
しかし近年、女性から「ピーナツはもっと少なくていい」との声が寄せられるようになったという。女優のYOUさんもその一人で、昨年夏、テレビ番組の収録で新潟市の同社工場を訪問した際、工場長に「8対2にしてほしい」と要望した。同社は長年の経験などで6対4に自信を持っているというが、「この際、皆さんに広くベストの比率を聞いてみよう」と考えた。
亀田の柿の種シリーズの購入者が対象で、はがきで応募する。締め切りは3月31日。応募者のうち計1000人に、投票で最も多かった比率の製品とアイスクリームや特製タンブラーのセットを贈呈する。詳しくは同社ホームページ(http://www.e−kakinotane.com/hiritsu_campaign)。