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JR 200駅で帰宅困難者受け入れへ3月7日 4時22分
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大地震で鉄道の運行が停止し、多くの帰宅困難者が出る事態に備えて、JR東日本は首都圏の200の駅で飲料水などの備蓄を進め、帰宅困難者を一時的に受け入れることになりました。
おととし3月の東日本大震災の発生直後、首都圏では交通機関が停止して多くの人が移動できなくなりましたが、JR東日本は、駅の構内に人が集中するのは危険だとして、一部の駅でシャッターを閉める対応を取り、東京都から改善を求められました。
その後、JRは新宿や渋谷など主要な30の駅に飲料水や食料などを備蓄し、帰宅困難者が集中した場合、駅の構内を一時的に開放することを決めています。
今後、新たに東京駅から30キロ圏内にある比較的規模の大きな170の駅も帰宅困難者に開放することになりました。
これによって、首都圏のJRでは、合わせて200の駅で帰宅困難者を一時的に受け入れることになり、JR山手線では、29ある駅のうち、25の駅が対象となります。JRは、各駅で飲料水や簡易トイレなどの備蓄を進め、対象となった以外の駅でもトイレや公衆電話を使えるようにして、できるかぎり帰宅困難者に対応したいとしています。
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