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最終更新:2013年3月7日(木) 10時6分

独“安全認証”機関、日本の観光地の放射線量公表

独“安全認証”機関、日本の観光地の放射線量公表

 福島第一原発の事故からまもなく2年になるのを前に、安全認証を行うドイツの機関が日本の観光地の放射線量を独自に測定し、安全性について公表しました。

 放射線量の調査を行ったのはドイツに本部を置く、世界的な第3者認証機関「テュフ・ラインランド」で、東北を除く日本の主要な観光地で、独自に放射線量を測定しました。測定では、一年間に許容できる被爆量の基準が国際的な基準より低い「数十マイクロシーベルト」と規定されましたが、観測した全ての地点で基準を下回ったということで、関東や関西など35か所の観光地の「安全」が「認証」されました。

 「例えばここ(河口湖)では、最高値は毎時0.09マイクロシーベルト。この数値は非常に低いですね」(放射線量を測定した シュモーラック博士)

 ドイツなど、ヨーロッパから日本への観光客は震災以降、4分の1以上減少しており、旅行業者にとっても安全認証は朗報と言えます。(07日08:32)

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