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【ゴルフ】

4年ぶり日本人女王狙う 岡本門下 マユ&リカコ

2013年3月7日 紙面から

 女子の国内ゴルフツアーが8日に沖縄県・琉球GC(6435ヤード、パー72)で開催されるダイキンオーキッドレディス(賞金総額8000万円、優勝1440万円)で開幕する。年間試合数は昨年より1試合多い36試合で4日間競技も増える今季、4年ぶりとなる日本人賞金女王へ向け“岡本綾子門下生”の服部真夕(25)=LIXIL=、森田理香子(23)=リコー=が開幕ダッシュを狙う。

 賞金女王タイトルは2009年の横峯さくらを最後に、昨季まで3年連続で韓国勢に流出中。日本選手の手に奪回すべく、今季女王候補に名乗りを上げたのが服部と森田。昨年の賞金ランクでは森田が7位、服部が10位と、ともにベストテンに入り、新シーズンにはさらにワンランク上の活躍を期待される“綾子チルドレン”だ。

 「師匠から日替わり定食って言われないように1年間安定したスイングで頑張りたい。今年は予選落ちすると師匠の家の草むしりに行かなきゃいけない約束」とは服部。まずは序盤戦での1勝を目指し、年間複数回Vと賞金ランク5位以内を自身のノルマとした。「…ということは、韓国選手と賞金女王争いすることが必須になってくると認識してます」

 森田は「前半戦の目標は全英リコー女子オープン出場権を取る(6月中旬までの賞金ランク上位5人)こと。そのためには早く1勝はしないと。今年期待されているのはわかってるし、今の自分はそれに応えられると思います」と、自信ものぞかせた。「出るからには1番を目指す」と、賞金女王争いでも頂点を狙う意欲を見せる。

 師匠の岡本綾子(61)=ダイワボウホールディングス=も「どちらも予選落ちが0だったら、ご褒美あげるわ。まあ2人には女王争いしてもらわないと困るね、確かに」と語った。マユ&リカコの活躍が、今季ツアーの鍵を握りそうだ。 (月橋文美)

 

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