「いつかはゆかし」に対する一部ブロガーによるデマが出ており、その風評被害を防ぐために、昨日リリースを出しました。皆様には大変ご心配をおかけしました。それにしてもテレビＣＭを打つようになると色々な事が急に起きますね。

世の中、人それぞれの見方があり、その意見は尊重されるべきだと思います。ですから言論の世界ではその筆者の責任においてその媒体責任内で何を言ってもよい気がしますが、ことインターネット上の発言は、ビジネスの世界や一般の世界に繋がっています。

従来の紙メディアは書き手...に対して編集部という第三者がいたので事実関係や客観性が担保されていましたが、インターネットの場合はそれはありません。それなのに近年は紙メディアよりもネットが影響力がある場合もあるので、情報発信者の信頼性について受手側の充分な吟味が必要になりそうです。

当社は私企業であり、お客様や社員や取引先含め、非常に多くの関係者がおります。事実無根の発言が関係者にご迷惑をかけるリスクがある場合には、当社法務部しかるべき専門家の助言を経て削除対応・再発防止策を図ることになります。

公的機関や弁護士による解決という言葉を聞くと普通の人はちょっと仰々しくてびっくりするかもしれないのですが、法律に基づいて公平に処理するのがこの社会のルールなので冷静にそれに従う形になりました。

ちなみに「一部ブロガー」については当社リリース上では一切、名指しはしていません。ブロガーの今後の活動の足を引っ張るつもりがこちらにないからです。世の中には、色々な見方があるからこそ面白いと思っています。

アメーバ・ニュース　

公式リリース全文　

本日、昨日のリリースをご覧になった大手新聞記者さんから電話取材を受けました。″ソーシャルメディア時代の企業のリスクマネジメント”の観点からコメントをしました。「ネットの暴力」からどのように身を守るのか、多くの企業が今手探りだと思います。

nettorubule












ネットのデマには政治家も苦労しているみたいですが（枝野官房長官、「家族を海外に逃がした」デマに刑事告訴検討」）　当社の場合は主に企業のリスクマネジメントの議論が進んでいる英米のケースを参考にして対応しています。　


ただテクニカルな処理や諸対応は別にして、一番よいのは、「世間には色々な見方があるなー」と正々堂々と構えて、益々本業に精を出すことですね。