2回、安打を放つ中田=ヤフオクドーム(撮影・岡田亮二) 【拡大】
明日8日から始まる第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次ラウンドで日本と対戦する台湾代表に対し、7日付の同国有力紙アップルデイリー電子版が要警戒の侍戦士として日本ハム・中田翔内野手(23)の名を上げている。
中田は1次ラウンドで出場した2試合で7打数4安打1打点、打率・571の好成績をマーク。同電子版は中田の写真を紹介し「中華隊が用心しなければならない相手」と警戒警報を出している。国際試合の舞台でも勝負強さを発揮している23歳のスラッガーを抑えるかがカギを握ると見ているわけだ。
また同電子版では、日本戦での先発が濃厚な前ナショナルズの王建民を「日本戦へ準備良し」の見出しでクローズアップ。「(2次ラウンド)第1戦の先発として全力で準備したい」という気合のこもったコメントを紹介している。
台湾代表・謝長亨監督「日本はトップバッターから9番まで全く気を抜けない。優れた左投手もたくさんおり、点を取るのは簡単なことではない。失点を少なくしなければいけない。野手の守りが大事になってくる」