育毛効果のあるハーブ
1.アロエ Aloe
アロエに含まれる成分『アロイン』は、男性型脱毛の原因である物質を抑える効果があると言われています。また血行を促進し、毛根に栄養を与え、強くハリのある毛髪へと導くほか、頭皮を炎症から守り、脱毛を予防します。また毛穴に詰まった汚れを取り除き、頭皮のpHバランスを整えてくれます。
2.タンニン酸 Tannic Acid
タンニン酸はとても分子が細かいため、細胞内部への浸透力も抜群。また仮死状態の毛母細胞を活性させて発毛サイクルを正常な状態に戻し、細胞を再生させる作用があります。
3.ビワの葉エキスLoquat (Eriobotrya japonica) (Lindley) Leaf Extract
ビワの葉エキスには、DPCs(ヒト頭髪毛乳頭細胞)とNHEK(正常ヒト表皮角化細胞)の数を増やす働きがあります。髪の太さは毛乳頭の大きさで決まるため、DPCsの数が増えれば強く太く健康な髪になります。また毛乳頭細胞はケラチン細胞で出来ており、NHEKが増えることで、頭皮と育毛を活性させてくれます。
4.バナバ Banaba Corosolic Acid
バナバに含まれるコロリン酸は、DPCs(ヒト頭髪毛乳頭細胞)とNHEK(正常ヒト表皮角化細胞)の数を増やす働きを、さらに促す作用があります。
5. 銀杏 Ginko Biloba
血管拡張作用に優れた銀杏は、血液の粘りを滅らし、末梢血管の流れを良くする働きを持ちます。また血液と血管の状態を向上させることによって、頭皮や毛根に栄養分が行き渡り易くなり、育毛効果を発揮します。
6. ぶどう種エキス Grape Seed Extract
ポリフェノールの一種OPCs(オリゴメリック・プロアントシアニジン)は、育毛を妨げる最も大きな原因であるDHTを抑制すると言われています。またOPCs は、髪の成長サイクルの休止期の髪を成長期に変化させ、発毛を促進する働きがあるほか、カテキンがたくさん連なり、その抗酸化力はビタミンEの5倍。つまり老化防止作用に優れています。
7. ビオチン Biotin
ビオチンは、皮膚の基底細胞下にある毛細血管を太くして血流を促す効果があるため、頭皮の調子を整え、毛髪の発育機能を高めるとされています。また、DNAを修復し、遺伝子を正常化し、髪を作る細胞の有糸分裂を促します。
8. ローズマリーオイル Rosemary Oil
フケ、脱毛に悩む頭皮を改善し、髪の成長を促進する作用が期待できます。ローズマリーに含まれるウルソール酸(ursolic acid)は、コラーゲンを分解する酵素の働きを抑制したり、コラーゲン線維の産生を増強させる働きを持っています。また頭皮の毛包(もうほう)幹細胞で作られる「17 型コラーゲン」は、脱毛と白髪の生成に大きく関与しており、ウルソール酸は17型コラーゲンの生成に働きかけ、育毛効果を発揮するとされています。またローズマリーオイルは、細胞分裂を活発にし、毛細血管を太くすることで、発毛作用を促してくれます。
9. パントテン酸 /パンテノール Panthenol (Pro-Vitamin B5)
パンテノールは保湿、抗炎症、組織修復や代謝促進効果のほか、頭皮細胞を潤し、肌に弾力をもたらすことによって、発毛、育毛を促進します。また、薄毛や細毛などに限らず、髪の毛本体への浸透率が高く早いため、切れ毛や枝毛のダメージケアとしても使われています。
10. クエン酸Citric Acid
クエン酸は、pHを調整し、古くなった角質の除去、血液浄化、弱アルカリ体質化(体液を弱アルカリ化し自然治癒力を向上させる)、新陳代謝の向上に加え、ストレスを解消する効果も知られています。さらに代謝を活発にすることで老化抑制・花粉症・喘息・アレルギー性皮膚炎の緩和が可能です。またカルシウムの吸収促進や、濃度によって水虫やアトピーの治癒など、皮膚細胞がみずみずしくなる効果が期待できます。
11. ヒマワリ Sunflower Oil
不飽和脂肪酸であるオレイン酸(人間の皮脂の主原料)やリノール酸が多く含まれています。柔軟効果、水分保持力、酸化防止効果があり、また不乾性油で保湿力が高く、蒸発しにくい油なので、痛んだキューティクルをコーティングして内部の水分を閉じ込め、潤いと艶のある髪の毛を作ります。またγ-リノレン酸(髪の健康に欠かせないomega-6 fatty acid)は、男性型および女性型脱毛症の脱毛を妨ぐと言われています。