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原発5キロ圏 11施設に放射能防ぐ空調
福井県は5日、原発事故時に寝たきりの高齢者や子どもらが一時的に屋内退避できるよう、原発の半径5キロ圏内にある学校など11施設に放射性物質汚染を防ぐフィルター付き空調設備を来年3月までに設置する、と発表した。
整備費は18億円で全額を国の補助金で賄う。
原子力規制委員会が避難基準などを盛り込んだ災害対策指針を改定したのを受け、国が各原発の周辺で整備する方針を示した。
設置対象は敦賀市立西浦小・中学校や廃校となった高浜町の旧音海小・中学校、避難が困難な高齢者が多く入院・入所する高浜町の高浜病院や同町の介護老人保健施設など。放射性物質が入り込むのを防ぐため窓の二重化なども同時に行う。
県は5日、フィルター付き空調設備設置費などを含む277億2800万円の2012年度一般会計補正予算案を開会中の県議会に追加提案した。
(2013年3月6日 読売新聞)
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