書と証のちがい

petit_puisさん

【書・証】

ことばの意味だけなら辞書が正確です。

しょ【書】［音］ショ（呉）（漢） ［訓］かく ふみ［学習漢字］2年
１ 文字をかきしるす。「書記・書写／朱書・浄書・大書・代書・板書」
２ 一定のかき方でかいた文字。「書画・書道／楷書(かいしょ)・草書・篆書(てんしょ)」
３ 事柄をかきつけたもの。文書や手紙。「書簡・書類／遺書・願書・証書・信書・投書・封書・返書・密書」
４ 本。書物。「書籍・書店・書物／古書・司書・辞書・叢書(そうしょ)・蔵書・著書・図書・読書・洋書」
５ 「書経」のこと。「詩書」
［名のり］のぶ・のり・ひさ・ふむ・ふん
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%9B%B8&dtype=0&dname=...


しょう【証〔證〕】［音］ショウ（呉）（漢） ［訓］あかす あかし［学習漢字］5年
１ 確かな根拠に基づいて事実を明らかにする。あかす。「証言・証人・証明／検証・考証・実証・認証・論証」
２ 事実を明らかにするもの。あかし。「証左・証跡／引証・確証・反証・物証・傍証」
３ 証明のための文書。「証券・証書／学生証・免許証」
４ 仏教で、悟り。「証果／内証(ないしょう)」
◆「証」と「證」はもと別字で、「証」はいさめる意を表した。
［名のり］あきら・つく・み［難読］内証(ないしょ)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E8%A8%BC&dtype=0&dname=...


「許可書／許可証」がどちらも行政行為に使われほぼ同じであることは次のサイトに、

> 許可（きょか）とは、行政法学上、法令に基づき一般的に（「一般的に」とは、「誰もが」という意味である。）禁止されている行為について、特定の場合又は相手方に限ってその禁止を解除するという法律効果を有する行政行為をいう。許可したこと証明する書面を「許可書」・「許可証」などと呼ぶ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%B1%E5%8F%AF

「領収書／領収証」がほぼ同じであることは以下のサイトにありました。

領収書と領収証の違い！？（榊経営会計事務所）
> コクヨ等市販されているものは「領収証」となっております。
> タクシーなどのレシートには、概ね「領収書」と記載
http://sakaki-keiei.jp/?p=9259

国税庁の用法としては、
・総称は「領収書」
・領収証は、『「受取書」、「領収証」、「レシート」、「預り書」はもちろんのこと、
受取事実を証明するために請求書や納品書などに「代済」、
「相済」とか「了」などと記入したものや、・・・』
と狭義の意味で使われている

というところが興味深かったです。
国税庁では、むしろ「証」のほうが書きつけ的なものを含むのですね。


kkzkkzmzmzさま

macaron_japonaisさん

「領収書」「領収証」、「許可書」「許可証」、いずれも同等のもので効力に違いはありません。ほとんどの場合、「証」も「書」も同じ意味で使われています。